LENOVO ThinkBook14 実機レビュー|入出力端子が豊富でデータの読み書きが高速にできるモバイルノートパソコン

 LENOVO ThinkBook14の実機レビューです。ThinkBook14は入出力端子が豊富に揃っていて、データの読み書きが超高速な、ビジネスでも安心して使えるモバイルノートパソコンです。

GOODポイント

  • 入出力端子が豊富
  • データの読み書きが超高速のSSD

BADポイント

  • エンターキー周りのキーサイズ
  • 1.5kgとやや重い

 

今回のレビュー機はLENOVOさまよりお借りした端末「ThinkBook14(20RV006KJP)」使用しています。

ThinkBook14スペック詳細

まずは今回のThinkBook14(20RV006KJP)のスペック詳細です。

 

CPU インテル Core i3-10110U プロセッサー
メモリ 8GB PC4-21300 DDR4 SDRAM
ストレージ 256GB SSD (PCIe NVMe)
グラフィック CPU内蔵(インテル UHD グラフィックス)
ディスプレイ 14インチ FHD IPS LEDバックライト 光沢なし 1920×1080
キーボード バックライト付き日本語キーボード
WEBカメラ 720p HDカメラ
入出力端子 USB3.1 TypeA Gen1 x1、Gen2 x1 (Video-out 対応)
USB3.1 TypeC Gen1 x2(内、Powered USBx1)
USB2.0 TypeA x1 (カバー付き)
有線LAN×1
HDMI×1
マイク・ヘッドホン×1
SDカードリーダー
サイズ 横326 x 奥行き229.8 x 高さ17.9mm
重さ 約1.5Kg
指紋センサー
無線LAN IEEE 802.11 ac/a/b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠)
バッテリー 最大連続時間8.9時間(65Wアダプター)

 

CPU-Zでも確認してみました。

 

ThinkBook14の外観など

それでは外観から確認してみましょう。

ミネラルグレーという色合いでシンプルな天板です。LENOVOとThinkBookのロゴが入っていますが、本体と同系色であまり目立ちませんので、使う場所を選びません。

 

裏面です。すべり止めのゴム足は奥(ヒンジ側)はバー状に1本、手前には小さめのゴム足が2つついています。排気口もしっかり確保されています。手前の両サイドにスピーカーになっています。

 

非光沢タイプの液晶は映り込みもほとんどなく、発色が良く綺麗です。

 

キーボードの打ち心地はさすがのLENOVOです。深すぎず、軽すぎず、とても打ちやすいキーボードです。ただし、右側エンターキー周りの配置はキーが密集していてキーサイズが小さめです。押し間違えることはあまりありませんでしたが、少し気にしておく必要はありました。

 

斜めから見たキーボードのアップです。

 

右上の丸いボタンが電源ボタンになっていて、指紋センサーも搭載しています。またキーボードにはバックライトが付いていて、電源ボタンのバックライトがまるで皆既日食のようです。

 

ディスプレイはほぼ180度まで開くことができるので、お互いに画面を見ながら打ち合わせをしたりすることもできます。

 

ThinkBook14の入出力ポート

続いて、入出力ポートです。

本体右側面は電源ポート、USB Type-A、SDカードスロット、USB Type-A(カバー付き)です。

 

USB端子のカバーは裏面から開閉できます。短いタイプのUSBであれば接続した状態でカバーをすることができます。例えばUSB接続のマウスなどを接続する時のアダプターをつけておくような使い方もいいと思います。

 

本体左側側面は、有線LAN、HDMI、USB Type-A、USB Type-C×2個、ヘッドホン・マイク端子です。有線LANは半分カバーがかかっていて、かなり入出力端子ポートは充実しています。

 

 

ThinkBook14のサイズと重さ

本体サイズは、

  • 幅326mm
  • 奥行き229.8mm
  • 高さ17.9mm

です。A4サイズの用紙が297mm✕210mmなので、それより一回り大きくなっています。

本体重量は約1.5kgとやや重め。1kgほどのモバイルノートパソコンも増えてきている中で、持ち運べないほど重いということはありませんが、手に取ったときにしっかりとした重さを感じます。

ただしその分、本体の剛性が高く、そう簡単には壊れなそうな安心感があります。

セキュリティ対策済のWEBカメラ(ThinkShutter付き)

搭載しているWEBカメラには、ThinkShutterという「物理シャッター」がついています。通常はシャッターをオン(カメラをオフ)にしておいて、必要な時だけシャッターをオフ(カメラをオン)にしておくことで、セキュリティ対策ができて、もしもの時のWEBカメラの乗っ取りなどにも対応することができます。

 

カメラがオンの状態

 

カメラがオフの状態

 

カメラがオフの状態では、当たり前ですが画像には何も映りませんので、安心です。

 

 

以下はベンチマークテストの結果です。

ThinkBook14のベンチマークテストの結果

PC MARK10

パソコンの総合的な性能をチェックするためのベンチマークテスト「PCMARK 10」を実行したところ、総合スコアは「2855」でした。

 

PCMARK 10のスコアの詳細をみると、基本性能を示すEssentialsが5926、ビジネス系アプリのパフォーマンスを示すProductivityが4514と、どちらも快適さの目安となる3000を超えていました。クリエイティブ系アプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationは2362という結果になり、一般的なインターネット、動画サイト視聴、オフィス文書作成などを想定した使い方では不満がでるようなことはないスコアです。

ドラゴンクエストX ベンチマーク

ドラゴンクエストXのベンチマークテストを実行してみました。解像度フルHD1920×1080、グラフィック設定「標準品質」、ウィンドウモードでスコアは2376で「やや重い」となりました。実質的にゲームでの使用はなかなか厳しいでしょう。

 

CrystalDiskMark

ストレージの性能を「CrystalDiskMark」でチェックしてみたところ、3420.28MB/s、ライト2302.12MB/sとなりました。読み書きともに超高速です。

 

ThinkBook14実機レビューのまとめ

と言う事で、今回はレノボ(LENOVO)のノートパソコン「ThinkBook14」の実機をレビューしました。

CPUが第10世代のCorei3という事に、スペック不足を心配してしまう人もいるかもしれませんが、日常で使う一般的な用途(インターネット、メール、YouTube視聴、マイクロソフトオフィスなど)であれば、十分に満足できる性能にはなっています。

何よりSSD(PCIe接続・NVMe)の恩恵で超高速でデータの読み書きができるので、特に不満に感じるようなケースはないでしょう。

レノボ(LENOVO)のノートパソコン「ThinkBook14」は、キーボードも打ちやすく、誰にとっても癖がなく使いやすいWindowsノートパソコンです。本体の作りもしっかりしていて剛性も高く、持ち運びが多い場合でも安心です。

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