EarFunの人気ワイヤレスイヤホンシリーズ、Air Pro 3とAir Pro 4は、高音質と優れたノイズキャンセリング性能で注目を集めています。
Air Pro 3は重低音が特徴で、ハイブリッド方式のANCにより低周波ノイズを効果的に除去します。
一方のAir Pro 4はLDACにも対応したた最高音質での再生が可能となっており、複数のANCモードで性能が向上しています。さらに、Air Pro 4はバッテリー性能が大幅に改善されています。
この記事では、Air Pro 3とAir Pro 4両モデルの違いを詳しく比較し紹介します。以下のような違いを知りたい方はぜひ参考にしてください。
- Air Pro 3とAir Pro 4の違いが知りたい
- Air Pro 3とAir Pro 4の口コミや評判が知りたい
- Air Pro 3とAir Pro 4のどちらが自分に合っているか知りたい
EarFun Air Pro 3と4の比較表
Air Pro 3 | Air Pro 4 | |
チップ | ||
チップ | Qualcomm QCC3071 | Qualcomm QCC3091 |
搭載ドライバー | 11mm径ウールダイナミックドライバー | 10mm複合フィルムムービングコイルドライバー |
対応コーデック | SBC / AAC / aptX Adaptive | SBC / AAC /aptX Lossless/ LDAC |
Bluetooth Ver. | 5.3 | 5.4 |
アクティブノイズキャンセリング機能 | -43dB ANC+ cVc8.0 マイクノイズキャンセリング | -50dB ANC+cVc8.0 マイクノイズキャンセリング |
マルチポイント | ◯ | ◯ |
バッテリー性能 | イヤホン単体9時間 充電ケース併用45時間 |
イヤホン単体11時間 充電ケース併用52時間 |
防水防塵 | IPX5 | IPX5 |
ゲーミングモード | ◯ 55ms(ミリ秒) | ◯ 50ms(ミリ秒) |
価格(定価) | 7,990円 | 11,990円 |
EarFun Air Pro 3と4の主な違い
音質の違い
Air Pro 4では、前モデルの課題だった過度な低音強調を改善。より自然でバランスの取れた音質を実現しています
Air Pro 3の音質
Air Pro 3は、重低音が特徴的な音質を持つワイヤレスイヤホンです。低音と高音が強調されたV字型の音響特性を採用しており、迫力のある低音と伸びやかな高音が楽しめます。
この音質は、EDMやロックなどの音楽ジャンルで特に効果を発揮し、臨場感あふれるサウンドです。
一方で、中音域がやや平坦になっているため、ボーカルや楽器の細かなニュアンスが若干失われる可能性があります。しかし、全体的には力強く魅力的なサウンドで、重低音を好むリスナーに特に人気があります。
Air Pro 4の音質
Air Pro 4は、前モデルの課題だった低音強調を改善し、より自然でバランスの取れた音質を実現しています。低音、中音、高音のバランスが整い、より幅広いジャンルの音楽を自然に楽しむことができます。
低音の強調を抑えたことで、クリアで詳細な音の再現が可能になりました。さらに、カスタムEQ設定機能を搭載しており、ユーザーが好みの音質に調整できる柔軟性も備えています。これにより、音楽愛好家から一般ユーザーまで、幅広いリスナーのニーズに応える音質を提供しています。
ノイズキャンセリング性能の違い
Air Pro 4では、より細かなANC設定が可能になり、様々な環境に対応できるようになりました
Air Pro 3のノイズキャンセリング性能
Air Pro 3は、ハイブリッド方式のアクティブノイズキャンセリング(ANC)技術を採用しています。この方式では、イヤホン外部と内部の両方にマイクを配置し、外部の騒音と耳に届く音を同時に検知してキャンセルします。特に低周波ノイズの除去に効果的で、飛行機のエンジン音や電車の走行音などの持続的な低音を効果的に軽減します。これにより、騒がしい環境でも音楽や通話を快適に楽しむことができます。ただし、突発的な高音や人の声などの不規則な音に対しては、完全な遮断は難しい場合があります。
Air Pro 4のノイズキャンセリング性能
Air Pro 4では、ノイズキャンセリング性能が全体的に向上し、より細かなANC設定が可能になりました。複数のANCモードを搭載しており、ユーザーは環境に応じて最適なモードを選択できます。特筆すべきは、新たに追加された風切り音低減モードです。これにより、屋外での使用時に問題となる風切り音を効果的に抑制し、クリアな音質を維持できます。
様々な環境に対応できるようになったAir Pro 4は、オフィス、通勤、旅行など、幅広いシーンで快適な使用が可能です。高度なANC技術により、より静かで没入感のある音楽体験を楽しめます。
