テレワークでウェブ会議をするために、多くの方はZoomを利用しているのだろうと思いますが、Zoomを有効活用するためには有料プランを使う必要があります(期間限定無料のようですが)。
ただ、私たちの会社はG Suiteを使っていますので、GoogleMeetを利用しようということになりました。そこで早速ウェブ会議を始めようとしましたが、なぜか「会議を作成する権限がありません」と表示されて、新しく会議が作成できないという状況でした。
会議を作成する権限がありません
Google Meetを開いても、「ミーティングに参加または開始」とは表示されず、「ミーティングコードを使用」とだけなっています。
おかしいな?と思いつつもとりあえず、「ミーティングコードを使用」に進んで、適当にミーティングコードを入れてみました。
すると、画面左下に「会議を開始する権限がありません」と表示されて、最初の画面に戻ってしまいます。
Googleで調べればすぐわかるかと思い、「GoogleMeet 会議を作成する権限がありません」などと検索してみましたが、なかなか思うような情報にめぐりあいません。
色々と調べた結果、最終的にはG Suite管理者ヘルプページにたどり着き、タイトルにある通りG SuireのGoogle Meetの設定で「ビデオ通話がオフ」になっていると、新しく会議が作成できないということがわかりました。
【引用】https://support.google.com/a/answer/9493952
しかし、このヘルプページにたどり着くまで結構時間がかかりました。
今後、もしかしたら私と同じことで先に進めなくなってしまう方がいるかもしれませんので、今回まとめておくことにしました(そんな人、私以外にいないかも…)。
G Suite管理者の設定
ここからの操作は、G Suite管理者権限での設定が必要になります。
G Suite管理コンソールにログインして、「アプリ」→「G Suite」と進んでいきます。
表示されたアプリの中から、「Hangouts Meet と Googleハングアウト」がオンになっていることを確認した後、選択して開きます。
ビデオ通話の項目をみると、確かに「オフ」になっています。
ビデオ通話の項目を開いて、「ビデオ通話と音声通話の発信をユーザーに許可する。」にチェックを入れて保存します。
ビデオ通話が「オン」に変わりました。
設定は以上になります。「最長で24時間かかることがあります」と注意書きがありますが、私が試した限りでは、即時適応されました。
無事にGoogle Meetが開始できました
設定が終わって、早速Google Meetを立ち上げてみました。
すると、今度は文言が「ミーティングに参加または開始」に変わっていましたので、そのまま進みます。
今回は、「test」としてミーティングを開始してみました。
すると、こんな形で新しい会議が作成されました。無事に会議がスタートできたようです。
今度は、「今すぐ参加」をクリックして、会議に人を招待します。すると接続用のURLが表示されるので、これをコピーして招待したい人に送れば、参加してもらうことができます。
今回は以上になります。
これで、GoogleMeetが使えるようになり、早速使っていますがかなり便利です。GooleMeetが使えれば、Zoomを使う必要は特に感じません。
でも、デフォルトで「ビデオ通話」をオンにしておいてくれてもいいのではないかなと思った次第です。