QCYのカナル型(スティックタイプ)の完全ワイヤレスイヤホン「MeloBuds Pro」のレビューです。
「MeloBuds Pro」は、すでに発売されている「MeloBuds ANC」の進化版とも言えるTWSで、大きな特徴はLDACに対応しハイレゾ音源の再生が可能になって、価格が6,980円(定価)というコスパの高さにあります。
QCY MeloBuds Proは、12mmという大口径のダイナミック型ドライバーを搭載し、LDACにも対応、ハイレゾ認証も受けている高音質なイヤホンです。またアダプティブアクティブノイズキャンセリング機能、ENC通話ノイズキャンセリングマイク、外音取り込み、装着検出、マルチポイント、最大32時間のロングバッテリー+急速充電など、機能がもりもりに詰まっているにも関わらず、6,980円(定価)というコストパフォーマンスの高さが魅力のTWSです。
Air Pods Proと同じ「スティックタイプのカナル型イヤホン」で白(今回のレビュー機)にシルバーのラインが入っていて、ちょっと高見えするデザインではないでしょうか。
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製品提供:QCY
QCY MeloBuds Proの特徴
ハイレゾ対応の高音質
MeloBuds Proは高音質コーデックLDACに対応し、従来のBluetoothコーデック技術であるSBCと比較して約3倍の情報量を送信することができます。そのため、ワイヤレス接続でも原音に近いクリアな音楽を再現し、日本オーディオ協会からハイレゾオーディオ&ハイレゾワイヤレス認証を取得しています。
搭載しているドライバーは、12mmという大口径ダイナミック型ドライバー。QCY独自の空間オーディオ再生も可能となっています。
高性能なノイズキャンセリング機能
周囲の環境音に合わせて、自動的に強度を変化させるアダプティブノイズキャンセリングを搭載しています。イヤホンが自動的に周囲の環境音や、耳への装着状態、耳の形状などに合わせて騒音を自動的調整し、最大で-46dBのノイズキャンセリングを実現します。
また、QCYアプリを使用することで、好みの強度でノイズキャンセリングを設定することも可能となっています。
快適な装着感
スティックタイプのイヤホン本体は、耳とイヤホンを3点で均等に力を分散するデザインを採用し、わずか4gという軽量設計のため、長時間の装着でも聞き疲れや違和感を感じることがありません。
また、便利な装着検出機能を搭載していて、イヤホンを充電ケースから取り出し耳に装着すると自動的に接続し再生、耳から外すと自動的に停止します。
クリアで快適な通話品質
各イヤホンにはフィードフォワード、フィードバック、通話用の3つのマイクが内蔵されており、ENCノイズキャンセリングアルゴリズムと組み合わせることで、クリアな音声通話が可能となっています。
低遅延で動画が楽しめるゲームモード
搭載しているゲームモードでは、わずか80msという低遅延と安定した接続により、ほぼ遅延もなく動画やゲームを楽しむことができます。
ロングバッテリー+急速充電に対応
イヤホン本体が満充電の状態で最大8時間、付属の充電ケースを合わせて使うと、最大34時間の音楽再生が可能です。また、10分の急速充電で2時間の音楽再生が可能となるので、急な外出や忙しい通学通勤の朝でも便利です。
QCY MeloBuds Proのスペック
QCY MeloBuds Proのスペックを表にまとめました。
製品名 | QCY MeloBuds Pro |
ドライバーサイズ | 12mm |
再生周波数帯域 | 20Hz〜40KHz |
対応コーデック | AAC、SBC、LDAC |
Bluetooth受信距離 | 約10m |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetoothプロファイル | HFP 、A2DP、AVRCP |
防水性能 | ◯ |
連続再生時間(単体) | 8時間(ANC OFF) 7時間(ANC ON) |
充電ケース併用時の再生時間 | 34時間(ANC OFF) 30時間(ANC ON) |
重量(片側) | 4g |
重量 (全体) | 43g |
サイズ | W56.31mm×D51mm×H28mm |
充電時間 | 約2時間 |
充電コネクタ | USB Type-C |
外音取り込み機能 | ◯ |
Adaptive ANC | ◯(最大-46dB低減) |
