かねてから愛用しているGRANBEAT。発売が2017年2月末で、発売早々に購入していますので、およそ2年半以上使っていることになります。
ONKYOのGRANBEATを使い始めてから約2年が経ちました。今回は、デメリットとメリットをあげてみます。これから購入を考えている人がいたら、よかったら参考にしてください。 GRANBEATのデメリット GRANB[…]
そして先日、ついに修理に出しました。その時の記録です。
GRANBEATの不具合は3.5mmフラグ
さすがに2年以上使っていると、いくつか不具合らしい現象が起きてきました。プラグの接触やバッテリーの持ちも悪くなってきたり、Androidも更新されないのでずっと変わらずAndroidバージョンは6のまま。
ただ、今回修理に出すことにしたのは大きな問題がありまして、それは「3.5mmプラグから音が出ない」ということでした。
ちょっと前までは「ちょっとした接触の問題かな?」という感じで、プラグを抜き差ししていたら音が出たり出なかったりしていたのですが、先日ついに全く反応しなくなりました。
さあ、いよいよ困りました。
普段は2.5mmプラグを使っているから良いとはいえ、持っているイヤホンやヘッドホンの全部が全部2.5mmプラグ用のケーブルを持っているわけではありません。3.5mmプラグを使うときも多いですので、さすがに致命的です。
ちなみに、こんなケーブルを自作したりもしています。
ここのところ、イヤホンのリケーブル用ケーブルを何本か作ってきました。だんだん自分の技術も上がってきたり、試行錯誤をしていく中で基本スペックがだいぶ固まってきました。今回は自分用として、もう一本作ることにしました。 今回の完成品が上の画[…]
GRANBEATのサポートセンターに電話
そこで、GRANBEATの修理を視野に、ONKYOのスマートフォンサポートに電話で聞いてみました。
- プラグ部をエアダスターなどで掃除する
- 端末の再起動
- 他のイヤホンケーブルで試す
2・3番についてはすでに検証済みです。もちろん再起動は何回かしています。そして、プラグの不具合でまっさきに疑うのはイヤホンケーブル側のプラグの不具合ですから、何本かのイヤホンを試してみて同じ状況だったので、電話をした次第です。
ということで、一旦電話を切って、とりあえず1番を試してみましたが、現象変わらず。
改めて、サポートセンターに電話をして状況を伝えたところ、
- 端末を初期化する場合があるのでデータが消える可能性があること
- SDカード、SIMカードなどは抜いておくこと
- 購入時の箱があればそれに入れて送ること
- 修理しなくてもセンターに送って調査をした段階で料金が発生すること
全て了承して、端末を送付します。送付する際、onkyoのWEBからあらかじめケアシートをダウンロードして現象などを記入し、端末に同梱します。
送付先は、ネットなどには公開していないようで、山陰地方の修理センターを伝えられました。
もともとGRANBEATをメインスマホとしても使っていましたので、その時であれば送って修理するのは難しかったのですが、今はGRANBEATをスマホとしては使っていなかった(DAPとしてスマホと2台持ち)ので、初期化しても、修理に出してしばらく使えなくなる期間があっても、DAPならiRiverのAK70MK2も持っていますから大きなダメージはありません。
なので、あらかじめ初期化してから送付しました。
今となってはここが一番の後悔ポイントなのですが、端末を初期化した段階で動作検証しなかったのです!!
1週間程で連絡がきました
びっくりしたのですが、そうおそらく、プラグの不具合はハードウェア(パーツ)の問題ではなく、ソフトウェアの問題で、端末の初期をした時点でおそらく解消されていたのです!!
GRANBEATを修理しなくても手数料はかかる
ということで、9500円を支払うことにして、プラグの交換を行ってもらいました。
その後自宅にプラグを交換したGRANBEATが届きました(ちなみに修理代の支払いは代引きです)。確かに、3.5mmプラグは何にも問題なく聴けるんですよね。。。
先ほどもお伝えしましたが、おそらく端末の初期化によって、すでに不具合は解消していたのではないかと想像されます。
GRANBEATの修理に関する結論
GRANBEATに不具合が発生した場合、ぜひご自宅で端末の初期化をしてください。そして、修理を依頼する前に動作検証をしてください。もしかしたらそれだけで問題が解消される可能性があります。
それでもダメだったらサポートセンターに連絡して対応を確認してみましょう。
そしてやっぱり安心の日本製。今回のように修理に出すなどの場合に、とても丁寧な対応をしてくれて、安心して依頼することができます。
下記が問い合わせの窓口です。
発売当初は約9万円だったGRANBEATは今、5万円ほどで購入することができます。たくさんのメーカーから続々と新しいDAPが発売されていますが、音質はもちろん、2.5mmバランス接続が出来て、Androidを搭載してサブスクリプションにも対応する事などを考えると、最新のDAPとも十分に現役で勝負できるスペックを兼ね備えていますね。