マイクロソフトオフィスのライセンス認証は通常、インターネット経由で行うことが多いかと思いますが、状況によってはインターネット経由でのライセンス認証ができない場合があります。そんな時は電話認証をしなければなりません。
電話認証と言われると一気にハードルが上がって「電話しにくい…」なんて考えてしまう方もいるかもしれません。そこで今回は、私が実際に電話認証をした時の経験から、電話認証のやり方をまとめてみます。
通常はインターネット経由でライセンス認証
通常はインターネット経由でライセンス認証できることがほとんどですが、ライセンス認証が通らないケースがあります。マイクロソフトのアカウントを持っていないケースなどはライセンス認証が通らないことがあるようです。
そんな時は、電話認証を行います。電話認証と言っても、全て自動音声での対応になります。オペレーターと話をしないといけないわけではありませんので、安心して電話してみましょう。
電話でのライセンス認証のやり方
ライセンス認証ができていないオフィス(エクセルでもワードでもなんでもいいです)を立ち上げて、プロダクトキーを入力します。
ライセンス認証画面で、「ソフトウェアのライセンス認証を電話で行う」を選択して次へ進みます。
すると、「電話によるライセンス認証を行う場合は、以下の手順を実行してください」という画面に切り替わります。
「項目1」のダイヤル元の国として「日本」を選択すると、電話番号が出てきます。固定電話の場合はフリーダイヤルで、携帯電話の場合は有料の番号に電話をします。
私が実際に電話認証を行った時は、全て自動音声で行われました。「オペレーターにライセンスが通らない理由を伝えたりするのかな…」と不安もありましたが、そんなことは一切ありませんでした。
電話をかけると、最初に「通話を録音していいかどうか」を聞かれます。私は「録音しない(2をプッシュ)」を選択しましたが、特に問題なくライセンス認証ができました。
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インストールIDの入力と確認IDのヒアリング
そして、画面に表示されている「インストールID」を電話でプッシュ入力していきます。間違えないようにゆっくり入力していきましょう。
インストールIDの入力が終わると、今度は「確認ID」を教えてもらえます。確認IDは数字6桁のブロックが全部で8個あります。メモをとってもいいですし、音声を聞きながら直接入力しても大丈夫です。
ゆっくり伝えてくれますし、最初からもう一度聞くこともできるので、焦らずに進めてください。
聞いた確認IDをライセンス認証ウィザード画面に一つずつ間違えないように入力していきます。

確認IDの入力が終わったら、次へ進みます。
すると程なく、ライセンス認証が完了しました。開いているオフィスソフトを一旦閉じて再起動します。

以上で、無事にライセンス認証が完了しました。

簡単ですが、IDが長くて入力を間違えないように気をつける必要はあります。焦らずゆっくりと入力してください。
電話認証はインストールIDをプッシュで入力したり、確認IDを聞いて入力したりで、5分以上は時間がかかると思います。できればフリーダイヤルがいいですね。