マイクロソフトエクセル・ワード・パワーポイントで、インターネットから取得したファイルやメールに添付されていたファイル、またはNASにあるファイルを開くと「保護ビュー」と表示されて編集できない場合があります。
今回はその「保護ビュー」を表示させないため(無効にするため)の設定方法です。
保護ビューを表示させないための設定
インターネットやメール、NASにあるマイクロソフトオフィスのファイルでは、「保護ビュー」という状態で表示され、編集ができない場合があります。
「編集を有効にする」のボタンを押せばいいだけなので、気にならない人もいる一方で、いちいちこのメッセージが表示されるのが嫌だという人もいます。そこでこの「保護ビュー」を無効にする設定方法を紹介します。画面はマイクロソフトオフィス2013のエクセルになっていますが、基本的な操作方法はワードなどでも同じです。
保護ビューで開いているファイルから変更する方法
保護ビューで開いているファイルから変更する場合は、ファイルの「情報」を開くと下記の画像のような表示が出てきます。そこで「保護ビューの設定」をクリックします。
すると保護ビューの設定画面が表示されますので、チェックボックスのチェックを外したら「OK」をクリックします。
以上でOKです(画面はExcelです)
ファイルを開く前に設定する方法
そもそもファイルを開く前の段階(インストールした段階)で、変更する方法です。
空のファイルを開いたら、ファイルのメニューを開きます。
続けて、オプションを開きます。
次に、セキュリティセンター → セキュリティセンターの設定 と順番に開いていきます。
先ほどと同じ画面になりますので、不用なチェックを外してください。
以上で設定は完了です。
保護ビューはなぜ表示されるのか
実にちょっとイライラしてしまう保護ビューですが、それではそもそも保護ビューはなぜ表示されるのでしょうか。マイクロソフト公式サイトでは、以下のように定義されています。
インターネットやその他の安全でない可能性のある場所にあるファイルには、コンピューターに害をもたらすウイルス、ワーム、その他のマルウェア類が含まれている可能性があります。 このような安全でない可能性のある場所にあるファイルは、コンピューターを保護するために読み取り専用として保護ビューで開かれます。
ということですので、保護ビューの設定変更は自己責任にてお願いいたします。ちなみに私は今までに保護ビューを解除してトラブルになったことは一度もありません。