通話用(ENC)ノイズキャンセリング | ◯(片側3マイク) |
マルチポイント | ◯ |
風ノイズ低減 | ◯ |
ゲームモード | ◯ |
専用アプリ | QCYアプリ |
同梱品 | 取扱説明書(保証書) 充電ケーブル(USB-C) イヤーピース(3種類) |
取扱説明書はバッチリ日本語です。イヤーピースは本体に装着されているものも含めて3種類。付属のUSB-Cケーブルはかなり短めです。
QCYアプリと連携
QCYアプリと連携することで、タッチコントロールの切り替え、イコライザー・ANCやゲームモードのオンオフなどが可能になります。
プリセットされているイコライザーは9種類。自分好みにカスタムで作成することも可能です。
QCY MeloBuds Proのレビュー
それでは、QCY MeloBuds Proを実際に使ってみてのレビューです。
QCY MeloBuds Proの外観など
ケースはこんな感じ。シンプルですが、右上のハイレゾマークが目立っています。
今回のレビュー機はホワイトカラーです。充電ケースは光の当たり方によって少し色味が変わって見える仕様になっています。
ケースを開けると保護シールが付いたイヤホン本体が出てきます。シールにはREMOVEと書かれているので、すぐに剥がして使用します。またシールには指紋マークが書いてある通り、タッチセンサーはシルバーのラインの上側になっています。下の方は特にセンサーにはなっていません。
保護シールを剥がずと、綺麗なシルバーのラインが光っています。
充電ケースはイヤホン本体を差し込むタイプです。
先ほども記載しましたが、ケースは光の当たり方によって色味が変わります。
充電ケース下部にはUSB-Cケーブルの差し込み口と、リセットボタンです。
イヤホン本体を充電ケースにおさめたところ。
イヤホン本体の裏側です。マイクの穴が見えます。
外側はシルバーのラインが光っています。
イヤホンを上から見たところ。
イヤホン本体を下から見たところ。
イヤーピースを外してみたところ。音道管が少し楕円形になっているのがわかります。
QCY MeloBuds Proの音質について
音質についてですが、この価格帯で考慮したら標準より良いレベルでうまくまとまっているように感じます。どこかの周波数や音域に特徴を出すと言うよりは、全体をフラットに鳴らしているようです。
ただ、ボリュームをある程度上げて聞かないと、ややこもったような音質になってしまうので、ある程度(iPhone+AppleMusicで聞く場合は、iPhoneの音量を50%以上)にすることをお勧めします。
また、イコライザーでもさまざまなプリセットが用意されていますので試してみても良いですし、音質をピンポイントで好みに合わせたい場合は自分でカスタマイズすることできます。
ちなみに、自宅で測定した波形でみると下記のような測定結果になりました。
300Hz〜1kHzあたりが他のイヤホンに比べて少し盛り上がっていて、低音をしっかり鳴らしていることがわかります。高音の10kHz周辺の下がり方がなだらかなので、高音がキンキンするようなことがないということも確認できます。
QCY MeloBuds Proの使用感について
MeloBuds Proのイヤホン本体はスティック型で、耳への装着感も良く、圧迫感もあまり強くないので快適です。イヤホン本体も片側たった4gと軽量ですので、長時間使っていても耳が痛くなったりすることはありません。
ノイズキャンセリングもしっかりと効きます。周りが騒がしい環境でもシャットアウトして、音楽や作業に集中することができます。ノイズキャンセリングもさまざまなシーンに合わせて切り替えることができますが、個人的にはANCモードと外音取り込み機能の2つがあれば十分かなと感じます。
QCY MeloBuds Proのまとめ
今回は、QCYの新作ワイヤレスイヤホンMeloBuds Proを実際に使ってみたレビューをしました。
QCY MeloBuds Proは、12mmという大口径のダイナミック型ドライバーを搭載し、LDACにも対応、ハイレゾ認証も受けている高音質なイヤホンです。またアダプティブアクティブノイズキャンセリング機能、ENC通話ノイズキャンセリングマイク、外音取り込み、装着検出、マルチポイント、最大32時間のロングバッテリー+急速充電など、機能がもりもりに詰まっているにも関わらず、6,980円(定価)というコストパフォーマンスの高さが魅力のTWSです。
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