WordPressをインストールしたフォルダ「wordpressアドレス」と公開するための「サイトアドレス」を分けるための手順を備忘録としてまとめました。
リダイレクトかけるから「.htaccess」をいじるのか?なんて思っていましたが、結局のところそういうわけでもありませんでした。
なんで管理画面と公開するURLを変えるのか
主な理由としては以下の通り。
- URLに余計な文字が入らないのでわかりやすい
- SEO対策としてもURLはわかりやすい方がいい(らしい)
- 不正ログイン防止などのセキュリティ対策
そうは言っても、「最悪サイトが表示できなくなるなんていうリスクをおかしたく無い!」「そもそも面倒臭い!」なんて言う場合は、無理して変えなくても良いのかもしれないんですけどね…(-。-;
何にしてもバックアップは必須
簡単なんですが、間違えると「サイトが表示できない」だけでなく「管理画面にも入れない」などの状態になってしまうので、何は無くとも必ずバックアップを取ってから、元に戻せるように慎重に作業をしましょう。
私は、ファイルのコピーをとっておくのはもちろんの事、フォルダ構成なども念のため記録しておきたいので、サーバーにFTPで接続してその画面のキャプチャをとっておきました。
URLを変更する作業の流れ
- WordPressにログインしてサイトURLを変更する
- FTP接続して該当フォルダのindex.phpをダウンロード
- ダウンロードしたindex.phpを変更する
- 変更したindex.phpを一つ上の階層のフォルダにアップロード
です。
1.WordpressにログインしてサイトURLを変更する
ログインしたら、メニューの「設定」→「一般」に進み、サイトアドレス(URL)を変更します。今回の場合では、「/site」の部分を削除します。
WordPressアドレス(URL)は変更しない!
2.FTP接続して該当フォルダのindex.phpをダウンロードして、変更
FTP接続して「/public_html/●●●●.net/site」(私の場合)にある「index.php」をダウンロード。ダウンロードした「index.php」をコピーしてバックアップを保存。
error_logがある…(・_・;
3.ダウンロードしたindex.phpを変更する
ダウンロードしたindex.php内容を一部変更。変更箇所はファイルの17行目「’/wp-blog-header.php’」の部分を「’/site/wp-blog-header.php’」にする。(/siteの箇所はそれぞれの環境に合わせてくださいね)
index.php変更前
index.php変更後
4.変更したindex.phpを一つ上の階層のフォルダにアップロード
「/public_html/●●●●.net」のフォルダに、先ほど変更した「index.php」をアップロードする。もし同じフォルダに「index.html」があったら削除する(バックアップもとっておいてくださいね)。
この段階では「.htaccess」が無いかもしれませんが、後ほどログインすれば自動で生成されると思います。もしもうまくいかないときは、「/public_html/●●●●.net/site」のフォルダにある「.htaccess」をコピーして、「/public_html/●●●●.net」にもアップロードしてください。
ここまでで作業は終わり(のはず)です。一個一個の作業を丁寧にやってもそんなに時間がかかる作業ではありませんでした。
URLが変更されているか確認する
ということで、サイトURLが変更できているか確認するために、変更後のURLでサイトへアクセスしてみましょう。無事に表示されていればOKですね!
ただし、管理画面にログインするときは今まで通り「https://●●●●.net/site/wp-admin」にアクセスすれば問題nothing。