HP ENVY x360 13実機レビュー|RADEON搭載で動画や画像に強いモバイルコンバーチブルノートパソコン

ノートパソコンとしてもタブレットとしても使える1台2役(ディスプレイが360°回転してタブレットとしても使えるようになるノートパソコン)の「HP ENVY x360 13」の実機レビューをしたいと思います。

今回レビューする「HP ENVY x360 13」は、 Ryzen7+メモリ8GB+SSD512GBという、いわゆる上位モデルに属する構成になっています。

結論から言いますと、持ち運べるモバイルタイプのコンバーチブルノートパソコンで、日常使いであればこれ以上を求めるのは必要のない、一台で全て満足できるノートパソコンでした。

実は、今回のレビュー機は1世代前のモデルになっています。現在は2020年モデルが発売されていて、さらにブラッシュアップされていて、より満足度が高まることは間違いありません。

HP ENVY x360 13の外観など

まずは外観からです。

ナイトフォールブラックというシックな色合いでhpのロゴがかっこいいです。重さも約1.28kgですので、片手でも軽々と持ち運ぶことができます。

 

裏面です。すべり止めのゴム足も前後に横長のバータイプが2本付いていて、ノートパソコンとして使うときの安定感も良いです。

 

タッチ対応の液晶はグレアタイプですので、写り込みが気になるかもしれません。そんな時は反射防止フィルムなどを貼った方が使いやすいかもしれません。

ディスプレイ下側のベゼルがやや広めなことが気になりますが、この辺りは最新モデルでは解消されています。

 

キーボードの配置は少し独特です。エンターキーの右側に縦に一列キーが配置されています。この配置に慣れるまでは、押し間違いをしてしまうことがあります。

 

とはいえ、キーピッチも約19mm確保されていて、打鍵感は良好でタイピングもしやすいです。

 

ディスプレイをフラットにした状態。

 

ディスプレイを回転させて、テントモードにした状態。

 

テントモードでの動画視聴は、直感的に操作できてとても良い感じです。

 

360度回転させると、キーボードは無効になってタブレットとして使うことができます。タブレットモードにしたときには、画面もタブレットスタイルに変更されます。

ディスプレイを回転させるとタブレットモードに切り替えるかどうか選択することができます。

 

本体のヒンジ部分を後ろから見ると、ENVYのロゴがデザインされていました。

 

HP ENVY x360 13の入出力ポート

続いて、入出力ポートです。

本体右側面は電源、USB3.1が1個、USB Type-Cが1個、SDカードスロット、WEBカメラのロックスイッチです。

 

本体左側側面です。USB-3.1、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート、電源ボタンとなっています。サイドに電源ボタンが付いているのはhp以外ではあまり見かけないですね。

 

東芝DynaBookR634とHP ENVY x360 13のサイズ比較

以前から使っている東芝DynabookR634とHP Elite Dragonflyのサイズ比較をしてみました。同じ13.3インチディスプレイサイズのパソコンではありますが、一回りもサイズが違います。

 

重量だけでしたらどちらにも大きな違いはありませんが、サイズがこれだけ違うとモバイル用途のノートパソコンとしては、だいぶ差がありますね。

 

セキュリティ対策の2つのポイント

セキュリティ対策として2つポイントをあげておきます。

1つ目は指紋認証

キーボード右下に指紋認証を搭載しています。持ち運ぶことが多いモバイルノートパソコンですので、紛失や盗難などにあってしまうリスクがあります。しかし、指紋認証を搭載しているので、もしもの時も他人に自分のデータを見られることはありません。

2つ目はオフにできるWEBカメラ

搭載されているWEBカメラには、セキュリティ強化の為にWEBカメラ自体をオフにする機能がついています。

 

カメラロックをオン(カメラをオフ)にしているときは、カメラを立ち上げようとしても下記のような画面になります。

インターネットに接続しているパソコンに内蔵されているカメラでは、ウイルスの感染や不正アクセスによって悪意を持った第三者に勝手に操作されてしまう危険性がありますが、WEBカメラが働きませんのでまず心配がありません。

普段はカメラをオフにしておいて、ビデオ会議などで使う時だけカメラをオンにするのが良いでしょう。

RADEON搭載でグラフィックも強い

CPUにAMD Ryzenを搭載している本機では、グラフィックにRADEON VEGA Graphicを搭載し、intel CPUのモデル(intel UDHなどのグラフィック)に比べて、グラフィックにも強いです。

