EarFun Tune Pro実機レビューです。EarFun Tune Proは、2024年12月に発売されたワイヤレスヘッドホンです。1万円以下という価格帯ながら、高品質な音質やアクティブノイズキャンセリング(ANC)、最大120時間のバッテリー持続時間など、驚くべきスペックを誇ります。特に「コストパフォーマンス重視」でヘッドホンを選びたい方におすすめのモデルです。
本記事では、EarFun Tune Proの音質、ノイズキャンセリング性能などを実際に使用した感想をレビューします。
\今すぐ購入したい方はこちら!/
EarFun Tune Proレビュー
それでは早速、実際に使ってみたレビューをしたいと思います。外箱はこんなデザインです。
外箱の表記は英語です。
付属品は充電用USB-Cケーブルと、有線接続用の3.5mmステレオケーブル、そしてマニュアル。
ヘッドホン全体はこんなデザインです。ハウジング部分にearfunのロゴがプリントされています。
イヤーカップ側はこのようなデザイン。大きめのイヤーカップで耳全体をすっぽりと覆います。LRが大きく書かれています。
コントロール部や充電端子などは両側に配置されています。右耳側に電源ボタン、有線ケーブルコネクタ、ボリュームボタン。左耳側に充電用端子とANC切り替えボタンです。
有線接続をするとハイレゾ対応しているとのことです。
音質について
EarFun Tune Proは、40mmのPET複合膜ドライバーと10mmのLCP複合膜ドライバーを搭載したデュアル構成により、迫力あるドンシャリ系サウンドが特徴です。
低音域
低音は非常にパワフルで、特にHIPHOPやEDMなどのジャンルでその力強さが際立ちます。ベースやドラムの重厚感がしっかりと感じられ、音楽に没入できます。
中音域
ボーカルや楽器の音がクリアに再現され、楽器に埋もれることなく前面に出てくる印象です。ポッドキャストやオーディオブックにも向いていると思います。
高音域
高音は透明感があり、シンバルやボーカルの細部まで楽しめます。もしかしたら、聞く人によっては一部の楽曲で刺さりが気になる場合があるかもしれません。
アプリで好みの設定に変更できる
EarFunのアプリをインストールし連携すると、ヘッドホン操作のカスタマイズやイコライジングができるようになります。
ノイズキャンセリングモードの切り替え、ゲームモードやシアターモードのオンオフ、ボタン操作の設定など、好みにカスタマイズすることができます。
イコライザーも搭載しています。プリセットされているイコライザーもたくさんあるので、その中から好きな音質を選ぶこともできますし、10バンドイコライザーを使って自分好みにカスタマイズすることもできます。
装着感について
耳全体をすっぽりと覆う大きめのイヤーパッドなので、耳を押さえつけられることもなく快適に装着できます。強いて言えば、他のヘッドホンに比べて「やや側圧が強め」という気がします。とは言え、耳や頭が痛くなることはないですし、しっかりと装着できるので頭を動かしてもズレることがなく、音漏れ防止や音質向上に一役買っているのではないでしょうか。
ノイズキャンセリング性能について
EarFun Tune Proには最大45dBという強力なノイズキャンセリング性能を搭載しています。ハイブリッド式ANCを採用し、低音域から中音域まで幅広いノイズに対応していて、特に低音域のノイズカット効果が高く、電車や飛行機内の騒音を効果を発揮します。
3種類のANCモード(風のノイズキャンセリング、快適なノイズキャンセリング、ディープANCモード)を搭載し、ボタンひとつで状況に応じて切り替えることもできるなど、1万円以下の価格帯では最高レベルのANC性能ではないでしょうか。
\1万円未満の高音質ヘッドホン!/
EarFun Tune Proの特徴
改めて、EarFun Tune Proの特徴についてまとめます。
デザイン
EarFun Tune Proはシンプルでスタイリッシュなデザインが特徴です。イヤーカップ部分には柔らかいクッション素材が使われており、長時間使用しても疲れにくい設計となっています。
音質
EarFun Tune Proは、40mm PET複合膜ドライバーと10mm LCP複合膜ドライバーを搭載しており、迫力ある「ドンシャリ系サウンド」を実現しています。
- 低音: パワフルで深みのある重低音が特徴。EDMやヒップホップなどのジャンルに最適です。
- 中音: ボーカルや楽器のディテールもクリアに再現。
- 高音: シャープで明瞭な高音域。ただし、一部の楽曲ではやや刺さる印象も。
有線接続時にはハイレゾ音源にも対応しており、高解像度な音楽体験が可能です。
