Huawei.Xiaomi.OPPO…中国メーカースマホ(中華スマホ)の危険性とモトローラのスマホ

昨今、Huaweiをはじめとして、Xiaomi、ZTE、OPPOなど、中国メーカーが、安くてハイスペックなスマートフォン(いわゆる中華スマホ)を次々と発売し、話題となっています。

その一方で、中華スマホは危険ではないなかという情報(憶測?)があったり、実際に心配されている人も少ないないようです。実は私もその一人。

確かに、Suicaおサイフケータイや、ペイペイ・LINEペイなどQR決済を使う事も増えて、スマホのセキュリティ強化が必要になるケースは増えていっています。

そこで今回は、中国メーカーの中華スマホの危険性について考えてみました。どんな危険性が潜んでいるのでしょうか。

中華スマホは広告が表示される

一部のメーカーのスマホを使っていると、スマホに広告が表示されるように設定されている機種があります。

例えば、Xiaomiは設定に広告が表示されるようですし、Huaweiはロック画面に広告が表示されたことがありました。

広告が表示されるだけではありますので、無視すれば良いだけですし、それによって実害があるというわけでは無いのかもしれませんが。。。

中華スマホはバックドアが仕込まれている?

この問題の方が懸念材料でしょうか。一部のスマホには、バックドアが仕込まれていて、多くの情報が抜き取られている(つつ抜けになっている)という情報がまことしやかに流れています。

そもそもバックドアとは何?

コンピュータセキュリティ用語としてのいわゆるバックドアは、本来はIDやパスワードを使って使用権を確認するコンピュータの機能を無許可で利用するために、コンピュータ内に(他人に知られることなく)設けられた通信接続の機能を指す。

バックドアには、設計・開発段階で盛り込まれるものや、稼動中のコンピュータに存在するセキュリティホールを使って送り込まれたソフトウェア(トロイの木馬と呼ばれる類の偽装ソフトウェア)によって作られるものも含まれる。

ウィキペディアより

少し前にニュースにもなりましたが、スマホにバックドアが仕込まれてして、データ通信が傍受され色々な情報が中国に送られているともされています。

どうしてそんな情報が出るかというと、HuaweiとZTEは中国という国(政府)と深いつながりがあるからなんだそうです。

一方では、これらは「悪用ができるバグだった」なんていう見解もあるようです。仮にそうだったとしても、それはそれで心配になってしまいますが…。

Huawaiの通信機器には通信データを抜き出せるバックドアが付いているとして、アメリカでは使用を規制している事は有名です。
ただ、これも関係者でないと正確な事は言えないわけですが、そう言っても、こうした事が話題になれば心配になってしまいます。

モトローラは安全なスマホ?

今は中国Lenovoの100%子会社となっているモトローラ社ですが、1928年に創業しアメリカのシカゴに本社がある、もともとはアメリカの会社です。2014年にはGoogleとモトローラが共同で「Nexus6」を作っていたりもしています。

現在のモトローラ社のスマホが他の中国メーカーと違う特徴は「独自OSを採用せず、ほぼ素のAndroidOSを搭載している」ということです。

モトローラならではの「Motoアクション」などの機能がついていますが、あくまでスマホを便利に使う機能ですので、気にいらなければ使わないという選択ができるわけです。

余計な広告が表示される事もありません。

また、モトローラのスマートフォンの中には、Google社によって検証された⾼い企業要件を満たしている「android enterprise 推奨」にも指定されている端末もあって、ビジネスでも安⼼して使うことができるセキュリティの高いスマホになっています。

モトローラのスマホは高価すぎず、適度なスペックで、スタイラスペンを付属している機種もあるなど、個性的で良いスマートフォンをリリースしている印象があります。

モトローラ公式サイト

中華スマホの危険性のまとめ

個人輸入をして中国からスマホを購入する場合は別ですが、日本の技適を通過して日本で販売しているスマホであれば、日本で販売して良い許可を得ているわけですので、結論としては「そこまで気にしすぎる必要はない」のではと考えています。

広告が表示されるスマホ端末はあるようですが、バックドアが仕込まれていたり、個人情報データを抜かれていたり・・・心配し始めるとキリがありません。

セキュリティ面での安全性を売りにしているiPhoneにだって、中国製の部品も使っているようですし。

ニュースを見ていると、中国という国のダークな思惑が色々と影響していそうな気がします。私の知り合いの中国の方たちは、みんな良い人なので、別に中国がキライとかって言うわけでは全然ないのですが。

それでも「なんだかんだいっても、やっぱりなんとなく心配」という私のような人は、日本製のスマホやモトローラ社のスマホ、GoogleのPixelシリーズ、またはAppleのiPhoneを選択した方が、安心して使う事ができますね。

結局のところ、一番大事な事はスマホのメーカー云々よりも、不用意に無料アプリなとをインストールしない事なのだと思います。

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