HD450SEレビュー!ゼンハイザーのノイズキャンセリング機能付きワイヤレスヘッドホン

SENNHEISERのノイズキャンセリング機能付きワイヤレスヘッドホン「HD 450SE」。耳を覆うタイプのアラウンドイヤータイプ(密閉型)で装着感がよく、しっかりと効果を発揮するノイズキャンセリング機能、コーデックはaptX LLにも対応しフラットな傾向ながらゼンハイザーならではの音質の高さに定評があります。また、コンパクトに折りたたんで持ち運ぶことができて、連続再生時間も30時間と長く十分なバッテリーを備えています。

この記事ではHD450SEの外観、使用感、音質などの特徴についてレビューします。HD450SEはAmazon限定で販売されていますが、同じような製品でHD450BTやHD458BTなどもありますので、記事後半ではその違いについてもまとめています。

たまにAmazonのセール対象になるタイミングがあるので、1万円台で高音質なワイヤレスヘッドホンを探している方にとっては、セール価格になっている時は迷わず買いがおすすめです。

\今すぐ購入したい方はこちらから/

HD450SEのスペック

まずはHD450SEのスペックを一覧表で確認します。

製品名 HD450SE
ノイズキャンセリング
イヤーカップ アラウンドイヤー
密閉型
Bluetooth Ver. 5.0
対応コーデック aptX、aptX LL、AAC、SBC
ドライバー 32mmダイナミック型
Bluetooth動作時間 約30時間(ANCオン)
充電時間 約2時間(USB-C)
本体重量 約238g
同梱物 専用ポーチ
充電ケーブル
3.5mmケーブル

アラウンドイヤー型とオンイヤー型イヤホンの違いについてはこちらの記事にまとめています。

関連記事

ヘッドホンのタイプにはいくつかの種類がありますが大きく分けてアラウンドイヤー型(オーバーイヤー型とも言います)と、オンイヤー型があります。この記事ではアラウンドイヤー型とオンイヤー型の違いと、それぞれのヘッドホンの特徴やメリット・デメリット[…]

HD450SEの特徴とレビュー

それではHD450SEの特徴についてレビューしていきます。まずは外観から。

HD450SEの外観

ブラックを基調としたシンプルなイヤホン本体です。

側面にシルバーのライン、ゼンハイザーのロゴ、そしてSENNHEISERとプリントされています。

ボタン類などの操作部分はイヤホンの右側にまとめられています。

イヤホン右の内側には製品名である「HD450SE」のプリントが確認できます。

イヤホン左側は黒一色でシンプル、ボタンなどもありません。

ヘッドホンのサイズは、片側で35mm程度広げることができます。

耳に当たるクッション部分です。このクッションがとても柔らかく、装着感の良さにつながっています。

指で潰して見ると、これぐらい押し込むことができます。

また、コンパクトに折りたたむことができるので、付属のポーチに入れて持ち運ぶこともできます。

HD450SEの操作

HD450SEの操作は基本的に本体右側にまとめられているボタンで行います。ANCのオンオフ、音量など物理ボタンが搭載されているので、慣れてしまえば目視しなくても手触りでも操作できるようになり、いちいちヘッドホンを外す必要がなくなります。

マイクはイヤホン右側に2箇所(外側と下側ボタン脇)についています(黄色の丸)

また付属の3.5mmイヤホンケーブルも使うことができるので、充電を気にせずに長時間使用したい時や、電池が切れてしまった時などには有線ヘッドホンとしても使用できます。

 

HD450SEの音質

HD450SEの音質についてです。

低音

低音は、量感がありながらも締まりがあり、しっかりとした存在感があります。ベースやドラムの音が力強く、音の分離感も良好で迫力のあるサウンドを楽しめます。過度に強調されているわけではなく、中音域と高音域とのバランスも良好で、臨場感のあるサウンドを楽しめます。低音が強調された音楽を聴く場合でも、音が歪むことなく再生されます。複数の楽器が同時に鳴っているような音楽でも、それぞれの音がしっかりと聞き分けられます。

中音

中音はボーカルの声がクリアで、楽器の音も繊細に表現されます。特に、ボーカルの声が際立つような音質で、歌声をじっくりと聴くのに適しています。解像度も良好です。ボーカルの声や楽器の音の細かなニュアンスまで表現されます。そのため、音楽をより深く楽しむことができます。そのため、幅広いジャンルの音楽を楽しむことができます。

高音

高音は、明るく伸びやかです。シンバルやハイハットなどの音がキラキラと輝き、爽快なサウンドを楽しめます。過度に強調されているわけではなく、刺さるような高音は抑えられており、長時間のリスニングでも聴き疲れしにくいです。全体としてフラットな傾向ではありますが、高音のヌケの良さに特徴が現れていると感じます。

低音、中音、高音のバランスが良く、聴きやすい音質のワイヤレスヘッドホンです。以下に、音質に関する具体的な感想をまとめます。

  • 低音:量感がありながらも、締まりがあり、迫力のあるサウンド
  • 中音:ボーカルや楽器の音がしっかりと聞こえる
  • 高音:明るく伸びやかで、刺さるような高音は抑えられている

