【WF-1000XM4レビュー】iPhoneとの相性も良いソニーの完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン

SONYのノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」のレビューです。普段はiPhoneを使用しているので、購入にあたってはAir Pods Proと悩みました。

実際に家電量販店に行って、Air Pods Proの他にも、ゼンハイザーMomentum 3、Bose QuietComfort Earbuds2、Technics EAH-AZ60などと試聴して比較した結果、SONY WF-1000XM4にしました。購入の決め手になったのは、ソニーならではの音質の良さ(LDAC対応でワイヤレスイヤホンでもハイレゾ再生ができる)と、業界最高クラスと言われるノイズキャンセリング性能の高さです。専用のアプリでノイズキャンセリングや外音取り込みなどの設定ができるところもポイントでした。

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WF-1000XM4はLDAC対応で高音質

私がこのイヤホンを手に取るきっかけとなった音質面ですが、LDACコーデックに対応し、高解像度でクリア、広がりのある音を再生し、高品質な音楽体験ができます。それでも全体的にまとまっており、音の奥行きが他のイヤホンメーカーに比べて広く感じました。高音域・中音域・低音域すべてフラットで聞きやすく疲れない音だったというのが私の第一印象になります。

ただ使用しているうちに、ドンシャリ系に近づけたいと思うようになることもあったのですが、スマートフォンの専用アプリでイコライザーを調節出来るので、EDMなどのベースの聞いた音楽を聞く時にはそこで調節してから聞くようにしています。設定を保存することもできますが、私はその日によって聞きたい音が少しずつ違うので毎日変えながら楽しんでいます。

WF-1000XM4特別設計された6mmドライバーを搭載し、高コンプライアンスダイアフラムによってリッチな低音域を再生することができます。また、高域を再生するための特殊なドライバーユニットにより、中音域から高音域までの豊かな音色を再生することができます。

WF-1000XM4は装着感が良くしっかり固定される

完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」は、装着感が良く、音質やノイズキャンセリング機能に優れた完全ワイヤレスイヤホンです。

イヤーピースが元の形に戻る際に耳の形に変形する特殊な材質(いわゆるコンプライ製のウレタンイヤーピースと一般的なシリコンのイヤーピースを合わせたようなイヤーピース)を使用しており、密着感が得られます。

スポーツタイプのイヤホンやBOSEのイヤホンなどに着いている耳かけ用のアタッチメントがなくとも、耳に固定されて動きずらくなっており、しっかり固定されることで重みを感じることなく快適に装着できるだけでなく、正しい装着方法を守ることで落下を防ぎ、ノイズキャンセリング機能、音質、通話性能などの改善にもつながります。また、

ただ、その装着感が故に、耳の中が少し蒸れて痒くなります。装着感(密着度)の良さと耳の蒸れは、トレードオフなのかもしれません。

WF-1000XM4はほとんど音漏れしない

WF-1000XM4は、他のイヤホンと比較して音漏れが起きにくい構造になっています。イヤーピースが耳の複雑な凹凸に干渉しにくく、耳にフィットしやすい形状になっているためです。 また、このイヤホンは、先ほどもあげたように特殊な材質を使用し、イヤーピースが元の形に戻る際に耳の形に変形するため、密着感が得られます。

音漏れが起きにくく、密着感があり、ノイズキャンセリング機能が優れているため、外部への音漏れを気にすることなく、高品質な音楽を楽しむことができます。

WF-1000XM4のノイズキャンセリング機能は高性能

遮音性についてですがこちらも前記同様、このwf-1000xm4に付属している、いわゆるコンプライ製のウレタンイヤーピースと一般的なシリコンのイヤーピースを合わせたような専用イヤーピース、そしてなによりノイズキャンセリング機能のおかげで交通量の多い車道沿いや、カフェの中でも体感90%ほど外の音がカットされているように感じます。

その上ノイズキャンセリング機能を使用している時、機械的な音の抑え方ではなくかなり自然に近づいており違和感なく誰でも使用することができると思います。

デザインについては音質の高さとノイズキャンセリング機能、そして外部音声を取り入れるアンビエントモードなどなど、sonyの磨きあげられた技術を全て詰め込んだとは思えないほどコンパクトで、はっきり言って小さいと思いました。特にノイズキャンセリングモードとアンビエントサラウンドモードの切り替えはこれまで有線しか使っていなかった人にとっては画期的で時代の進歩を感じさせられるのではないでしょうか。

強いて欠点を挙げると、マイク音質はいまいちで、通話相手によく聞こえないと言われることもありました。

WF-1000XM4の特徴とスペック詳細

このWF-1000XM4、最大の特徴はノイズキャンセリング機能の高さです。ソニーが自社開発したHDノイズキャンセリングプロセッサーを搭載し、飛行機の轟音や交通音など外部の騒音をきちんとカットしてくれます。私は電車の中でも集中して作業ができるようになりました。

音質面でもHi-Resオーディオに対応し、ハイレゾ音源をハイクオリティで再生できます。低音が迫力があり、音楽を聴き込むのにぴったりのイヤホンです。最大約8時間の連続使用が可能で、充電ケースを使えば24時間以上も持続できるのが魅力的です。

操作性も抜群で、イヤホンをタップしたり、スワイプするだけで再生/停止やノイズキャンセリングのON/OFFができます。専用アプリと Bluetooth 接続すると、设置も細かくカスタマイズできるのがうれしいポイントです。

デザインも小ぶりの充電ケースに収納でき、持ち運びに便利。密閉性の高いイヤピースを採用しているので、耳の中での装着感も快適です。IPX4の防水防塵性能もバッチリ発揮してくれそうです。

長時間の通勤や旅行の移動時にはもちろん、普段の音楽鑑賞や動画視聴にも最適なワイヤレスイヤホンだと思います。

SONY WF-1000XM4
ドライバー 6mmドライバー
対応コーデック AAC、SBC、LDAC
Bluetooth Ver. 5.2
重量 イヤホン:7.3g(片側)
ケース:41g
音楽再生時間 イヤホン単体:最大8時間
ケース併用で最大24時間(※ANCオン)
充電時間 完全充電まで約90分
クイック充電(ケースで5分充電→60分再生)
ノイズキャンセリング 対応(デュアルノイズセンサーテクノロジー)
防水性能 IPX4
充電ポート USB-C,Qi対応ワイヤレス充電

WF-1000XM4はこんな人におすすめ

  • ノイズキャンセリング機能を重視する方
    先進のHDノイズキャンセリング技術により、外音を効果的に遮断します。
  • ワイヤレスイヤホンでも音質にこだわる方
    高音質な音楽再生を可能にするLDACに対応しています。またHi-Resオーディオに対応し、クリアで響きのある音質を実現しています。
  • 長時間の通勤・移動が多い方
    約8時間の連続使用が可能です。充電ケースを使えば24時間以上の持続ができます。
  • スマートフォンとの連携を重視する方
    iPhoneとも相性が良く、専用アプリと連携した機能拡張が可能です。
  • デザイン性と着け心地に敏感な方
    小型の充電ケース、耳にフィットするイヤーピースと本体デザインが特徴です。
  • IPX4の防水性能を必要とする方
    雨や汗に強い耐久性能が備わっています。

このように、SONYの完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」はほとんど多くの方におすすめできる、高機能かつ高音質なワイヤレスイヤホンです。

 

「WF-1000XM4」と「AirPods Pro」については、こちらの記事で比較レビューしています。

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