TW-E3AとTW-E3Bの違い【ヤマハの完全ワイヤレスイヤホン】

2019年12月に発売されたヤマハの完全ワイヤレスイヤホン「TW-E3A」の後継モデル「TW-E3B」が発売されます。TW-E3Aは、ヤマハならではの音質や装着感で10,000円以下で買える完全ワイヤレスイヤホンとしては人気があります。

今回は、その後継モデルTW-E3BとTW-E3Aの違いについてまとめてみます。

本体が小さくなって装着感がアップ

本体サイズが、旧モデルに比べてコンパクトになりました。耳の小さな人にも配慮して、誰にでもフィットする形状になっています。ハウジング部の幅は約2mm、奥行きが約1.3mm小さくなっています。

また、耳に触れる部分に滑りにくい塗装を施すことで、小さな耳にもしっかりフィットし、長時間のリスニングでも疲れにくい快適な装着性を実現しています。

また操作ボタンも見直されて、操作性の向上が図られています。

バッテリー充電情報をより細かく把握できるように、旧モデルでは1つだったインジケーターが4つになりました。

カラーが6色に増えた

カラーバリエーションもTW-E3Aの4色展開から6色展開に増えました。

  • ブラック
  • グレー
  • スモーキーブルー
  • スモーキーピンク
  • スモーキーグリーン
  • バイオレットラベンダー

となっています。旧モデルにあったホワイトがなくなって、その代わりにグレーが追加されています。写真で見るとホワイトに近いグレーのように見えます。

ad

ドライバの形状が改善されて密閉度が向上

ドライバは6mmの密閉型ダイナミック。基本的には旧モデルと同等のものを使用しているそうですが、旧モデルユーザーの声を参考に、ドライバーの形状が改善されています。

これによって、耳の奥まで本体が挿入できるようになり、装着感や密閉度が向上しています。密閉性が高まることで、音漏れなどによる音質の劣化を防ぐことができます。その結果、低域の音量感が増したように感じることができ、なおかつクリアで躍動感の感じられる音に。

また、ヤマハ独自の「リスニングケア」機能により、小音量時に聞こえにくくなる低域や高域を調整。耳の負担が少ないバランスになるように自動で調整してくれます。

TW-E3AとTW-E3Bのスペック比較

TW-E3A TW-E3B
型式 密閉ダイナミック型 密閉ダイナミック型
ドライバ口径 6mm 6mm
Bluetoothバージョン 5.0 5.0
対応コーデック SBC、AAC、Qualcomm® aptX™ SBC、AAC、Qualcomm® aptX™
充電時間 約2時間(フル充電) 約2時間(フル充電)
再生可能時間 最大24時間(本体6時間+3回ケース充電) 最大24時間(本体6時間+3回ケース充電)
再生周波数帯域 20Hz~20kHz 20Hz~20kHz
重量 6.3g(LまたはR片方) 5.0g(LまたはR片方)
付属品 USB給電ケーブル、充電ケース、イヤピース各1セット(SS/S/M/L)、スリーブ各1セット(S/M) USB給電ケーブル、充電ケース、イヤピース各1セット(XS/S/M/L)

スペック上では、重量以外に目立った違いは確認出来ませんでした。

とは言え、完全ワイヤレスイヤホンは、やはり装着感がとても大切なポイントになりますので、本体がコンパクトになり重量が軽くなっただけでも嬉しいですし、細かなチューニングを行って装着感がアップし、必然的に聞こえる音質にも変化があります。

ヤマハの完全ワイヤレスイヤホンが約10000円で買えるということを考えると、決して高い事はないでしょう。装着感がフィットすればとても良い完全ワイヤレスイヤホンになるでしょう。

ヤマハ製品ページ

ad