SOUNDPEATSのインナーイヤー型のワイヤレスイヤホン「Air5」のレビューです。
「Air5」はSOUNDPEATSからリリースされた第5世代となるインナーイヤー型ワイヤレスイヤホンです。インナーイヤー型でありながら、周囲の環境に合わせてノイズを抑える「アダプティブアクティブノイズキャンセリング」を搭載し、ハイレゾに対応した音質にもこだわったワイヤレスイヤホンです。
SOUNDPEATS Air5はインナーイヤー型なので、耳への圧迫感が少なく、カナル型イヤホン(耳穴に押し込むタイプ)が苦手な人でも違和感なく使うことができるでしょう。13mmという大口径ダイナミックドライバーを搭載したハイレゾ認証の高音質、アクティブアダプティブノイズキャンセリング、マルチポイント、30時間のロングバッテリーなど、日常遣いに必要と思われる機能を全て兼ね備えていながら、一万円を切るコスパの良さも魅力です。
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製品提供:SOUNDPEATS
SOUNDPEATS Air5の特徴
ハイレゾ認証+SnapdragonSound対応の最高音質
SOUNDPEATS Air5は、Qualcomm製SoC「QCC3091」を搭載したことによって、消費電力は抑えつつ音声処理能力が大幅にアップしました。さらに搭載しているドライバーサイズは13mmという大口径のダイナミックドライバーによって、迫力のある高音質を実現しています。
また、高音質なコーデックである「aptX Adaptive lossless」にも対応しているため、CD音質と変わらないロスレス音質をワイヤレスで再生することができます。
さらに、ハイレゾ規格とSnapdragonSoundにも対応することで、低遅延と高音質の両立により、臨場感のある音楽体験が可能となりました。
軽量で長時間使用も可能な耳にフィットするデザイン
SOUNDPEATS Air5は、1回のフル充電で最大6時間・充電ケース込みで約30時間という長時間の音楽再生が可能です。オフィスでもオフの日でも、一日中充電を気にせずに使い続けることができます。
また、インナーイヤー型デザインであるため、カナル型イヤホンとは違い圧迫感のない開放的で快適な装着感でありながら、アダプティブアクティブノイズキャンセリング機能を搭載し、その時の周囲の環境に合わせて最適なノイズ低減効果を実現します。
「PeatsAudio」アプリを使用すると、耳道のサイズに応じてノイズキャンセリング効果を3段階で調整できます。
一万円以下でも必要な機能は全て網羅
SOUNDPEATS Air5には、周囲の環境に合わせてノイズを抑える「アダプティブアクティブノイズキャンセリング機能」「AI通話ノイズキャンセリング」「AI風ノイズ低減機能」と搭載しています。
他にも
- 複数の機器と同時に接続できる「マルチポイント機能」
- ケースを開けるだけで機器とすぐに安定した接続が可能な「Bluetoothバージョン5.4」
- ゲームモードに切り替えることでワイヤレスでありながらも低遅延での再生が可能
などなど、ワイヤレスイヤホンに必要な機能は全て網羅してるにも関わらず、定価は一万円未満というコスパの高さも特徴です。
SOUNDPEATS Air5のスペック
SOUNDPEATS Air5のスペックを表にまとめました。
製品名 | SOUNDPEATS Air5 |
ドライバー方式 | 13mmダイナミックドライバー |
Snapdragon Sound | 対応 |
対応プロファイル | HSP,HFP,A2DP,AVRCP |
対応コーデック | aptX Lossless/aptx/AAC/SBC |
Bluetoothバージョン | 5.4 |
防水性能 | IPX5 |
最大持続時間(単体) | 約6時間 |
最大持続時間(本体) | 約30時間 |
重量 (単体) | 3.8g |
重量 (本体) | 44.56g |
サイズ (本体) | 56×51×26mm |
充電時間 | 1.5時間 |
充電コネクタ | USB Type-C |
内蔵マイク | 片側3基 |
Adaptive ANC | 対応 |
通話用(ENC)ノイズキャンセリング | 対応 |
マルチポイント | 対応 |
ゲームモード | 対応 |
専用アプリ | PeatsAudio(iOS,Android) |
同梱品 | 取扱説明書、ステッカー 充電用USB-Cケーブル |
ユーザーズガイドは日本語にも対応。一緒にかわいいステッカーも入っていました。付属のUSB-Cケーブルは短めで実用には不向きですが、付属しているだけありがたいです。
SOUNDPEATSアプリと連携
SOUNDPEATSの専用アプリ「PeatsAudio」と連携することで、タッチコントロールの切り替え、イコライザー・ANCやゲームモードのオンオフなどが可能になります。