また、専用アプリでイコライザー調整が可能で、10バンドのカスタム設定や豊富なプリセットから好みの音質を選べます。さらに、シアターモードを使えば映画やライブ音源を臨場感たっぷりに楽しむことができます
ノイズキャンセリング性能
EarFun Tune Proはアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載しており、特に低周波数帯(電車や飛行機のエンジン音など)に強い効果を発揮します。また、外音取り込みモードも備えているため、周囲の音を聞きたい場面でも便利です。
バッテリー性能
最大120時間という驚異的なバッテリー持続時間は、この価格帯では他に類を見ない特徴です。さらに、10分間の急速充電で約5時間再生可能という利便性も兼ね備えています。これなら長時間の移動や旅行でも安心して使用できます。
EarFun Tune Proの詳細スペック
以下にEarFun Tune Proのスペックを表形式でまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
発売日 | 2024年12月 |
ドライバー | 40mm PET複合膜+10mm LCP複合膜 |
ノイズキャンセリング | 対応(低音特化) |
バッテリー持続時間 | 最大120時間 |
有線接続 | 対応(ハイレゾ対応) |
防水性能 | 非対応 |
マルチポイント | 対応 |
ゲームモード | 対応 |
通信方式 | Bluetooth 5.3 |
USB-C充電ケーブルと3.5mmオーディオケーブルが付属しています。有線接続にも対応している点は魅力の一つです。
EarFun Tune Proのメリット・デメリット
EarFun Tune Proのメリット(おすすめポイント)とデメリット(ちょっと気になるところ)をまとめると以下のようになります。
メリット(おすすめポイント)
まずは、この価格帯にしてはかなり音質が良いことです。デュアルドライバー構成により、迫力あるドンシャリ系サウンドで、低音は力強く、中音はクリア、高音は透明感があり、幅広い音楽のジャンルに対応できます。専用アプリでイコライザー調整ができるところもポイントです。
また、最大120時間もの連続再生ができるという超ロングバッテリーを搭載しています。ANC ONの状態でも80時間も使用できます。長期旅行でも充電の心配がなく、日常使用ではしばらく充電しなくても全く問題ありません。そして急速充電にも対応し、10分の充電で15時間できるので、万が一の時にも安心です。
さらに、最大45dBという強力で高性能なノイズキャンセリング機能を搭載しています。電車や飛行機内の騒音はもちろん、オフィスの環境音まで効果的に低減。外音取り込みモードも搭載し、ボタンひとつで簡単に切り替えることもできて便利です。
デメリット(ちょっと気になるところ)
EarFun Tune Proのデメリットとして最も問題になる点は、LDAC非対応であることです。前モデルのWave Proと異なり、LDACコーデックに対応していないため、ハイレゾ音源を楽しむには有線接続が必要となります。しかし、ハイレゾ対応のはずの有線接続時の音質が今ひとつでワイヤレス接続の時の方が良い音質です。音質にこだわる場合は前モデルのWave Proを選択した方が良いでしょう。
また、防水性能を備えていないため、屋外での使用時の不意な雨などには注意が必要です。ワークアウト時には使用しない方が無難でしょう。
あとは専用ケースが付属していません。持ち運びの際に首からかけておければ良いですが、バッグの中にしまう場合には十分に注意してください。
EarFun Tune Proはこんな人におすすめ!
EarFun Tune Proは、高音質と優れたノイズキャンセリング性能を兼ね備えた魅力的なワイヤレスヘッドホンです。40mmと10mmのデュアルドライバーが生み出す迫力あるサウンドは、多くのひとの期待に応えることができるでしょう。最大45dBのANC機能は、周囲の騒音を効果的にシャットアウトし、没入感のある音楽体験ができます。
さらに、最大120時間という驚異的なバッテリー持続時間も大きなプラスポイントで、マルチポイント接続やゲームモードなどの多彩な機能も搭載し、様々な使用シーンに対応します。
1万円以下という価格帯で、これほどの高性能を実現したEarFun Tune Proは、コストパフォーマンスに優れた選択肢として、多くのユーザーにおすすめできる製品です。
EarFun Tune Proは以下のような方に特におすすめです。
- 手頃な価格で高品質なワイヤレスヘッドホンを探している方。
- 長時間使用することが多い方(旅行や通勤・通学)。
- 初心者でも使いやすいモデルを求めている方。
\1万円未満の高音質ヘッドホン!/