ビットコインの特徴の一つに「発行数量が決まっている」ということがありました。それ故に、価値も高まりやすいと言われています。そして今、さらに価値が高まる(かもしれない)状況になってきています。
価値が高まりやすい状況になった理由
ビットコインの3大特徴は、「分散管理」「改ざんができ無い」「送金手数料が安い」が挙げられます。そして、発行上限が決まっていて、上限に達したらそれ以上は発行されないため、価値が高まりやすいと言われています。
先日、コインテレグラフにこんなニュースが載っていました。
600万BTCが永遠に喪失、ビットコインの価値は上がるのか?
https://jp.cointelegraph.com/news/6mil-btc-lost-foreve-will-it-drive-the-price-of-btc/amp
記事によると、発行済みビットコインのうちの600万BTCが盗まれた、あるいは紛失して、アクセスができなくなったということです。
ということは、ビットコインの発行上限は2100万BTCで変わりありませんが、実際に取引できるビットコインがが合計で1500万BTCしかなくなってしまったということです。
ということは当然価値が高まりやすい状況になってきたと言えるのではないでしょうか。ただし、価格が上昇するのが、明日なのか、はたまた数年後なのかはわかりませんが。。。
そもそもビットコインは無くなるわけではない
盗難・紛失とは言っても、ビットコインの場合は、物やお金の盗難・紛失とは若干ニュアンスが異なります。
ビットコインの場合、すでに発行されたビットコインが消えて無くなるわけではなく、そのビットコインにアクセスする為の秘密鍵がなくなってしまい、アクセスすることができなくなったしまった状態です。なので、もし仮に秘密鍵が発見されたりすれば、ビットコインにアクセスできるようになるということです。
しかし実際には、ビットコインの秘密鍵が戻ってくることは現実的には難しい問題ではありますので、失われたビットコインは永久に誰も手がつけられない存在になってしまったということになります。