HD450SEのノイズキャンセリング性能

ノイズキャンセリングの効果は同価格帯のヘッドホンと比べて平均的で、ずば抜けて素晴らしいというわけではありませんが、日常生活の騒音、電車の中や街の雑踏であれば十分に効果を発揮しています。飛行機では試していませんが、もしかしたらエンジン音は少し響いてくるかもしれません。

使用する方によってノイズキャンセリングに求めるものには違いが出てくると思いますが、個人的には十分な効き具合と感じました。

HD450SEとHD450BT、HD458BTの違い

今回紹介しているHD450SEには、よく似たモデルにHD450BT、HD458BTという製品がありますが、その違いはなんでしょうか。

HD450SEは、HD450BTのアマゾン専売モデルです。製品内容やスペックではHD450BTとの違いはありません。よく見るとカラーに若干の違いがあるようですが、パッと見ではわからない程度です。

もう一種類のHD458BTですが、実はこちらもスペックではHD450SE・HD450BTと同一の製品です。ただしHD458BTは赤いアクセントカラーが入っていて見た目の印象が大きく変わります。

したがって、HD450SEとHD450BT、HD458BTについてはスペック上は同じ製品となります。カラーリングと欲しいと思ったタイミングでの価格によって決めて問題はありません。

\赤いアクセントカラーが印象的なHD458BT/

HD450SEのパッケージと同梱物

パッケージと同梱部の確認です。パッケージはシンプルな段ボール箱になっています。最近は低価格帯でも立派な外箱に入っているヘッドホンも多いので、このエコな感じがAmazon仕様なのかもしれません。

本体はビニール袋に入っておさまっていました。

同梱物以下の通りです。

  • 持ち運び用のポーチ
  • 充電量USB-Cケーブル
  • 3.5mmステレオケーブル
  • 取説(日本語未対応)

HD450SEの口コミ

オーバーヘッドのイヤホンを使ってみたく、聞いたことのあるブランドの方が安心かな、どうせならちょっと良いやつ、そんな感じで購入。結論、良かったです。とても。高音しかりドンシャリ過ぎるのを、敬遠していたのでとても満足、さらにイコライザの知識も無いので感覚的にアプリで調整出来て大満足でした。マットな外見とロゴが相まって、うーん、良い。個人的に買って良かった。

音質はいいのですが、癖もない感じです。悪くはないのですが、感激するほどでもありませんでした。イヤーパッドは結構耳に強くあたるので、少し長く当てていると疲れます。このあたりは改善してくれるといいと思います。

ヘッドホン初心者でコスパのいいヘッドホンが欲しい!という方にはおすすめなヘッドホンです!

どのジャンルの曲でも違和感なく再生してくれます。音質には全く問題なく、生音に近い感じが好きならオススメ。ノイズキャンセリング機能は「ほんのり」といった感じ。

ノイズキャンセルが凄い。ONにした瞬間に静寂が訪れ、これ大丈夫?ってレベル。また音も低中高全ての音域がバランスよく、どんなジャンルでも高品質で鳴らしてくれます

全体的にフラットなので調整はしやすいかと思います。重低音が好きな方はお勧めできないですね(笑)
全体的な音の粒立ちもはっきり聞こえて凄くいいと思います。装着はきつめですが、クッションが柔らかいので眼鏡して装着してもそんなに痛くはならないので気になりません。

音ゲー等をよく遊ぶ自分としては無線で大丈夫かな?と不安に思っていた所もあったのですが実際に使ってみたら遅延も感じられず非常に好印象の商品でした。音質はクリアな感じで安物とかによくあるバスが強すぎたり高音でキーンとなったりこもった音もせずバランスの良い音を響かせてくれます。ヘッドセットの側圧が非常に強いので耳が痛くなりやすいです。

音質やノイズキャンセリング機能については満足されている方が多くいる一方で、側圧が強く(キツイ)耳が痛くなるという口コミも散見されます。これについては「しっかり装着できて良い」という捉え方と「キツくて使えないという」捉え方と、どちらもあると思います。

実際に私が装着してみて、確かに側圧はしっかりとしていると感じますが、クッションがやわらかいのでキツくて使えないというほどのレベルではありません。もしもどうしても側圧を緩めたい時は、このイヤホンの箱などにヘッドホンを広げた状態でつけてしばらく置いておくと、少し調整することができるので、気になる場合は試してみても良いと思います。

参考:Amazon

HD450SEのまとめ

今回はAmazonで限定販売されているゼンハイザーのワイヤレスヘッドホン「HD450SE」についてレビューしました。総合評価としてHD450BTは、フラットでバランスよく鳴らす高音質、十分なノイズキャンセリング性能、シンプルなデザインで持ち運びも可能、連続30時間再生のバッテリー持ちなど、総合的にバランスが良く、幅広いユーザーにおすすめできます。

タイムセールに出てくることがありますので、見つけた時は即買いしたいコスパに優れたワイヤレスヘッドホンです。

\Amazonのセールが狙い目/

ad