2020/10/30に発売されたモトローラの新しいSIMフリースマートフォン「Moto e6s」、定価は¥16,800ですのでかなり安く手に入れやすいシンプルなSIMフリースマホですが、Amazonでは10%オフの15,100円で購入できます。しかもSIM契約はなしでスマートフォン本体だけを買うことができるので、「とにかく安くてそれなりに使える新品のスマホが欲しい」という方や、子供が家の中でだけ使うためのはじめてのスマホにはおすすめできるスマートフォンです。
また、モトローラのスマートフォンは他の中華メーカーと違ってOSが素のAndoroidに限りなく近い状態ですので、中華スマホに抵抗があるという人にもお勧めできます。
モトローラMoto e6sの最大の特徴は価格の安さ
Moto e6sの最大の特徴は、割り切ったスペックによる価格の安さを実現したことですね。それでも、安いスマホではありますが、ただ安いだけではないモトローラのこだわりが垣間見れます。
メインカメラは2眼タイプで深度センサーがついていますので、画像の奥行きや背景をぼかした写真などもとることができ、それなりに遊ぶこともできます。
Moto e6sに使われているSoC「MediaTek Helio P22」はエントリークラスのスマートフォンによく使われていて、Snapdragon 625と比較されることが多いです。ゲームなどには向きませんが、日常のちょっとした操作(インターネット、メール、LINEなど)であれば、特に問題なく使うことができる程度の性能にはなっています。
価格の安さを考えると、スマホの性能としてはまずます良いと思いますが、USB-Type Cが主流になっている今、ケーブルの上下を考えて使わなければいけない「micro-USB」なのはちょっと残念ですね。
モトローラMoto e6sはデュアルVolTE対応
モトローラ Moto e6sは4G+4GのデュアルVoLTEに対応していますので、1台のスマートフォンで2つの電話番号を使い分けることができます。
この価格帯でデュアルVoLTEに対応している機種はあまり多くありません。こういった仕様は海外メーカーであるモトローラの強いところかもしれません。
モトローラMoto e6sのスペック
ブランド | Motorola(モトローラ) |
ディスプレイサイズ | 6.1インチ、 1,560 x720 (HD+, 282ppi) IPS液晶 |
OS | Android 9.0 |
メモリ容量 | 2GB |
ストレージ | 32GB |
SoC | MediaTek Helio P22 2.0 GHzオクタコア |
カメラ | メイン:1,300万画素+200万画素のデュアルカメラ
インカメラ:500万画素 |
バッテリー | 3,000mAh |
サイズ | 高さ約155.6mm x 幅約73.0mm x 厚さ約8.5mm |
重量 | 約160g |
カラー | メトログレー エレキピンク |
Wi-Fi | IEEE802.11 b/g/n(2.4GHz) |
Bluetooth | 4.2 |
インタフェース | micro-USB (USB 2.0) イヤホンマイクジャック |
SIM | 4G+4G デュアルSIMデュアルVoLTE |
センサー | 指紋認証 加速度計 近接センサー 環境照度センサー |
その他 | Motoアクション未対応 |
1万円台半ばという価格帯ですので、かなり割り切った本体構成になっています。6.1インチで160gというサイズ感はほど良く、比較的軽量なのは良いポイントです。
ただ、やはりメモリ2GB、ディスク容量32GBはなかなか厳しいです。Andoroidも少し前の9.0になっていますし、モトローラならではの「Motoアクション」にも対応していません。
Moto e6sのまとめ
Moto e6sは、調べものや電話・メールなどの連絡手段とちょっとのカメラ機能がついていればOKという人や、エレキピンクというかわいい色もあるので子供のはじめてのスマホなど、「安いけどそれなりに使える新品のスマホが欲しい」と考えている人に向いているスマートフォンではないでしょうか。
近年は、スマートフォンの価格はどんどん上昇していっています。そんな中でも、モトローラはこうして安い価格で本体を発売してくれるのはうれしいですね。