プログラムを管理者として実行をするためには、通常は右クリックして表示されたメニューの中から「管理者として実行」を選びます。しかし中には常に「管理者として実行」をしなければならないプログラムもあると思います。そんな時、常に「管理者として実行」が出来たら楽ですね。
今回は、常に管理者として実行するための設定方法を紹介します。
常に管理者として実行するための設定方法
まずはショートカットを作ります。
作成したショートカットを右クリックして、「プロパティ」を表示します。
プロパティウィンドウを開いたら、「ショートカット」のタブを選び、「詳細設定」を開きます。
詳細プロパティウィンドウが開き、その中に「管理者として実行」と言う項目があるので、チェックを入れて「OK」をクリックします。
前の画面(ショートカットのプロパティウィンドウ)に戻ったら、右下の「適用」→「OK」とクリックします。
以上で設定は完了です。
以降、設定したショートカットをダブルクリックで実行すると、管理者として実行されます。
今回は、プログラムを常に管理者として実行するための設定方法を紹介しました。
ファイル名を指定して実行からも管理者として実行できる
最後におまけの情報をひとつ。「ファイル名を指定して実行」からでも管理者として実行をすることができます。
「Windowsキー」+「R」を同時に押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開きます。そこに管理者として開きたいアプリケーションを指定して、「Shiftキー」と「Ctrlキー」を押しながら「Enterキー」で実行すると、管理者として実行されます。
ただし、「ファイル名を指定して実行」ではすべてのアプリケーションが起動できるわけではありません。ファイル名を指定して実行で使える主なコマンド(主なアプリケーションのみ)は以下の通りです。
- calc(電卓)
- cmd(コマンドプロンプト)
- chrome(Google Chrome)
- excel(マイクロソフトエクセル)
- exploer(エクスプローラー)
- mspaint(ペイントソフト)
- notepad(メモ帳)
- powershell(PowerShell)
- winword(マイクロソフトワード)