オーディオテクニカの完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKS5TW」のレビューです。この完全ワイヤレスイヤホンはSOLIDBASSシリーズモデルとして、重低音好きな音楽ファンに愛用者が多く、イヤホン本体にダイナミック型の10mmドライバーを搭載していて、対応コーデックはQualcomm aptX、AAC、SBCです。さらに、イヤホン単体でも最大15時間、ケース併用すれば最大45時間という長時間連続再生にも対応しているので、途中で充電が切れてしまう心配はほぼありません。
現在は新しい（現行）モデルATH-CKS50TWが発売されているので少し型落ちの製品ではありますが、そのかわりにAmazonなどの通販サイトでは1万円未満で購入できるようになり、お買い得感があります。この記事の後半では、旧モデルのATH-CKS5TWと現行モデルのATH-CKS50TWのスペック比較もしていますので、参考にしてください。
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ATH-CKS5TWレビュー
少し型落ちの商品となり、新商品と比べて値下げが行われているので、高音質で1万円未満のイヤホンを購入したいと考えている場合にはおすすめできるイヤホンです。オーディオテクニカの製品は以前から利用していますが、高音・低音ともに強すぎず弱すぎずバランスがいいなと思っています。
そして、日本製のオーディオテクニカ商品は基本的に安い物でも壊れにくく、長持ちしやすい？と感じています。他メーカーと音質を比べても個人的には、例えば「パイオニアはクリアな音でいいけれど迫力がない」「SONYは高温が綺麗に聞こえるけれどラップ等の重低音との響きが不自然に聞こえる」など何か違和感を感じてしまうことがありますが、その点オーディオテクニカは個人的にも好みの音質です。
ATH-CKS5TWの音質について
音質に関してはバランスも良くかなり気に入っています。ただしSOLIDBASSモデルということもあって、フラットに鳴らすモニターヘッドフォン等と比べると、少し低音が強めに出る傾向になっています。オーディオテクニカのイヤホンは全体的にそんな傾向があるようにも感じます。ただものすごい低音が強いという訳ではないので、曲全体を雰囲気で楽しんだり、ながら作業をしたりするには十分な音質だと思っています。
ただし、例えば『重低音がすごく好きで、迫力があればあるほど良い！』『ギターのリフやドラムハイハットのオープンクローズの細かい聞き分けがしたい』といった、何かに突出した好みや目的がある人には逆に向かないのかもしれません。
ATH-CKS5TWの装着感について
少し型落ちという事もあって全体的に大きくて重いような感じがします。そのせいで、長く使ってくるとイヤーピースの部分が弱りやすく、耳の中で緩んだ感じになったり、ひどくなると外れる事がまれにあったりします。また、長時間使っていると他の小さい手ごろな物よりはやはり耳が疲れやすいかもしれません。ただしっかりとしたイヤーピースを使い長時間利用でなければ（通勤の1時間程度）そこまで問題はないですし、使っているとだんだんと慣れてくるので気にならなくなります。
ATH-CKS5TWの音漏れ・遮音性について
音漏れ、遮音性に関しては全く問題なありません。家電店などに売っている￥1000〜2000円程度の安い物も使っていた事があり、やはりそのランクだと音漏れや外からのノイズがヒドく気になっていましたが、このATH-CKS5TWに変えてからは特に気になった事はありません。
SONYのノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホンと比べると、遮音性だけを考えればどうしても遮音性が低く気なってしまうかもしれませんが、逆にノイズキャンセリング機能付きイヤホンでは遮音性が高すぎて回りの音も聞こえないし、そっちの方がよほど普段使いには怖いし不便だと感じました。
ATH-CKS5TWのスペック詳細
| 型番 | ATH-CKS5TW |
| カラー | ブラック、ホワイト、レッド、ブルー |
| ドライバーユニット | 10mmドライバー（ダイナミック型） |
| 再生周波数帯域 | 5～40,000Hz |
| 最大音圧レベル | 110dB/mW |
| インピーダンス | 16Ω |
| Bluetoothバージョン | 5.0 |
| コーデック | Qualcomm aptX、AAC、SBC |
| 連続再生時間 | イヤホン単体：最大15時間、ケース併用：最大45時間 |
| 充電時間 | イヤホン：約1.5時間、ケース：約2時間 |
| 重量 | 片側約8g、ケース約60g |
| 防水性能 | IPX2 |
| 定価 | ￥14,850 |
オーディオテクニカの完全ワイヤレスイヤホンATH-CKS5TWは、高音質と長時間のバッテリー駆動時間、そして優れた装着感を実現したイヤホンです。
音質面では、独自のドライバーユニットを搭載し、低音から高音までバランスの取れた音質を実現しています。また、ノイズキャンセリング機能を搭載することで、周囲の雑音を遮断し、よりクリアな音を聴くことができます。
