エクセルでカレンダーを作る時、土日に自動で色がつくように「条件付き書式」でWEEKDAY関数を使って設定をしている方も多いのではないでしょうか。
先日、私も同じように設定をしたのですが、その時に空白のセルにも色が付いてしまい、困ったことがありました。
この記事では、その時の解決法をまとめました。
空白セルに色をつけない方法
空白セルに色をつけない方法は、WEEKDAY関数だけではなく「かつ、空白ではない」を指定してあげることで解決できます。
具体的には、色をつけたい範囲を選択したら、条件付き書式を開いて「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選んだら、下記の数式を入力してください。
=(WEEKDAY($A4)=7)*($A4<>””)
今回のケースではセルA4を指定していますが、実際には日付が入力されるセルを指定してください。こうすることで空白セルは色がつかなくなります。
Before
After
空白のセルに色がついてしまう原因
WEEKDAY 関数の第一引数(日付の入力されるセルを指定する箇所)に、何も入力されていないセルを指定した場合、=WEEKDAY(0) を計算することとなり、結果は必ず7(土曜日)となってしまいます。
そのため、セルが7(土曜日)で設定した色(今回の私の例であれば青)になってしまうのです。
今回は以上です。