今回は9,999円で買えるJPRiDEの完全ワイヤレスイヤホン「model i ANC」についての口コミレビューです。その最も特徴的なところとして、プロレベルで好きな音のサウンドメイクできるパラメトリックイコライザーを搭載していることと、対応アプリで 50 以上の音色をワンクリックで選ぶことができると言うところで、1万円以下で購入できる完全ワイヤレスイヤホンとしては相当に高いコストパフォーマンスです。
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JPRiDEはどんなメーカー?
JPRiDEは2013年に日本で誕生したオーディオメーカーです。株式会社エムピートレーディングという会社名で、本社は東京都渋谷区にあります。ハイブランドの音質とクオリティーの高い製品を低価格で販売することで定評があり、そのコストパフォーマンスの高さから、ファンからの支持を獲得しています。
model i ANCの特徴とスペック
model i ANCの特徴
イヤホン本体はAirPodsProのような密閉型(カナル型)のスティックタイプで、片耳5gと軽い装着感です。イヤーピースも3種類のサイズが付属するので、自分に合ったサイズを見つけることができて長時間の試聴でも聞き疲れしにくいです。
ノイズキャンセリング機能も搭載しています。それほど強力な聞き方をするわけではありませんが、十分に使える性能です。一方の「外音取り込み機能」はとても優秀です。イヤホンをつけたまま周りの音を取り込むことがで切るのですが、その環境音はとても自然に聞こえてきます。
イコライザーで自分好みの音質に
そして、model i ANC の最も大きな特徴は、「パラメトリックイコライザーを使って、好みの音質に調整することができる完全ワイヤレスイヤホン」というところです。また、イコライザーで好みの音質に調整することで、低音に寄せたり、音楽器やボーカルを聞き取りやすく調整することも可能です。
このイヤホンに搭載されているのは2種類のイコライザー。グラフィックイコライザーとパラメトリックイコライザーです。アプリを使い、聴く音楽や自分の好みに合わせて細かく調整することができます。
一般的なイヤホンでもイコライザーを搭載しているものは多くありますが、そのほとんどがバンド数も周波数も限られており、自由度は決して高くありません。その点、model i ANCはゲイン、周波数、バンド幅、フィルターなどについて細かく調整することができます。もしも自分でイコライジングするのに自身がなければプリセット(あらかじめセット)された50種類ものイコライザー設定から試して好みの音質に設定可能となっています。
サウンドメイクがこの商品の売りですが、「設定が難しそう」「どんな音が良いか分からない」という人にもオススメできます。アプリを開いて、既存のプリセットから「BW-1:オール・ラウンド」を選択するだけで十分な高音質です。アプリ内に「クセがなく、オールジャンルで使いやすい設定です」と説明がありますが、とりあえずこれを選べば間違いありません。
もちろん、イコライザー性能が高くてもイヤホン本体がよくなければ意味がありませんが、10mmダイナミックドライバーを搭載していて、音質は比較的にフラットな傾向。低音や注意王音の音量バランスが整っていて、聞き疲れしない音質です。
model i ANCのスペック
製品名 | model i ANC |
ドライバー | 10mmダイナミックドライバー |
対応コーデック | SBC、AAC |
サイズ | 21.8mm×31.5mm×22.5mm |
重量 | 5g(イヤホン片側) 36g(ケース) |
連続再生時間 | 7.5時間(ANCオフ) |
充電時間 | 1.5時間 |
防水性能 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ANCモード 外音取込みモード 風切音抑制モード |
付属品 | イヤーピース3種類(S,M,L) 充電用USB-Cケーブル 取扱説明書 |
価格 | 9,999円(Amazon) |
グラフィックイコライザーとパラメトリックイコライザーの違い
そもそも、グラフィックイコライザーとパラメトリックイコライザーの違いとは何でしょうか。よくわからないという方もいるかもしれませんので、この場で具体例もあげながら説明してみたいと思います。