 

特にセッティングを変更しなくても問題ありませんが、動画視聴やゲームなどのために、細かく調整をすることもできます。

HP ENVY x360 13はサウンドも良い

キーボードの上部と本体裏面に、大きなスピーカーが配置されています。音量もしっかり確保されて、ノートパソコン内蔵スピーカーとしては低音から高音までバランスのとれた良い音質だと思います。

 

オーディオシステムには、デンマークの高級オーディオブランドBANG&OLUFSENのシステムが搭載されています。アプリケーションを使ってイコライジングなどの調整をすることもできます。

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HP ENVY x360 13スペック詳細

HP ENVY x360 13のスペック(今回のレビュー機:ENVY x360 13-ar0003AU)についてまとめておきます。

 

CPUAMD Ryzen 7 3700U
メモリオンボード16GB DDR4 SDRAM
ストレージ512GB SSD(PCIe NVMe M.2)
グラフィックAMD Radeon RX Vega 10 グラフィックス
ディスプレイ 13.3インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ(1920×1080 / 最大1677万色 )
キーボードキーピッチ:約19.0×19.0mm
キーストローク: 約1.3mm
バックライトキーボード
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac
WEBカメラHP Wide Vision HD Webcam (約92万画素)
プライバシースイッチ付き
入出力端子USB3.1 Gen1 ×2 (うち1ポートは電源オフUSBチャージ機能対応)
USB Type-C 3.1 Gen1 ×1 (電源オフUSBチャージ機能、Power Delivery3.0対応)
ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1
microSDカードスロット
サイズ約 306×212×14.5(最薄部)mm
16(最厚部)mm
重さ約1.28kg
電源アダプター65W スマートACアダプター

インターネット、動画鑑賞、オフィスなど、日常使いには全くストレスなく、とてもスムーズでした。

 

以下はベンチマークテストの結果です。

HP ENVY x360 13のベンチマークテストの結果

CHINEBENCH

「CINEBENCH R23」ではマルチコアが2335pts、シングルコアが573ptsという結果になりました。マルチコア(CPU全体)の性能が高いことがわかります。またMP Raitoも高く、マルチコアで強みを発揮しているCPUのようです。

マルチコア → CPU全体の性能
シングルコア → CPU内の1コアあたりの性能
MP Raito → CPU全体の数値をシングルコア性能で割った数値

PCMark10

パソコンの総合的な性能をチェックするためのベンチマークテスト「PCMARK 10」を実行したところ、総合スコアは「2843」でした。

PCMARK 10のスコアの詳細をみると、基本性能を示すEssentialsが6506、ビジネス系アプリのパフォーマンスを示すProductivityが3738と、どちらも快適さの目安となる3000を超えていました。

クリエイティブ系アプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationは2566ということでまずまずですね。

ドラゴンクエストX ベンチマーク

あまりゲームは想定されていないとは思いますが、ドラゴンクエストXのベンチマークテストを実行してみました。解像度1280✕720でしたら、グラフィック設定を最高品質にしてもとても快適となりました。

 

解像度をフルHD1920✕1080まであげると、グラフィック設定は標準品質でもギリギリ遊べる感じでした。

軽めのゲームであれば、十分に遊べるでしょう。

 

HP ENVY x360 13実機レビューのまとめ

と言う事で、今回はHP ENVY x360 13の実機をレビューしてみました。

今回hp様にお借りした実機では、Ryzen7+メモリ16GB+SSD512GBというモリモリ構成の上位モデルなので動作に関しては全くストレスもなく使うことができました。

正直なところ、パソコンをライトに使う(インターネット、マイクロソフトオフィス、動画視聴などがメイン)ことがメインでしたら、ちょっとオーバースペックかとは思いますので、実際に購入するとなったらRyzen5+メモリ8GBのモデルでも十分なのではないでしょうか。そうすれば10万円でお釣りがくるぐらいの価格になります。

今回のレビュー機は1世代前のモデルになっています。現在は2020年モデルが発売されていて、さらに細かな部分がブラッシュアップされていて、より満足度が高まるコンバーチブルノートパソコンに仕上がっています。
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