Macのキーボードで入力していて、矢印キーを押しっぱなしにしてもカーソルが移動せず、Deleteキーを押しっぱなしにしても文字が削除できなくて、結局キーボードを連打してしまうと言うことはありませんか?
これは、Macの設定で誰でも簡単に変更できるので、今回はその方法を紹介します。
キーを押しっぱなしにした時の設定変更方法
早速、設定方法です。
まずは、Macメニューからシステム環境設定を開きます。
システム環境設定が開いたら「キーボード」を選択します。
キーボードが開いたら、「キーのリピート」と「リピート入力認識までの時間」と言う2つの項目があります。その2つの項目のスライダーを右側に移動します。
以下にてそれぞれの項目の説明をします。
キーのリピート
キーのリピートでは、キーを押しっぱなしにした時、移動や消去などの連続入力の速さを設定します。「速い」にすれば、カーソルの移動や消去などん連続入力の速さがアップします。
リピート入力認識までの時間
リピート入力認識までの時間では、キーを押してから移動や消去などの連続入力に移行する時間を設定します。「短い」にすればするほど、キーを押しっぱなしにしてから、リピートに切り替わる時間が短く速くなります。
私の場合は大体一番右側から1メモリ下げたくらいがちょうど良いです。この辺りは、実際に入力しながらスライダーを動かしながら、一番しっくりくるポイントを見つけてください。
この設定で一番右側(一番反応を速い)にしても、それでも遅いと感じる方もいるようで、さらに速度を上げるためのソフトなども公開されています。キーボードの様々なカスタマイズができるソフトで使い方は少し難しくなりますが、下記にリンクを貼っておきますので、興味があれば見てみてください。
ファンクションキーの設定
最後におまけの設定をひとつ。キーボードの設定画面にファンクションキーの設定「F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用」と言う項目があります。
この項目のチェックボックスをオンにすると、ファンクションキーに割り振られた独自機能(画面の明るさ切り替え、再生、音量の変更など)はF1などのキーを単体で押しても機能せず、fnキーと一緒に押すことで機能するように変更されます。
これは一般的なファンクションキー(F7が全角カタカナに変換、chrome使用時にF12キーでデベロッパーツールの起動など)の操作を行うことができるようになりますので、何台かのパソコンを使い分けているような場合には、このチェックをオンにしていた方が使いやすくなったりします。