Appleの人気ワイヤレスイヤホン、AirPodsを普段使っている人にアンケートをお願いして、デザイン、装着感、音質、遮音性、バッテリーなど、日常で使っているからこそわかる良いところ・残念なところを本音で教えてもらいました。そのアンケート結果からわかる「おすすめできる人とできない人」について、まとめてみました。
AirPodsのデザインについて
AirPodsのデザインについてです。Apple製品らしいシンプルなデザイン。
良い感想
デザインに関しては、白一択でシンプルさがアップル製品の良さが出ていると感じました。その他、ケースのカバーを様々なブランドが出しているため自身オリジナルのものがもてるところも、他社にはない魅力的な点と思えます。
デザインは特に優れていると思います。シンプルなフォルムは男女や年齢を選ばないですし誰にプレゼントしても喜ばれる商品だと思います。
白を基調としているデザインが、服に合わせやすく、街歩き運動様々なシーンで利用可能で重宝しています。
デザインはどこのメーカーよりもおしゃれで、洗練されたデザインだと思っています。
残念な感想
アップルの製品が好きな方が多く使っているということもあって、デザインに関しては、悪い感想はありませんでした。発売当初は「うどんみたい」と揶揄されることもありましたが、今ではこのデザインを踏襲しているワイヤレスイヤホンも多く、著名人が使用していることもあって、一般に受け入れられています。
AirPodsの装着感について
AirPodsの装着感についてです。Air Podsは耳の中にイヤホンを押し込む「カナル型」とは違い、耳の穴に乗せておくような形状になっています。
良い感想
よくあるイヤホンで耳の中にぎゅっと押し付けるような耳が窮屈になるような感覚は一切ありません。耳の中にそっと置いてくるような感覚でなぜか落ちてこないんです。
耳が小さいのであまりフィットするイヤホンに出会うことが少ないのですが、AirPodsは、耳の穴に引っ掛けるタイプなのでしっかりとフィットした装着感を感じることができます。
ジムやゴルフ、自転車など激しい運動をしていても「落ちそう!」と気になったことがないので、かなりフィット感は気に入っています。
長時間使用していても耳が痛くなることも無く、痒みを感じることもほとんどありません。また、耳と少し隙間が出来るので通気性もいいと思います。
「あまりフィットしすぎない」ところがAirPodsの特徴ですが、それが良いか残念かは人によって感想が分かれています。
残念な感想
強いて言うと安定感は多少不足するかもしれません。少し動いて引っかかると耳から外れてしまいますね。
耳の前方の軟骨が小さいため頭を激しく振ると落ちてしまうため、下を向き続けての作業時には不向き。ランニングする程度では落ちたことは一切ありませんでしたが、全体がプラスチックのため、フィット感はあまりありません。
自分の耳のサイズに合わず左耳だけ付けていると取れそうになり、数歩歩いては耳を触って奥の方に押し込む作業をしてイライラして音楽に集中できません。別売りのシリコンカバーを買い、耳に引っかかることで落ちなくなりましたが、外してケースに戻す際にシリコンカバーも外さなければならないので、やや不便です。
AirPodsの音について
続いて、AirPodsの音についての感想です。
良い感想
普通の一般的な音楽を聴くには何の問題もありません。
「音楽は聴ければ満足」と言う感じなので、音質は特に気にもしていませんが、「悪い」と感じたことはありません。
以前ウォークマンのノイズキャンセリングイヤホン(有線)も使っていたが、ワイヤレスでも引けをとらないほど音質に関しては満足しています。
他社製品で音質にかなり特化した高価なイヤホンもたくさんありますが、そういった製品に比べるとやはり音質は落ちてしまうかと思いますが、非常に音にこだわりを持つタイプではなければ、AirPodsでも十分高音質な音楽を楽しめます。
AirPodsを使っている方は、全体的に音質にこだわりがあるというよりは、音楽は楽しく聴ければOK!という方が多いようです。
残念な感想
音質に関しては、こんな厳しい感想もありました。
全体的に、アップルというブランド性があるために価格帯はbluetoothの中でも高価な方になっていますが、安価な3千円程度のイヤフォンと同等な気もします。
