先日、Windowsの更新(アップデート)をしたところ、パソコンが起動しなくなってしまいました。パソコンは東芝ノートパソコンDynabookR634、OSはWindows10Proです。今回の更新は「バージョン20H2の機能更新」です。その時の解決方法です。
Windows更新後の状態
Windowsの更新をする前までは何の問題もなく使えていたパソコン(東芝ノートパソコンDynabookR634)が、更新をした後に起動すらしなくなってしまいました。
ログイン画面までも遷移せず、Windowsの起動画面から先に進みません。
バッテリーを一回放電させたり、BIOSを初期化してみたりしても無駄でした。
古いパソコンなので、もう駄目なのかなと思いましたが、次の方法で無事に起動させることができました。
起動しなくなった時の解決方法
では、Windowsの更新によって起動しなくなってしまったパソコンの修復方法ですが、それは「Windowsの自動修復」の機能を使います。
以下、自動修復の手順です。
まずは、パソコンの電源をいれて、Windowsが起動しようとする画面まで表示させたら、電源ボタンを長押しして「パソコンを強制終了」します。
この作業を2回以上行います。
ちゃんと電源が切れて、強制終了→電源オンを2回以上繰り返すことができれば、Windowsの自動修復が立ち上がります。私の場合は3回目の起動時に「お待ちください」と表示され、自動修復に進む事ができました。
次に、回復画面が表示されますので、「詳しい電源オプションを表示する」の方に進みます。
オプションの選択画面になったら、トラブルシューティングに進みます。
トラブルシューティングの画面になったら「詳細オプション」に進みます。
詳細オプションの画面になったら、「更新プログラムのアンインストール」に進みます。
更新プログラムのアンインストールに進んだら、「最新の機能更新プログラムをアンインストールする」を選択します。
次の画面に進むとユーザー名が表示されますので、選択します。
ユーザーにパスワードが設定してある場合は、入力して「続行」に進みます。パスワードを設定していない場合はなにも入力せずに「続行」に進むことができます。
そうしたら、「機能更新プログラムをアンインストールする」を選択します。
すると、最新の更新プログラムのアンインストールが始まります。
更新のアンインストールと復元が進んでいきます。
今回、この復元はほんの10分程で終わりました。その後、あっさりと今まで通りにWindowsが起動して、また今まで通り普通に使えるようになりました。
これで必ず今まで通りに戻るというわけではないかもしれませんが、少なくとも私の場合では、また普通に使えるようになりました。
尚、パソコンの状態によって、画面メッセージなどは違いがあるようですが、おおむね流れは同じかと思いますので、良かったら参考にしてください。
Windowsの更新を一時停止する
ちなみに、今回の事態を受けて、Windowsの更新を当面は一時停止する事にしました。念の為、その設定方法も記録しておきます。
Windowsの設定画面の、更新とセキュリティを選択します。
Windows Updateの画面で詳細オプションを選択します。
詳細オプションの中に、「更新の一時停止」という項目がありますので、一時停止期間を変更します。
とりあえず、設定できる最長の期間まで一時停止しました。
今回は以上です。
参考にしたサイト:Windows10 がアップデート後に起動しないときの修復方法