Amazon(アマゾン)で買い物する時、必ずと言っていいほどレビューを確認します。レビューで評価が高ければ安心できますし、評価が低かったらちょっと考えてしまいます。
でもそんなレビューの中には、残念ながら偽レビュー(いわゆる、やらせ・サクラ)が多数存在しているのも事実です。
それを見抜く方法はなかなか難しいですが、実はサクラを見抜ける(かもしれない)無料サイトがあります。それが今回紹介する「サクラチェッカー」です。
サクラチェッカーとは何か
サクラチェッカーは、アマゾンに投稿されているレビューがどの程度信頼できるレビューかどうかを判定してくれるシステムで、無料で誰でも使うことができます。
サクラチェッカーは最近話題になっているサクラ、やらせ、ステマレビューを簡単に見抜くシステム。
ECサイトで満点に近い商品でもサクラを見抜き、サクラを除いた本当の点数が分かります。
本当のレビューが分かるので安心してお買い物ができます。
https://sakura-checker.jp/
サクラチェッカーを使ってみた
サクラチェッカーを実際に使ってみました。
使い方は、サクラチェッカーのサイトにアクセスして、検索窓に確認したいアマゾンの商品のURLか商品名を入力して、Goボタンをタップするだけです。
すると(通信環境にもよりますが)数秒で結果が表示されます。
今回は、AirPodみたいな中国製の安すぎる完全ワイヤレスイヤホンでチェックしてみました。
分析の結果は色々と表示されますが、まず確認するところは「サクラ度」という数値です。
この商品のサクラ度はなんと90%!これは危険ですね。。。
そしてどんなポイントで危険と判断しているか、分析ポイントもそれぞれ表示されます。
そして、信頼の高いレビュー、注意喚起レビュー、怪しい日本語のレビュー、ライバル社からの悪評などのレビューもピックアップされて、それぞれの項目をタップするとリンク先のアマゾンページでレビューを確認することができます。
この商品では、「信頼性の高いレビューが無い」という分析結果になっています。
↓注意喚起レビューとしてピックアップされたのはこちら↓
↓怪しい日本語のサクラレビューとしてピックアップされたのはこちら↓
商品のサクラ度を分析すると、似たジャンルで出品されている商品の「レビューの信頼性が高い商品」と「信頼性の低い商品」も確認することができます。
レビューが少なすぎると分析できない
ちなみに、レビューが少なすぎると分析できないようです。至極当然といえば当然です。変に分析結果が出るよりは逆に信頼できるシステムだと感じます。
なんで偽レビューが存在しているのか
アマゾンのレビューの中には、自社製品に良い口コミを書く人がいたり、良いレビューを書くことで金品を受け取っている人もいるようです。
先日、東洋経済オンラインでこんな記事を見ました。
アマゾンで偽レビュー作りまくる不届者の正体
投稿者「軽く月10万円ぐらいは稼げますよ」
この記事によると、メーカーから商品をもらって、その商品に対して良いレビューを載せる「偽レビュアー」がいるようです。さらにそのもらった商品を転売して自分の儲けにしているという。
サクラチェッカーのサイト内にも同内容の記事があり、Facebookにはサクラ・やらせレビューの募集をしているアマゾン非公開レビューグループがあって、18,000人ものレビュアーがいるんだとか。実際にサクラチェッカーの管理の方が潜入して調査しながらサクラチェッカーにも役立てているんだそうです。
倫理的に「それでいいのか?」という思いしかないですが、稼げている以上やる人はいるでしょうね。
これからアマゾンで商品を購入するとき、信頼できるメーカーなどであれば問題ないだろうとは思いますが、ちょっと疑問に思うようなことがあったら、このサクラチェッカーで確認するように心がけましょう。