バッテリー性能の違い
Air Pro 4では、連続再生時間が大幅に向上しています
Air Pro 3のバッテリー性能
- ANCオン時:約7.5時間(ケース含む合計30時間)
- ANCオフ時:約9時間(ケース含む合計45時間)
Air Pro 4のバッテリー性能
- ANCオン時:約7.5時間(ケース含む合計36時間)
- ANCオフ時:約11時間(ケース含む合計52時間)
その他の機能の違いについて
Air Pro 4では、高音質コーデックの対応が拡充。また、マルチポイント接続やゲームモードなど、使い勝手を向上させる機能が強化されました
Air Pro 3の特徴
Air Pro3は、Bluetooth5.3に対応しており、安定した接続と低遅延を実現しています。また、aptX Adaptiveコーデックに対応しているため、高音質な音楽再生が可能です。
IPX5の防水性能を備えており、汗や雨に強く、スポーツやアウトドアでの使用にも適しています。これらの機能により、Air Pro3は日常生活や軽い運動時に便利な選択肢となっています。
ただし、マルチポイント接続やゲームモードといった最新の利便性向上機能は搭載されていません。
Air Pro 4の特徴
Air Pro 4は、Bluetooth 5.4に加えてLE Audioに対応し、より効率的な音声伝送を実現しています。
また、LDACに対応し、CD(44.1kHz/16bit)の約3倍という圧倒的な情報量を最大990kbpsのビットレートで伝送し、音楽の細部まで再現された限りなくオリジナルに近いサウンドを聞くことができます。
さらに、マルチポイント接続機能を備えており、複数デバイス間でのシームレスな切り替えが可能です。また、ゲームモードを搭載しており、低遅延でのゲームプレイが楽しめます。
IPX5防水性能も引き続き備えており、様々なシーンで安心して使用できる設計です。これらの機能追加により、Air Pro 4はより多機能で使いやすいイヤホンとなっています。
価格の違い
基本性能は新製品である「EarFun Air Pro 4」の方が圧倒的に上回っていますが、価格(定価)はAir Pro 3が7,990円、Air Pro 4は11,990円とその差が4,000円あります。
元々コスパの高さに定評のあるイヤホンですが、どちらもプライムセールで割引き販売されている事も多く、さらにお得に購入することができます。
EarFun Air Pro 3と4の口コミ比較
EarFun Air Pro 3とAir Pro 4はどちらもユーザーに口コミは高いです。Air Pro 3は低音の強さとノイキャン性能、バッテリー持続時間が評価されている一方、Air Pro 4はより洗練された音質とマルチポイント接続、風切り音低減モードなどの新機能が好評です。
EarFun Air Pro 3の口コミ
音質では、低音好きの方にとって評判がよいです。好きな音楽ジャンルがEDMやヒップホップという場合には特にマッチするでしょう。ただ、クラシック音楽などをよく聴く時は少し物足りない可能性があります。
また、ノイキャン性能の高さやバッテリーの持ちに関しても評価が高いです。一方で、人によっては装着感が少し緩いと感じる事があるようです。
EarFun Air Pro 4の口コミ
前作から比較して、高音質化+音質のバランスが良くなり、ジャズやクラシックなどどんなジャンルの音楽でも自然に聴けるようになり幅が広がりました。
また、マルチポイント接続が可能となり、仕事用のPCと私用のスマホに同時に接続でき、わざわざ切り替えるストレスから解放されます。
元々評価の高かったノイキャン性能も向上し、特に風切り音低減モードが効果的です。ジョギング中でも安定した音質で音楽が楽しめるようになりました。
強いて言えば、少し値段が上がり、定価で10,000円を超えてしまったため、気軽に買いにくい価格になり、期待値も高くなっているかもしれません。
まとめ
Air Pro 4は、もともとコスパの高さが特徴的な前モデルであるAir Pro 3をさらに進化させつつ、新機能を追加した超進化版と言えます。
特に音質面での改善が顕著で、より幅広いユーザーに受け入れられる製品に仕上がっています。
コストパフォーマンスの高さはそのままに、より高性能になったAir Pro 4は、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。
Earfun Air Pro 3はこんな人におすすめ
コストパフォーマンスを重視する人
音質も大事だが、より使い勝手に重きを置く人
新製品であることには拘らず自分に合っている製品が欲しい人
音楽はできるだけ高音質で楽しみたい人
ANC、バッテリー性能など、なるべく高性能な製品が欲しい人
長時間の移動が多い、またはこまめな充電が面倒な人