ノートパソコンのバッテリーの状態を簡単に確認する方法|Windows10

ノートパソコンを長い間使っていると、「バッテリーの持ちが悪くなってきたな…」と感じることがあるかもしれません。ノートパソコンは長く使っていればバッテリーが劣化していってしまものですし、それはノートパソコンの宿命ではないかと思います。

信頼のおける中古ショップでさえ、販売しているノートパソコンは「バッテリーは保証対象外」となることがほとんどです。

ということで、自分が使っているノートパソコンのバッテリーの劣化具合がどの程度のものなのか、簡単に確認する方法がありますので、紹介したいと思います。Windows10標準のPowerShell(パワーシェル)を使って「BatteryReport」と言うものを出力します。

 

パワーシェルを使った確認方法

Windows10標準のPowerShellパワーシェルを使うと、とても簡単にバッテリーの状態が確認できます。

 

まずは、スタートメニューを右クリックして、「Windows PoweShell」を開きます。

 

開くと、このような画面が立ち上がります。

 

開いた画面で、

powercfg /batteryreport

と入力してENTERします。

 

すると間も無く、battery-report.htmlというファイルが作成されます。

ファイルの保存先は通常ですと、「Cドライブ¥Users¥〇〇(ユーザー名)¥」になります。

 

これをダブルクリックして開くと、既定のブラウザで確認することができます。

 

以上です。これでバッテリーの使用状況や状態が確認できますので、続けて見方を確認しておきます。

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battery-report.htmlの見方

それでは、出力されたbattery-report.htmlファイルの見方を確認しておきましょう。htmlファイルですので、通常はGoogleChromeやMicrosoftEdgeなど、インターネットブラウザで表示されます。

 

出力された「battery-report.html」をダブルクリックして開くと、この画像のように、背景が黒で英語が白字に表示されています。

今回ご覧いただいている画像は、3年程前に中古で購入した「Toshiba Dynabook R634」のバッテリーの状態です。

注目すべきは、赤枠で囲っている部分。

Design Capacity・・・設計上の満タン容量

Full Charge Capacity・・・現在の満タン充電時の容量

つまり、新品で購入した時の状態に比べると、バッテリーで使える容量が約80%になっているという事です。

 

 

BatteryReportでは他にも、バッテリーが劣化していっている状況も確認できます。

だんだんと「Full Charge Capacity(現在の満タン充電時の容量)」が減っていっているのが確認できます。

 

 

さらに、バッテリーで何時間くらい使えるのかという目安も確認できます。

私のパソコンでは、まだ3時間以上は使えそうですが、目安として覚えておこうと思います。

 

今回は以上です。

頻繁にチェックするようなことでもないかと思いますが、気になったときに調べることができるように、こんなことがあったなという事は覚えておきたいものです。

こうしてみてみると、中古で購入したパソコンでも状態が良ければまだまだ使っていけるなということも分かりました。ちなみに、購入したパソコンはこちらです。

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