LENOVO IdeaPad S540 実機レビュー|CPUに第10世代Core i5を搭載して6万円というコスパの高いノートパソコン

レノボの15.6インチノートパソコン「IdeaPad S540」の実機レビューです。15.6インチ液晶でCPUかCore i5、メモリ8GB、高速SSD256GBで、実売価格が6万円代という、コストパフォーマンスの高いノートパソコンです。

GOODポイント

  • 入力しやすいテンキー付き日本語キーボード
  • 普段使いには不満のないスペックで6万円代

BADポイント

  • ミネラルグレーという地味なカラー

IdeaPad S540スペック詳細

まずは今回のIdeaPad S540のスペック詳細です。

 

CPU インテル Core i5-10210U プロセッサー 
メモリ 8GB PC4-19200 
ストレージ 256GB (PCIe NVMe)
グラフィック CPU内蔵(インテル UHD グラフィックス)
ディスプレイ 15.6″FHD IPS 光沢なし LEDバックライト 1920×1080
キーボード 日本語キーボード
テンキー、バックライト付き
WEBカメラ 720p HDカメラ(シャッター付き)
入出力端子 USB Type-C ×1
USB 3.0 ×2
HDMI ×1
マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック ×1
サイズ 横358 x 奥行き245 x 高さ16.9mm
重さ 約1.8Kg
指紋センサー
無線LAN IEEE 802.11ac/a/b/g/n
バッテリー 最大連続時間20時間(65Wアダプター)

 

CPU-Zで確認した結果がこちらです。

 

IdeaPad S540の外観など

それでは外観から確認してみましょう。

ミネラルグレーというシックな色合いで、LENOVOののロゴが控えめに入ったボディです。どこでつかっても違和感がないという良さがある一方、あまり遊び心がないのでワクワク感はあまりないかもしれません

 

裏面です。すべり止めのゴム足は奥(ヒンジ側)はバー状に1本、手前には小さめのゴム足が2つついています。手前の両サイドはスピーカーになっています。

 

非光沢タイプの液晶は映り込みもほとんどなく、発色が良く綺麗です。

 

テンキー付きの日本語キーボードはデスクトップパソコンのキーボードを使い慣れた人でも、違和感なく馴染む事ができます。テンキーのサイズはやや小さめです。エンターキー回りも密集していてキーサイズが窮屈になっています。

 

斜めから見たキーボードのアップです。

 

パームレストに指紋認証を搭載しています。

 

 

ディスプレイはほぼ180度まで開くことができるので、お互いに画面を見ながら打ち合わせをしたりすることもできます。

 

IdeaPad S540の入出力ポート

続いて、IdeaPad S540の入出力ポートです。

本体左側面は電源、HDMI、USB Type-C、マイク・イヤホンコンボジャックです。

 

本体右側側面は、USB Type-A×2、カードスロットです。

 

 

 

IdeaPad S540のサイズと重さ

本体サイズは、

  • 幅358mm
  • 奥行き245mm
  • 高さ16.9mm

です。B4サイズの用紙が257mm×364mmなので、ほとんど同じサイズと考えて良いでしょう。本体重量は約1.8kgと、テンキーもついたフルサイズキーボードを搭載している15.6インチ液晶モデルのサイズにしては比較的軽量です。持ち運びも十分に可能な範囲内です。

 

セキュリティ対策済のWEBカメラ

搭載しているWEBカメラには、「物理シャッター」がついています。通常はシャッターをオン(カメラをオフ)にしておいて、必要な時だけシャッターをオフ(カメラをオン)にしておくことで、セキュリティ対策ができて、もしもの時のWEBカメラの乗っ取りなどにも対応することができます。

 

 

 

以下はベンチマークテストの結果です。

ThinkPad E15のベンチマークテストの結果

PC MARK10

パソコンの総合的な性能をチェックするためのベンチマークテスト「PCMARK 10」を実行したところ、総合スコアは「3843」でした。

 

PCMARK 10のスコアの詳細をみると、基本性能を示すEssentialsが8099、ビジネス系アプリのパフォーマンスを示すProductivityが6677と、どちらも快適さの目安となる3000を大幅に超えていました。クリエイティブ系アプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationは2849という結果になり、一般的なインターネット、動画サイト視聴、オフィス文書作成などを想定した使い方では不満がでるようなことはないスコアです。

 

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23の結果では、マルチコアが3239、シングルコアが1089、MP Raitoが2.97となりました。想定以上に高い数値が出ています。

マルチコア → CPU全体の性能
シングルコア → CPU内の1コアあたりの性能
MP Raito → CPU全体の数値をシングルコア性能で割った数値

ドラゴンクエストX ベンチマーク

ドラゴンクエストXのベンチマークテストを実行してみました。解像度フルHD1920×1080、グラフィック設定「最高品質」、フルスクリーンモードでスコアは4590で「普通」となりました。画質を調整すれば軽めのゲームは十分に遊ぶことができるでしょう。

 

CrystalDiskMark

ストレージの性能を「CrystalDiskMark」でチェックしてみたところ、3466.52MB/s、ライト2114.53MB/sとなりました。読み書きともに超高速です。このあたりがPCMark10などの高スコアにもつながっているのではないでしょうか。

 

IdeaPad S540実機レビューのまとめ

と言う事で、今回はレノボ(LENOVO)のノートパソコン「IdeaPad S540」の実機をレビューしました。

CPUに第10世代Corei5、8GBメモリ、256SSDなど、基本性能において普段使っている分には不満を感じるようなことはなく、ストレスなく作業ができます。この性能で実売価格は6万円代になりますので、コストパフォーマンスはかなり高いです。

シンプルなデザインで、仕事でもプライベートでも場所を選ばず使う事ができるので、価格を考えてもなるべく安くてちゃんと使えるテレワーク用やセカンドパソコンが欲しいという方にはお勧めできるノートパソコンです。

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