海外サイトで見かけた、ヘヴィメタル向けに設計されたというヘッドホン「HEAVYS」について紹介します。
HEAVYSの概要
大きな特徴はウーファー/スコーカー×2・ツイーター×2の片側4ドライバー、計2ウェイ8ダイナミックドライバーという贅沢なユニット構造です。それによって「音の歪み」を抑え、低音・中音・高音の細部までクリアで正確に聴くことができるようにチューニングされています。
ノイズキャンセリング機能、最大50 時間の連続再生が可能なバッテリー寿命、5 つのマイク、超ソフトで交換可能なイヤーカップ、接続も安定するBluetooth5.1、さらに有線オプションとスペックも充実。
ヘヴィメタル用にエンジニアリングされていて、臨場感にあふれ、卓越した明瞭さ、豊かさ、深みを特徴としていて、特にヘビーメタルのユニークで複雑なサウンドの再生を得意としていますが、ヘヴィメタルに限らず、HEAVYSはあらゆる音楽ジャンルも素晴らしいサウンドで再生できます。
独自の技術により、ヘッドホンの「大音量化」を実現。ヘビーメタルのファンが満足できる音量でありながらも、鼓膜もしっかり保護する機能が搭載されています。
HEAVYSを手掛けたメインエンジニアは、「ジャーマン サウンドのゴッドファーザー」として知る人ぞ知るアクセル・グレル。
ゼンハイザーのHDシリーズを担当してきた名プロダクトマネージャーです。オーディオ業界で 30 年以上の経験と 40 以上の特許を取得し、HEAVYSのためにエンジニアのチームを結成し、スタジオモニターヘッドホンの技術を用いて設計されています。
Via:HEAVYS.com
HEAVYSのスペック
アラウンドイヤー型 | |
ドライバー | ダイナミックドライバー |
片側4個 (低/中音域スピーカー 2 個、高周波ツイーター 2 個) |
|
周波数帯 | 5 Hz ~ 46 kHz 5 Hz ~ 24 kHz(Bluetooth) |
重量 | 255g |
Bluetoothバージョン | 5.1 |
対応コーデック | SBC, AAC, aptX adaptive, LHDC |
連続再生時間 | 最大50時間 |
最大SPL | IEC62368-1に準拠 |
ノイズキャンセリング | ◯ |
充電 | USB-C |
価格 | $279 |
SPLとは、音の大きさを表す単位です。耳に入ってくる音の強さを数値化したものです。音が大きいほどSPL値は大きくなります。例えば、静かな図書館では約40SPL。普通の会話では60SPL程度。ライブハウスのPA音声では100SPLを超えます。SPLを測るには、マイクで音を拾い、分析機で周波数ごとの音圧を計測します。人の聴覚限界は120-130SPLくらいです。限界を超えると耳に痛みを感じたり、難聴の原因にもなります。
IEC62368-1は、オーディオ製品の安全性を評価するための国際規格です。この規格では、オーディオ製品が発火や感電などの危険を引き起こさないよう、設計や製造するときに守るべきルールが定められています。例えば、高温になりすぎないようにする、感電しにくいようにする、火花が出ないようにする、などです。製品を作るときは、この規格に従って危険を防ぐ設計をする必要があります。規格を守ることで、安全なオーディオ製品を消費者に提供することができるのです。
ポーチと有線ケーブルがセットになったバンドル版も販売されています。(単品購入も可能)
販売サイト:HEAVYS.com