親指トラックボールマウスの名器、ロジクールのM570が実に10年ぶりにリニューアルされました。
モデル名もM570からM575Sへとなり、M570をベースとしながら、バージョンアップされている事がわかります。
それでは、旧モデル(M570)と新モデル(M575S)では、何が違うのでしょうか。今回はその違いについてまとめてみます。
より手に馴染みやすい形状に
本体の形状が変更になっています。M570の象徴的なシェイプはそのままに、新たに傾斜角度が付いたため、より自然な手の位置で使えるようになりました。
クリックやスクロールなどのマウス操作も、より自然にできるようになりました。
Bluetooth接続が可能に
新型ではUSBレシーバーに加えBluetoothによる接続も可能になりました。対応OSにiPadも含まれています
デスクトップパソコンに接続する時は今までどおりUSBレシーバを使って、さらにBluetooth搭載しているノートパソコンやiPadなどのタブレットとも接続して使えるので、使用するシチュエーションが増えますね。
電池寿命が最大24ヶ月に
単三形電池1本でUSBレシーバーによる無線接続で最大24ヶ月、Bluetooth接続で20ヶ月使用できます。旧モデルは単三形電池1本で最大18ヶ月でしたので、電池持ちも長くなっています。
操作性が向上
センサー方式がレーザーからオプティカルタイプに変更になり、より精度が向上しています。2000DPIという精度でトラッキングが可能な高パフォーマンスのオプティカルセンサーを搭載。
さらにトラックボールの構造も見直され、今までよりも精確なカーソル動作が可能となり、ミス操作を減らし、思い通りのマウスコントロールが可能です。
3色から選べるように
カラーバリエーションはグラファイト・ オフホワイト・ブラックの3色から選べるようになりました。今までは1色しかなかったので、嬉しいですね。白がキレイで良いなと思いますが、汚れが目立ちそうな気も…
3グラム重くなった
ほぼ、誤差の範囲程度と考えて良いとは思いますが、本体重量が142gから145gになりました。
まとめ
少し価格が上がってしまいましたが、2年保証も付いています。旧モデルからは色々な面で向上していますので、価格上昇分の価値はあるでしょう。
逆に、上位モデルMXTB1s(約12,000円)と比較するとまだ倍近い差がありますが、通常使用では操作性にはそこまで劇的な違いは感じられませんのでかえってリーズナブルなのではないでしょうか。
旧モデルは耐久性にやや難がありました。使っているうちにトラックボールの滑りや精度、クリックボタンの反応が悪くなっていました。
このあたりが新モデルで改良されている事を期待して、私は早速予約を完了しました。