バッテリー駆動時間は、イヤホン単体で最大15時間、充電ケース併用で最大45時間と、長時間使用することができます。
装着感は、独自の形状のイヤピースを採用することで、耳にしっかりとフィットし、長時間使用しても疲れにくい設計になっています。また、IPX4の防水性能を備えているため、汗や雨に濡れても安心して使用することができます。
ATH-CKS5TWは、高音質、長時間のバッテリー駆動時間、優れた装着感を実現した、完全ワイヤレスイヤホンです。
ATH-CKS5TWとATH-CKS50TWのスペック比較
ATH-CKS5TWには、すでに新しいモデルATH-CKS50TWが発売されていますので、そちらとのスペック比較をします。
| 型番 | ATH-CKS5TW | ATH-CKS50TW |
 |
 |
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| カラー | カーキ、ブラック、ブルー | ベージュ、ブラック、ブルー |
| ドライバーユニット | 10mmドライバー（ダイナミック型） | 9mmドライバー（ダイナミック型） |
| 再生周波数帯域 | 5～40,000Hz | 5～20,000Hz |
| 最大音圧レベル | 10dB/mW | 110dB/mW |
| インピーダンス | 16Ω | 20Ω |
| Bluetoothバージョン | 5.0 | 5.2 |
| 対応コーデック | Qualcomm aptX AAC SBC |
Qualcomm aptX AdaptiveQ ualcomm aptX AAC SBC |
| 連続再生時間 | イヤホン単体：最大15時間 ケース併用：最大45時間 |
イヤホン単体：最大約20時間 ケース併用：最大約50時間 |
| 充電時間 | イヤホン：約1.5時間 ケース：約2時間 |
イヤホン：約3時間 充電ケース：約3時間 |
| 重量 | 片側約8g、ケース約60g | 片側約8g、ケース約60g |
| 防水性能 | IPX2 | IPX4 |
| 定価 | ￥14,850 | ￥18,480 |
大きな違いは以下の4点です。
- Bluetoothバージョンが上がり接続安定性がアップ
- 高音質コーデックQualcomm aptX Adaptiveに対応
- 連続再生時間が向上
- 防水性能が向上
そのほかにも、本体形状が向上しているなどの違いものあるで、装着感などのスペックには表れてこない違いは出てくるかもしれません。
ATH-CKS5TWがおすすめな人
こんな人は旧モデルのATH-CKS5TWがおすすめです。
- 通勤通学や室内での使用がメインで水に濡れる心配がない
- iPhoneユーザーでそこまでの高音質を求めていない
- 1万円未満のイヤホンが欲しい
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ATH-CKS50TWがおすすめな人
こんな人は現行モデルのATH-CKS50TWがおすすめです。
- ジョギングや運動中などに汗や水を気にせずに使いたい人
- より高音質で音楽を楽しみたい人（AndoroidスマホやDAPユーザー）
- 2万円未満であれば構わない
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オーディオテクニカってどんなメーカー？
オーディオテクニカは、東京都町田市に本社を置く日本の音響機器メーカーです。1962年に設立され、ヘッドホン、イヤホン、マイク、レコードプレーヤー、アンプ、スピーカーなど、幅広いオーディオ機器を製造・販売しています。
オーディオテクニカの製品は、高品質でコストパフォーマンスに優れていることで知られています。また、独自の技術を開発し、業界をリードしています。例えば、1974年に開発された「ATH-ES50」は、世界初のフルレンジ型ダイナミック型ヘッドホンとして、高い評価を受けました。
オーディオテクニカの代表的な製品には、以下のものがあります。
- ATH-M50x
- ATH-SR60x
- ATH-CKS50TW
ATH-M50xは、プロフェッショナルな音質を実現したモニターヘッドホンです。低音から高音までバランスの良い音質で、多くの音楽制作者やDJに愛用されています。
ATH-SR60xは、コストパフォーマンスに優れたスタジオモニターヘッドホンです。ATH-M50xに比べて音質は劣りますが、十分な音質で音楽制作やリスニングを楽しむことができます。
ATH-CKS50TWは、ワイヤレスイヤホンです。高音質と長時間のバッテリー駆動時間を実現しています。また、IPX4の防水性能を備えているため、汗や雨に濡れても安心して使用できます。
オーディオテクニカは、高品質でコストパフォーマンスに優れたオーディオ機器を製造・販売しているメーカーです。独自の技術を開発し、業界をリードしています。オーディオテクニカの製品は、音楽制作者、DJ、リスナーなど、幅広いユーザーに愛用されています。