グラフィックイコライザーの特徴
- 固定の周波数帯域(例:100Hz, 200Hz…)で調整
- Q値の調整不可
- 固定の周波数しか選択不可
- スライダーで直感的
- 簡易的な音質調整が可能
主な利用シーン
- カラオケ店のマイクの音質調整
- 車のオーディオで簡単に高低音を調整したい時
- スマートフォンで音楽アプリのイコライザーを使う時
パラメトリックイコライザー
- 任意の周波数で調整可能
- 各帯域のQ値を調整可
- 任意の周波数を選択可
- パラメータ調整が必要
- プロ向けの精密な音質調整が可能
主な利用シーン
- レコーディングスタジオでボーカルの問題のある周波数を切りたい時
- ライブハウスでPAシステムの音響を会場の特性に合わせる時
- スタジオモニターの音をルームイコライゼーションで調整する時
グラフィックイコライザーとパラメトリックイコライザーの違い
このように、グラフィックイコライザーは簡単に音を調整できる一方、パラメトリックイコライザーは音響機器を専門的に利用するシーンでの細かい音質調整に使うのが適しています。
つまり、JPRiDE model i ANCはプロ並に細かい音質調整ができる完全ワイヤレスイヤホンなのです。だからこそ、自分好みの音質に調整することで、自分にとって最高の音質を再現することができるのです。
model i ANCの口コミ
model i ANCについての口コミを確認してみました。
良い口コミ
他社の某イヤホンと比べても、こちらのイヤホンはカスタマイズの幅が各段に広いです。
また、音のカスタム設定はいくつも保存できて気分や曲によって切り替えられるので重宝してます。
カスタムはやりこもうとすると時間かかるんですけど、プリセットが豊富にあるので、カスタムとかめんどくさい事したくない人でも簡単に音変更して遊べます。
このイヤホンは普段の音楽鑑賞を素晴らしい体験にしてくれます。もうイヤホンはこのメーカーのものでいいな、と強く思いました。
素の音質はフラットな感じですが、過去に類を見ないイコライザーの数とそれを表現できるドライバーの性能、曲と気分によってパターンをいくらでも変えられるのは楽しいです。またこの価格帯ではかなりノイズキャンセリング性能が高いです、自分は騒音の多いジムでも使ってますが他同価格帯イヤホンよりも明らかに優秀。また風切音軽減モードも優秀です、強風の時は便利。
とてもクリアで臨場感のある音が綺麗です。一つ一つの音がリアルに聞こえ凄く良いです。しかも耳に優しい音だと感じました。これが10000円を切って手に入るのは驚きです。
サウンドメイクイヤホンとの事で、アプリで気軽に操作すれば変わる音質。気分で変更できる神イヤホン!ハイエンドに勝てる!コスパ。音、ノイキャン、遊び心。久々に感動しました。
上記にはピックアップしていますが、口コミのほとんが良い口コミで、しかも絶賛しているものも多くみられました。
残念な口コミ
ホワイト欲しいです。
結果、そこまで音にこだわりがあるわけでないので、正直普通ので良かった。TWS-520と聴き比べても飛躍的に良い音とは言えず、今考えるとTWS-520の方が遥かにコスパが良かったように感じた。
いくつかの口コミサイトを確認しましたが、悪い口コミはほとんど見当たりませんでした。
model i ANCのまとめ
今回は9,999円で買えるJPRiDEの完全ワイヤレスイヤホン「model i ANC」についての口コミレビューをまとめました。プロレベルに匹敵するようなパラメトリックイコライザーで自分好みのサウンドを作ることができるので、これまでにいろんなイヤホンを試してきたけど「どれもどうもしっくりこない」という方には特におすすめできるTWSです。
プリセットやイコライザーなどの使い方については、下記(YouTube)に公式動画がアップされているので、そちらで確認していただけるとより具体的にイメージできることでしょう。
このアプリに対応したイコライザーで、これまでのイヤホンの概念がくつがえるような、新しい「未来のイヤホン」を体験することができるでしょう。
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