DELL Inspiron13-5000実機レビュー|スマホとも連携できるモバイルノートパソコンはテレワークに最適!

持ち運びに最適な13インチのモバイルノートパソコン「DELL Inspiron13-5000」の実機レビューをしたいと思います。コンパクトな本体で重量もわずか1kgちょっと、WEBカメラも搭載していてどこへでも持ち運べるテレワークにもベストマッチな一台です。

今回レビューする「Inspiron13-5000(5300)」は一世代前のモデルです。現在は新しいバージョンの「Inspiron13-5000(5301)」となっています。

Inspiron13-5000の外観など

まずは外観からです。

今回レビューするのはプラチナムシルバーのモデルです。白とシルバーの中間のような美しい色で、DELLのロゴが角度によって光りが反射して輝きます。重さも約1.053kgと大変軽量ですので、片手でも軽々と持ち運ぶことができます。

 

裏面です。すべり止めのゴム足が4箇所付いています。大きな穴は排気口になっています。スピーカーは裏面両サイドに搭載されています。

 

スピーカーはあまり大きくありません。十分な音量は出力されますが、良い音で聞きたい場合は外付けスピーカーなどを接続した方が良いでしょう。

 

非光沢タイプの液晶は映り込みもほとんどなく、発色が良いのでとても綺麗です。

 

キーボードの配置は少し独特です。エンターキーの周辺が混み合っているような配置で、エンターキーやバックスペースキーが小さいので、使い慣れるまでは、確認しながらタイピングが必要になるかもしれません。

 

とはいえ、キーピッチは約18mm確保されていて、タイピングもしやすく、打鍵感も良好。結構軽いタッチのキーボードですので、好みが分かれるかもしれませんね。

 

電源ボタンはバックスペースの上、デリートキーの右側、この位置にあります。少し硬いボタンになっていますので、押し間違えたとしてもいきなりスリープになることもないでしょう。

 

 

Inspiron13-5000の入出力ポート

続いて、入出力ポートです。

本体右側面はUSB Type-A、オーディオポート、microSDカードスロットです。

本体左側側面は、電源ボタン、HDMIポート、USB Type-A、USB Type-Cとなっています。最近はUSB Type-Aポートを省いてしまっているノートパソコンも増えてきましたが、このInspiron13-5000はUSB Type-Aが2個ついているので、マウスや外付けHDDなどを使うことが多い私はとても助かります。

 

東芝DynaBookR634とInspiron13-5000のサイズ比較

以前から使っている東芝DynabookR634とInspiron13-5000のサイズ比較をしてみました。同じ13.3インチディスプレイサイズのパソコンではありますが、一回りもサイズが違います。

 

重量だけでしたらどちらにも大きな違いはありませんが、サイズがこれだけ違うとカバンに入れて持ち運ぶことが前提のモバイルノートパソコンとしては、大きな違いになります。

開いた状態でも、片手で軽々と持ち運ぶことができます。

 

Dell Mobile Connectでスマホと連携できる

DELLのパソコンに搭載されている「Dell Mobile Connect」を使うと、自分のスマホとInspiron13-5000を連携させることができます。

ノートパソコンの画面上に自分のスマホの画面が表示されて、パソコンの画面上でスマホで電話をかけるなどの操作が可能になります。USBケーブルなどで接続する必要もなくスマホと連携でき、特にAndroidではスマホでは撮った写真や動画などを簡単にパソコンに取り込むことができます。

実際に使ってみましたが、この機能は本当に便利です。今まではGoogleドライブやDropBoxに一旦保存した写真や動画をダウンロードしていましたが、そうした必要がなく直接スマホから取り込んだり、スマホにコピーしたりすることができました。

 

Inspiron13-5000スペック詳細

Inspiron13-5000のスペック(今回のレビュー機:Inspiron13-5000(5300))についてまとめておきます。

 

CPU インテル Core i5-10210U プロセッサー
メモリ 8GB オンボード (2666MHz, DDR4)
ストレージ 256GB PCIe NVMe SSD
ディスプレイ 非光沢13 インチ FHD(1920 x 1080)
キーボード キーピッチ:約19.0×19.0mm
キーストローク: 約1.3mm
バックライトキーボード
WEBカメラ 静止画:0.92 メガピクセル
動画:1280 x 720 (HD)(30 fps)
入出力端子 USB 3.2 Gen 1(Type-A)ポート×2
USB 3.2 Gen 1(Type- C)ポート(DisplayPort 1.2 機能付き)×1
ヘッドホンとマイクロフォンのコンボポート×1
HDMI 1.4 ポート×1
microSD カード スロット×1
サイズ 高さ15.85 mm | 幅305.96 mm | 奥行き203.40 mm
重さ 1.053 kg

インターネット・動画鑑賞・マイクロソフトオフィス、ZOOM会議など、一般的な使い方であればストレスなくサクサクと使えるスペックです。

 

以下はベンチマークテストの結果です。

Inspiron13-5000のベンチマークテストの結果

CHINEBENCH

「CINEBENCH R23」ではマルチコアが2607pts、シングルコアが776ptsという結果になりました。

マルチコア → CPU全体の性能
シングルコア → CPU内の1コアあたりの性能
MP Raito → CPU全体の数値をシングルコア性能で割った数値

CPU-Zベンチマーク

CPU-Zのベンチマークでは、シングルスレッド340.1、マルチスレッド1556.3となりました。

ドラゴンクエストX ベンチマーク

ドラゴンクエストXのベンチマークテストを実行してみました。解像度フルHD1920×1080、グラフィック設定「最高品質」、ウィンドウモードで「普通」となりました。軽いゲームであれば遊ぶことができます。

CrystalDiskMark

ストレージの性能を「CrystalDiskMark」でチェックしてみたところ、1630.56MB/s、ライト1437.55MB/sとなりました。読み書きともに高速です。

Inspiron13-5000実機レビューのまとめ

と言う事で、今回はDELL Inspiron13-5000の実機をレビューしてみました。

日常で使う一般的な用途(インターネット、メール、YouTube視聴、マイクロソフトオフィスなど)であれば、これ以上のスペックは必要ないのではないでしょうか。「動画を編集したい」「高負荷のかかるゲームがやりたい」という場合を除けば、特に不満になることはないでしょう。

コンパクト・軽量で持ち運びができて、基本性能も十分。何よりこの性能で約8万円〜購入することができるということを考えると、コストパフォーマンスが高いことは間違いありません。テレワークに使える持ち運びができるモバイルノートパソコンを探している方は、一度DELLの直販サイトを覗いてみることをお勧めします。

今回レビューする「Inspiron13-5000(5300)」は一世代前のモデルです。現在は新しいバージョンの「Inspiron13-5000(5301)」となっています。
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