プリセットされているイコライザーの他にも、自分好みにカスタムで作成することも可能です。
イヤホンを装着し「スマート聴覚テスト」を行右ことで、自分の耳のスタイルに合わせた音質で再生することができます。
テストといっても別に難しいものではなく、聴力検査のようなものです。さまざまな周波数の音が聞こえるので、聞こえるかどうかを回答していきます。数パターンのテストが完了すると、テストレポート(AIによる分析結果)が表示されます。
SOUNDPEATS Air5のレビュー
それでは、SOUNDPEATS Air5を実際に使ってみてのレビューです。今回のレビュー機はパープルです。
Air5の外観など
まずは外箱です。いつも通りSOUNDPEATSらしい高級感のあるパッケージです。
前機種(Air4)からの進化ポイントとして、ケースのフタが約45度に開くデザインい変更されています。これによってイヤホン本体の脱着がとてもしやすくなりました。
充電ケースをさまざまな角度から撮影しました。ケースは全体的に鏡面仕様になっていています。ケース裏面の蓋のヒンジ部分にSOUNDPEATSのロゴが入っています。ケース底面に充電ケーブルの差し込み口とリセットボタンがあります。
鏡面仕上げのケースですが、指紋がつきやすい(目立ちやすい)のは個人的にはちょっと残念。マットな感じの方が好みですが、これは好みの問題でしょう。
イヤホン本体は”くびれ”のある流線型。この窪みが耳にうまくフィットするようにデザインされているのですね。
少し違うアングルからも撮影してみました。イヤホン背面の”S”のマーク部分はシルバーで高級感があります。
Air5の音質について
肝心の音質についてですが、ハイレゾ認証+SnapdragonSound対応は伊達ではありません。インナーイヤー型イヤホンでありながら、まるで有線イヤホンで再生しているかのような高音質です。音の傾向としてはやや低音が強めのドンシャリ系。高音もキレイに鳴らしています。音の解像度がインナーイヤー型イヤホンとしてはかなり高い方なのではないでしょうか。
もちろんもっと高級なイヤホン(AirPodsとか)と比較すると少し部が悪いですが、1万円未満で購入できるというコスパを考えると十分に満足できるサウンドではないかと思います。
Air5の使用感について
SOUNDPEATS Air5は、まず自分の耳穴に合うサイズでなければ本来の性能を発揮できません。まずは自分の耳に装着してみてしっかりとイヤホンがおさまっているか、ちゃんといい音で再生されているかを確認する必要があります。装着時に少しイヤホンを前後にグリグリと回すとスポッとおさまる場所が見るかると思います。
イヤホン本体も綺麗な流線型になっているので耳への装着感も良く、圧迫感も強くないので長時間使っていて耳が痛くなったりすることはありません。また、ノイズキャンセリング機能についても、イヤホンの装着具合によって大きく左右されてしまいます。ただし、イヤホンが耳にちゃんとはまっていないと、ノイキャンの恩恵をあまり受けることはできなくなってしまいますので、ベストポジションを見つけてみてください。
もしも、自分の耳に合わないと思った時は、スタビライザーやイヤーフックを使うという方法もあります。
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SOUNDPEATS Air5とAir4の違い
第5世代となったAir5と、一つ前のバージョンAir4について比較してみました。
こうして比較してみるとそれほど大きな違いはなさそうに感じますが、最も大きく変わったところとしては「充電ケース」が挙げられます。Air5ではケース前面が大きく開くようになり、イヤホン本体の脱着がとてもやりやすくなりました。
あとはSnapdragonSoundに対応したことで、より高音質での再生が可能になりました(再生する機器側が対応している必要があります。iPhoneは非対応)
SOUNDPEATS Air5のまとめ
今回は、SOUNDPEATSの新しいインナーイヤー型ワイヤレスイヤホン「Air5」を実際に使ってみたレビューをしました。
「SOUNDPEATS Air5」はインナーイヤー型ワイヤレスイヤホンでありながら、周囲の環境に合わせてノイズを抑える「アダプティブアクティブノイズキャンセリング」を搭載し、ハイレゾに対応した音質にもこだわったワイヤレスイヤホンです。
また、13mmという大口径ダイナミックドライバーを搭載したハイレゾ認証の高音質、複数機器と同時接続できるマルチポイント、30時間のロングバッテリーなど、日常に必要と思われる機能を全て兼ね備えていながら、一万円を切るコスパの良さも魅力です。
インナーイヤー型ならではの耳への圧迫感が少なく、カナル型イヤホン(耳穴に押し込むタイプ)が苦手な人でも違和感なく使うことができるでしょう。
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