あと数年でサポートが終わってしまうWindows7ですが、まだまだ現役で使っている人も多いのではないでしょうか。私もそのうちの1人です。実は先日、随分長い間使っているWindows7マシンのデスクトップからネットワークのショートカットが全部消えて無くなると言う事件が起きました。なんで今更そんなことがおきるのか!?って思いもありますが、とりあえずなんとかしなければと言うことで、色々調べながら無事に解決することができましたので、備忘録も兼ねて書いておきます。
なんでデスクトップのショートカットが消えたのか
まずは原因を探ります。するとこんな記事がありました。
Windows 7 でデスクトップ ショートカットが消える-Microsoft Support
簡単に解釈すると、「破損したショートカットと認識された場合、システム保守のトラブルシューティングツールが勝手にデスクトップのショートカットを削除する」ってことのようです。
破損したショートカットって言っても、今回消えたショートカットはネットワーク上に今でもあるフォルダやファイルで、特に問題ないはずなんですけど…どう言うことですか!?
とはいえ、他に原因は見当たらないので、きっとこれでしょう。
ちなみに、システムフォルダの中に、その名も「TS_BrokenShorcuts」と言うps1ファイル(PowerShell)がありました。
デスクトップのショートカットを消さないようにする方法
システム保守のトラブルツールを無効にする
この厄介なツールを無効にしてしまいましょう。手順は簡単ですが、管理者としてログインして下さい、
1.コントロールパネルを開き、システムとセキュリティに進む。
2.アクションセンター内、コンピューターの一般的な問題のトラブルシューティングに進む
3.左側メニューの設定の変更へ進む。
4.コンピューター保守を無効に切り替えて、保存する。
以上です。これでデスクトップのショートカットが勝手に消されるってことはなくなりました。
続けて、システムの復元をして、無くなったショートカットを取り戻す
設定を変更したら、今度はシステムの復元をします。ショートカットが消えてしまった日の直前の復元ポイントまで復元できれば、消えてしまったショートカットが復活できます。
1.先ほどと同じく、コントロールパネルのシステムとセキュリティを開き、バックアップと復元へ進む
2.システム設定またはコンピューターの回復へ進む
3.システムの復元を開くへ進み、復元画面でショートカットが消える直前の日付を指定して復元をします。
※復元には時間がかかりますが、復元中は電源を切ったりしないようにしましょう!
これで、復元が無事に終われば、デスクトップから消えたはずのショートカットが復活していることと思います。私の場合はこれで全て復活しました。
転ばぬ先の杖
もし万が一、これからWindows7マシンを導入したり(中古なら買える)、今現在Windows7マシンを使っている場合は、先に「システム保守のトラブルシューティングツール」を無効にしておいた方がいいんじゃ無いかと思います。ショートカットが消えてしまうと、結構めんどくさいです。おそらく元に戻せるとは思いますが、戻らない可能性もあるわけですし。
Microsoft的には「ネットワークのショートカットなんて、デスクトップに作ってんじゃねーよ」って感じなのでしょうか?だったら逆に「余計なことすんなよ。ほっとけよ。」って言い返してやりたいですww