ゲオの骨伝導イヤホンの評判は本当?音質、音漏れ、通話品質、メガネ着用時について

コスパが高いと評判のゲオの骨伝導イヤホン「BCH200B300」を買って使ってみましたので、ネットの評判は本当なのか?音質、音漏れ、通話品質、メガネ着用時のことなどを確認しながらレビューします。

ゲオの骨伝導イヤホンの音質は悪い?

ゲオの骨伝導イヤホンの音質ですが、確かにあまり良くありません。少しこもったような感じで、高音が抜ける感じがありませんし、低音が響く感じもなく、全体がラジオっぽい?というと伝わるでしょうか。

骨伝導イヤホンなので、それほどの高音質は期待しないとは思いますが、Shokzなどに比べると、正直なところどうしても劣るかなと思います。

この骨伝導イヤホンは、骨伝導部分の周りに小さなスピーカーが付いていて、そこからも音が出ています。このスピーカー部分で骨伝導だけでは伝わりづらい空間的な広がりを出しているように感じます。

ゲオの骨伝導イヤホンには耳栓が同梱されています。この耳栓を使用すると、骨伝導がダイレクトに伝わり、音質もかなり向上します。耳栓をしなくても指で耳をふさいでも同じような効果を感じることができます。

より良い音質で聴きたい時は耳栓をするのがおすすめですが、外の音が聞こえなくなるので、耳栓をするならそもそもオープンイヤーの骨伝導イヤホンじゃなくても良いような気がしてしまいます。

ゲオの骨伝導イヤホンは音漏れする?

先ほどもあげたように、ゲオの骨伝導イヤホンは骨伝導部分の周りに小さなスピーカーが付いていて、そこからも音が出ていますので、相応に音漏れします。周りが静かな環境(オフィスや図書館など)での使用は難しいかもしれません。仮に大きな音を出してしまうと電車でも近くにいる人には聞こえてしまうでしょう。

Shokzの骨伝導イヤホンは音漏れが最小限に抑えられているので、よほどボリュームを上げなければ様々な場所で使うことができます。

ゲオの骨伝導イヤホンは遅延する?

ゲオの骨伝導イヤホンは、動画視聴時に結構音が遅延します。YouTubeで音楽ライブなどを見ていると映像と音がずれすぎてしまい、あまり楽しむことができません。わたしはゲームでは使っていませんが、同様のことが考えられます。

映像を伴わず、音楽やラジオを聞いている分にはもちろん気になることではありませんので、そうした使い方の方がおすすめできます。

ゲオの骨伝導イヤホンの通話品質が悪い?

ゲオの骨伝導イヤホンのマイクは右側に一箇所のみついています。試しにZOOMで使ってみましたが、特に大きな問題はなく使用することができました。ただし、後日確認したところ「こもり気味であまり良い音質ではなかった」とのことでしたので、とりあえず通話は普通にできるけど、マイク音質も期待しない方が良さそうです。

ゲオの骨伝導イヤホンは操作がしづらい?

骨伝導部分の外側の大きな丸は左右とも物理ボタンになっています。電源のオンオフには右側のボタンを長押ししますが、このボタンがなかなか固く、グッと押し込まなければなりません。曲を進めたり戻したりといった操作も可能ですが、カチカチと押すので頭がグイグイと押される感覚があり、あまり操作感が良いとは言えません。

基本的に曲の再生操作はスマホやパソコン側で行なって、電源のオンオフは装着していない状態で操作しています。

ゲオの骨伝導イヤホンは重い?

スペック上では、本体重量が33gとなっています。Shokzの骨伝導イヤホンに比べると3〜5gほど重くなりますが、装着している感じではそれほど重さを感じません。また締め付けもそれほど強くないので装着感は決して悪くありません。

ゲオの骨伝導イヤホンはメガネを付けていても使える?

ゲオの骨伝導イヤホンはメガネをしていても装着することができます。ただし、メガネをつけた状態ではフレーム部分がどうしても当たるので、一旦メガネを外し、先に骨伝導イヤホンを装着してからメガネをすれば問題ありませんでした。

ゲオの骨伝導イヤホンの特徴

ゲオの骨伝導イヤホンの本体カラーは全部で3種類。

画像はゲオ公式オンラインショップより

製品パッケージに記載されている特徴は以下になります。

  • 耳をふさがないため、使用中でも周囲の音が聞こえます。
  • 会話しながらのご使用も可能です。
  • 閉塞感がなく、耳が痛くなりません。
  • 防水規格IPX4なので汗で濡れてもご使用いただけます。
  • 運動時でもズレ落ちしにくいイヤーフックタイプ。
  • Bluetooth Ver.5.2機能搭載。
  • Bluetooth機器との接続が簡単。

ゲオの骨伝導イヤホンの外観

 

 

ゲオの骨伝導イヤホンの同梱物

パッケージを開いた状態はこんな感じです。

同梱物はマニュアル、注意書き、充電用USBケーブル、耳栓です。

充電はMicroUSB(TypeB)です。

耳栓が付いています。この耳栓を使うと、外音を防ぐことができて、骨伝導の音質が向上します。

ゲオの骨伝導イヤホンのスペック

最後に、ゲオの骨伝導イヤホンのスペックを記載しておきます。

Bluetooth Ver.5.2
対応プロファイル A2DP/HFP/AVRCP
対応コーデック SBC/AAC
通信距離 約10m
再生周波数 20Hz-20kHz
質量 約33g
イヤホン本体バッテリー量 180mAh
充電電圧 DC5V
充電時間 約2.5時間
連続通話時間 約5時間
続音楽再生時間 約7時間
連続待機時間 約200時間
防水規格 IPX4
連続通話時間 約5時間

注)使用時間は50%音量の条件にて算出。使用温度5~40/湿度20~80%

Bluetooth接続時は製品名?「BCH200B300」と表示されます。

ゲオの骨伝導イヤホンのまとめ

ゲオの骨伝導イヤホンは、有名なShokz骨伝導ワイヤレスイヤホン(10,000円前後)のように高級感はありません。音質も決して良くはありませんし、大きな丸い骨伝導(スピーカー)部など本体デザインもあまりスタイリッシュではありませんが、その性能は決して悪くなく、なんといっても特徴はコストパフォーマンスの高さにあります。

IPX4対応で多少水に濡れても大丈夫で、普通に使える骨伝導イヤホンが2,980円で購入できるというのは、とてもコストパフォーマンスは高いです

はじめて骨伝導イヤホンを使ってみたいと思っている方、骨伝導イヤホンは2台目で気軽に使える機種が欲しい方、骨伝導イヤホン音質に強いこだわりがなければ買っても後悔しないと思います。

そんなゲオの骨伝導イヤホン、購入は公式通販サイトが最安でおすすめです。

ゲオ公式オンラインストア

 

骨伝導が苦手な方はオープンイヤー型がおすすめ

骨伝導イヤホンは少し苦手という方にはオープンイヤー型イヤホンがおすすめです。骨伝導イヤホンと同じように「耳を塞がないイヤホン」であるにもかかわらず、骨伝導よりも音質が良い傾向があります。

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