DELLのOptiPlex3100で本体前面の3と4のインジケーターが点灯して起動しない時の解決方法

ずいぶん古いパソコンですが、まだ職場では現役で使っているDELLのデスクトップパソコンOptiPlex3100。ある日突然、起動しなくなりました。その時の解決方法です。

BIOSすら起動しない

本体の電源ランプはついていますが、キーボードもマウスにも通電していない様子。それもそのはず、そもそもBIOSも起動せず、モニターには、「No signal」とだけ表示されて真っ黒のままです。

よく見ると、本体前面の数字のランプ3と4が点灯しています。普段は点灯していないはずの、何かの状態を表しているであろうこの数字の意味がわかれば対処出来そうです。

調べてみたら、公式リファレンスが見つかり、どうやらメモリの不具合らしいという事がわかりました。

メモリスロットを差し替える

早速、本体を解体します。このパソコンはビスを外すことなく本体をバラして行く事ができて便利です。

 

現状では、メモリスロット1にメモリが刺さっていましたので、メモリスロット2に差し替えました。

 

その際、メモリスロットはエアダスターでさっと一吹きしました。ついでに本体内部も全体にエアダスターをしておきました。

そして電源オン!

無事に起動しました。

改めて起動してみてわかったのですが、このOptiPlex3100は起動時にシステムのテスト(チェック)をしている様子がインジケーターで確認できるのでした。

今回は、簡単に直ったので一安心ですが、そろそろこのOptiPlex3100の替え時なのかもしれませんね。

数字インジケータの意味(症状)

最後に、数字インジケータの症状を簡単に書き出しておきます。電源ボタンの色でも症状が変わりますが、ここでは電源ボタンがオレンジに点灯しているときだけピックアップします。

1.3 システム基板、電源ユニットまたは周辺機器の障害
1.2.4 CPUがない
3.4 メモリ電源障害
2.3 CPU、またはシステム基板の障害
2.3.4 BIOS が壊れているか、見つからない
1 システム基板の障害
1.4 電源コネクターが正しく接続されていない
2 周辺機器カードまたはシステム ボードに障害
1.2 システム基板の障害
1.2.3 コイン型バッテリーに障害(マザーボードのボタン電池)

本体の販売時期によって症状が違うようです。詳しくは下記公式サイトで確認できます。

Dell OptiPlex診断インジケータのリファレンスガイド

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