仮想通貨界隈では、「無料で配布」なんて嘘をついて人の仮想通貨をだまし取ったり、まだ整備途中の仮想通貨の法律の隙(グレーゾーン)をついて詐欺などを働く人も後を絶ちません。そんな中で、被害に合わないためにはどうしたらいいのでしょうか。
過去に起きた事件はセキュリティの問題か、人的ミス
仮想通貨界隈では過去にもいくつかの大きな事件が起きています。コインチェック事件、マウントゴックス事件などはとても有名ですね。
他にも事件は起きていますが、その原因は「仮想通貨の脆弱性のせいではない」ということは皆さんご存知でしょうか?
コインチェック事件、マウントゴックス事件、ビットフィネックス事件、etc.いろいろありますが、それらの原因は取引所のセキュリティの問題か、人的ミス(または故意)が原因でした。それはつまり、裏を返せば仮想通貨の安全性が確証されたとも言えるのではないでしょうか。
ここのところ、少しずつ復調の兆しが見え始めた仮想通貨相場。底値はある程度のところで固まってきたのかとは思いますが、これからは上抜けができるかどうかの戦い?がポイントになりそうです。相場全体が上がってくるためには世の中の仮想通貨に対するネガテ[…]
個人投資家はどう対処したらいいか
詐欺にしろハッキングにしろ、個人でもしっかりセキュリティ対策をしておく必要はあります。最低限、次の3つは行ってください。
1:二段階認証
通常のログインパスワードとは別に、ワンタイムパスワードなどを使った二段階認証を必ず設定しておきましょう。今は多くの取引所や販売所で取り入れられています。 逆に二段階認証に対応していない取引所や販売所があったら、そこは使わない方がいいでしょう。
2:パスワードを使いまわさない
今はいろいろなサイトでパスワードを登録していることと思います。しかし、仮想通貨に限らず基本中の基本ですが、同じパスワードを使い回すことは絶対にやめましょう。もちろん、生年月日や住所、電話番号など推測しやすい言葉をパスワードに使うこともNGです。 「パスワードを毎回考えるのが面倒」という方も多いと思いますが、今は無料でパスワードを考えてくれるサイトもあるので、ぜひ有効的に使ってください。
さらに、サイトごとにいちいちパスワード覚えてられないですよね。大丈夫です。パスワード管理ツールがありますので、有効活用しましょう。
例えば、ウィルス対策にマカフィーを使っている方は、無料で使えるパスワード管理ツールもありますしね。
3:仮想通貨は取引所に放置しない
購入した仮想通貨を長期的に保有しているのであれば、取引所・販売所にそのまま放置しておくのではなく、自分の手元で管理しておきたいものです。
例えば、こちらのUSBデバイスを使えば、普段はパソコン(インターネット)から切り離して手元に保管しておき、売買したい時につなげれば良いので、とても安心できると思います。いわゆる「コールドウォレット」の状態ですね。