AirPodsのマイクを使った通話品質について
AirPodsのマイクを使った通話品質についても教えてもらいました。マイクも良いという人とあまり良くないという人がいます。
電話なども問題なくできているので、マイクの性能も問題ないと感じています。
通話をしている際にたまに音が聞こえにくくなったり、音がこもったように相手に聞こえている時もあるみたいです。
電話をする時に歩きながらだと、マイクが向かい風の音をかなり拾ってしまうので上手く話せないことが多いです。マスクをしていると特に聞き返されることが多く、会話が上手くできないことが多いです。
AirPodsの音漏れ・遮音性について
AirPodsの音漏れ・遮音性についての感想です。
良い感想
遮音性については、あえて遮音しすぎない方が気に入っているため、満足しています。
自分自身が使っていて周りの人たちの会話が少しはいってくる程度の遮音性ですが、会話が入ってくるといっても音楽がきこえづらくなるほどのものではありません。
耳穴への密着度は低いタイプのイヤホンですので、音漏れも遮音性もそれほど良いとは言えない様子です。ただし、その遮音しすぎないところが良いという人もいるので、好みの問題と言えるかもしれません。
残念な感想
電車のアナウンスなどの声はイヤホンのボリュームを下げないと聞こえないことが多いので、最低限の安全性を考慮してある程度の周りの雑音は聞こえてしまうかなといった感覚です。
電車に乗っている時に、トンネルを通るときは、はっきりいって、イヤホンからの音がまったくきこえません。
耳の密着度は低いのでどうしても音が漏れてしまうのかなあと思います。
耳にフィットしているというタイプのイヤフォンではないため、静かな部屋やエレベーター内など密閉された空間であれば、隣の人に多少音楽を聞いているのがバレる程度には音漏れがされていると感じます。
ふつうのシリコンが付いているイヤホンより、音量を上げすぎると音漏れが気になります。
AirPodsのバッテリーについて
AirPodsのバッテリーの持ち具合についての感想です。
良い感想
バッテリーの持ちに関しては短すぎると感じた事はありません。
充電が減るのが早すぎると思ったことがありません。
バッテリー持ちも抜群に良いと思います。空っぽに電池がなっていても、数分で使えるようになるので有難いです。
一回のフル充電で2.3日はもちます。
大体の方は「バッテリー持ちは良い」と答えていますが、もうちょっとバッテリー持ちが長くなって欲しいという声もありました。
残念な感想
バッテリーの持ちは、通勤するくらいの長さの時間は持つのですが、ちょっとチャージを忘れるとすぐにバッテリーが減ってしまいます。
バッテリーのもちは連続使用で4時間ほど持ちますが、たまに片方だけが充電出来ていない時があります
AirPodsレビューの総合評価とまとめ
今回アンケートに答えていただいた方に100点満点で点数をつけていただいたところ、AirPodsの総合評価は
82.5点
でした。100点をつけた方もいれば、70点代をつけた方もいて、思ったより満足度に開きがありました。
こうしていろいろな人の声を聞いてみてわかった、「AirPodsを買うべき(おすすめできる)人」と「AirPodsを買うべきでない(おすすめできない)人」についてまとめておきます。
AirPodsを買うべき人
以下に当てはまれば、AirPodsを買うべき(おすすめできる)人であると思います。
- 音にはそこまでこだわりがない
- 耳の中まで押し込むイヤホンは苦手
- あまり大きな音で音楽は聞かない
- アップル製品が大好き
- スマホはiPhoneを使っている
- 通勤時間はそれほど長くない
AirPodsを買わなくていい人
以下に当てはまれば、AirPodsを買うべきでない(おすすめできない)人であると思います。
- イヤホンは音にこだわりたい
- 耳穴にしっかりハマるイヤホンが良い
- それなりの音量で音楽を楽しみたい
- アップル製品にこだわりはない
- スマホはアンドロイドを使っている
- 通勤時間が長い
今回はAirPodsを使っている方のレビューですが、AirPods Proであれば、ノイズキャンセリング機能もついているカナル型イヤホンとなるため、評価は全く違ったものになるでしょう。