先日、中古(15,000円程)で購入した「Toshiba Dynabook R63/B」のCPUグリスを塗りなおしました。その時のことを備忘録として残しておきたいと思います。
あまりCPUに負荷のかかる作業をやるわけでもないので、劇的に効果があったかと言われると微妙ではあるのですが、新しいCPUグリスにして気分がすっきりしました。
作業手順
では、Dynabook R63/BのCPUグリスを塗りなおすための作業手順です。
まずは背面パネルを外します。
ビスが13か所ありました。ゴム足をはがさないと外せない(出てこない)ビスも3か所ありました。
背面パネルを開けると、すぐにマザーボードが出てきます。続けて、CPUクーラーを外します。
CPUクーラーはビスを2か所外すだけで簡単に外れました。
CPUクーラーを外したら、ついていたグリスをふき取ります。
CPUクーラー側も、CPU側もふき取ります。
本当は無水エタノールを使うことが多いようなんですが、今回は家にあった消毒用のエタノール(コロナ対策用で購入したものです)を使ってふき取りました。
一般的にはこちらの無水エタノールが良いそうです。
きれいになりました。
それでは、新しいCPUグリスを塗ります。
いつ買ったかわからないのですが、家にあったCPUグリスを使いました。たぶんドスパラで買ったような記憶があります。
Amazonなどで売っている物でも問題ないですが、熱伝導率があまり低いものはよくないのかもしれません。
塗り方は正直なところ、結構適当です。だいたいCPUがカバーできていれば大丈夫だと思います。マスキングテープを貼ってからCPUグリスを塗ります。
適当な量を乗せてから、ヘラで伸ばしていきます。
はみ出しつつも、全体に平均的になるように塗ります。
マスキングテープをはがすてみましたが、まあまあそれなりに塗れていました。あまり上手ではないですが、どうせCPUクーラーを上からかぶせるので、そこまで気にする必要はないと思います。
CPUグリスを塗ったら、CPUクーラーをつけます。
せっかくなので、ファンやメモリのソケットなどを、エアダスターで掃除しておきました。
その後、無事に起動することができました。
CoreTempでモニタリングしながらしばらく使ってみましたが、CPUグリスを塗り直した後のCPUの温度はだいたいマイナス2度くらいにで推移しています。
ファンが回転することも減ったような気がするので、今回は成功(やってよかった)かと思います。