ロジクールの人気の高いトラックボールマウスのMX ERGO-SとMX ERGO。人間工学に基づいて設計されたトラックボールマウスは、手首を動かさずに親指で行うボール操作や、特徴的な形状で、使い慣れてしまえば、ほかのマウスには戻れないユーザーも多く、多くのファンに愛されています。
今回は、人気のトラックボールマウス「MX ERGO」と、その後継モデルとして発売された「MX ERGO-S」についてその違いを比較していきます。
この記事は以下の内容をまとめています。
- MX ERGO-SとMX ERGOの違いが知りたい
- MX ERGO-SとMX ERGOの口コミや評判が知りたい
- MX ERGO-SとMX ERGOのどちらが自分に合っているか知りたい
どっちを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
MX ERGO-SとMX ERGOの主な違い
MX ERGO-SとMX ERGOスペックの比較一覧表
項目 | MX ERGO S | MX ERGO |
---|---|---|
ボタン数 | 8 | 8 |
ホイール | 傾斜付きの精密スクロールホイール | 傾斜付きの精密スクロールホイール |
解像度(DPI) | 380〜2000 dpi | 380〜2048 dpi |
時計ボタン | 右 | – |
接続 | Bluetooth | Bluetooth |
レシーバー | LogiBolt USBレシーバー | Unifying USBレシーバー |
バッテリー | 充電式 | 充電式 |
電池寿命 | 最長4ヶ月持続 | 最長4ヶ月持続 |
電源SW | USB-C | microUSB |
マルチペアリング | 2台 | 2台 |
プレフェクションセンサーボタン | ◯ | – |
サイズ | 133×100×51mm | 132.5×99.8×51.4mm |
重量 | 259g | 259g |
付属品 | LogiBolt USBレシーバー | Unifying USBレシーバー Micro-USBケーブル(充電用) |
価格(定価) | 19,580円 | 16,940円 |
発売時期 | 2024年9月 | 2017年9月 |
MX ERGO-Sは静音クリックという新機能が追加されています。これまではカチカチと音がしていましたが、静かなクリック音で、周囲に迷惑をかけることなく、自分の作業に集中できます。
また、マウスに20度の傾斜がつけられているため、前腕の筋肉緊張が軽減し、肩や腕の動きが少なくてすみます。
MX ERGO-Sはトラッキング性能が向上している
MX ERGO-Sはサムコントロールでの精確なトラッキングがMX ERGOより向上しています。カスタマイズ可能な6個のボタンがより高速な作業を実現します。また、DPIボタンをタップすると、スピードと高精度トラッキングを切り替えることができます。
Logi Options+アプリを使うと、時間を節約できるショートカットや、ニーズに合わせてカスタマイズされたSmart Actionsを割り当てられます。
価格差は約3,000円
MX ERGO-SとMX ERGOと価格差は約3000円ほどとなっています。少しでも安く済ませたい方はMX ERGOでも十分満足できると思いますが、筆者としては静音性や操作性が向上したMX ERGO S(新型モデル)がおすすめです。
MX ERGO-SとMX ERGOの⼝コミ評判
MX ERGO-Sの⼝コミ評判
角度が付けられて、クリックも静かでとても良いと思います。MX ERGOの時点でほぼ完成されていると言っても過言ではないため進化点の少なさに目がいってしまいますが、大変満足しています。 ただ、クリックボタンを静音化するなら全てのボタンを静音化して欲しかったなと思います。
戻る、進むやホイールの音が逆に気になるようになってしまいました。今回のバージョンですと充電がUSB-Cで行けるのも利点です。配信する方などで、マイクで録音をする場合も、配信にクリック音がのったりする事もしにくくなるかと思います。素晴らしいトラックボールですが値段が高すぎるので人を選びます。
MX ERGOの⼝コミ評判
仕事用とプライベート用で2つ持っています。それほど快適です。手首と親指の付け根への負担が少なくなっていると思います。手のひらをトラックボールに載せない場合は、手の支点が手の付け根小指側(三角骨)に集中して疲れる感じがします。
MX ERGO-SとMX ERGOはこんな⼈におすすめ
MX ERGO-Sはこんな⼈におすすめ
- なるべくクリック音などのノイズが小さい方がいい人
- 充電しやすいほうがいい人(充電口:USB-C)
- 充電ケーブルは付属していなくてもいい人
- 多少高くても最新モデルがいい人
MX ERGOはこんな⼈におすすめ
- 少しでも価格を抑えたい人
- クリック音は気にならない人
- 新しいモデルにそこまで大きな進化を感じない人