パワーポイントのファイルを開いた時に「修正できない問題が見つかりました。プレゼンテーションを保存してPowerPointを終了し、再起動してください。」と表示されて、何もできなくなった時の解決方法です。
唐突なメッセージ「修正できない問題が見つかりました」
ある日、今まで普通に使えていたパワーポイントのファイルを開いた時に、こんなメッセージが表示されました。
「修正できない問題が見つかりました。プレゼンテーションを保存してPowerPointを終了し、再起動してください。」
このメッセージの内容がなんだか怖いですよね。修正できないって。もうお手上げじゃないかって。しかも、メッセージのOKを押しても、また同じメッセージが表示されるという、おばけ状態w
こうなったら、タスクマネージャーを起動して、パワーポイントを強制終了するしありません。後は、メッセージの「OK」を押したあとに次のメッセージが表示されるまでに、一瞬の間があるので、そのタイミングを狙って右上の「×」を押せばなんとかなるのかもしれませんが、一瞬すぎてトライする気にもならないというのが本音。
【現象が起きた環境】
OSはWindows7
Officeのバージョンは2010(パワーポイントのファイルはNASにあります)
まずはプログラムの修正をしてみます
困った時の「アンインストール・再インストール」だろうなと思い、コントロールパネル → プログラムの追加と削除 → Microsoft Office 2010を選択して「変更」から「修正」をしてみました。
思ったより時間がかかったから、イケるかな?と思いながら、パソコンを再起動。
同じパワーポイントのファイルを開くと、現象再発…( ̄◇ ̄;)
イラっ
セキュリティセンターの設定が原因?
Google先生にも尋ねてみました。すると、どうもセキュリティセンターの設定によっては表示されるというケースもあるという情報を発見!そこで早速実践です。
1:まずはオプションを開いて
2:次にセキュリティセンターの設定を開いて
3:保護されたビューを開き「インターネットから取得したファイルに対して、保護ビューを有効にする」「安全でない可能性のある場所のファイルに対して、保護されたビューを有効にする」のチェックを外しました。
するとどうでしょう!見事にエラーが表示されなくなったではありませんか!!
※こちらの記事を参考にさせていただきました。「PowerPoint2010で「修正できない問題が見つかる」(悩み中)」ありがとうございます。
これでメッセージが表示されなくなったので、とりあえずは解決したのですが、それでセキュリティ(脆弱性)的な問題はどうなるのですか?せっかくの保護ビューが無用の長物になっていますよ、マイクロソフトさん。
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他にもメッセージが表示されるケースもあるらしい
今回のケースの他にもファイルを保存しようとした時にも同じメッセージが表示されることもあるようです。そんな時はファイルの保存形式を「pptx」→「ppt」に、つまり2007以降の形式のファイルを2003以前の形式で保存するとうまくいく(逆のパターンもあり?)ようですので、ご参考まで。
「この情報が役に立ちましたか?」って聞かれても、「役に立ちません」というお返事しか思いつきません。メッセージの不親切感、相変わらずですね、マイクロソフトさんw