たくさんある取引所・販売所の中から、どうやって選べば良いか迷いますよね。ここでは必ずチェックすべき「4つのポイント」をお伝えします。
Point1.金融庁の仮想通貨交換業者に登録されていること。
まずは、金融庁に仮想通貨交換業者として登録が住んでいる事が何よりの条件になります。
株式会社マネーパートナーズ
QUOINE株式会社(QUOINEX)
株式会社bitFlyer
ビットバンク株式会社
SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社
GMOコイン株式会社
ビットトレード株式会社
株式会社ビットポイントジャパン
株式会社DMM Bitcoin
株式会社ビットアルゴ取引所東京
エフ・ティ・ティ株式会社
株式会社BITOCEAN
株式会社フィスコ仮想通貨取引所
テックビューロ株式会社(Zaif)
株式会社Xtheta
今のところは金融庁に登録されていない事業者、いわゆる「みなし業者」はとりあえずスルーしましょう。登録済み業者の中でも、仮想通貨初心者にオススメなのは「GMOコイン」「bitbank」「QUOINEX」の3つ!
みなし業者一覧(2018年2月)
みんなのビットコイン、コインチェック、BMEX、LastRoots、ミスターエクスチェンジ、CAMPFIRE、エターナルライブ、東京ゲートウェイ、debit、Kraken、Wirex Japan、FSHO、SAMURAI BROTHERS、ネクストフロー、ブルードリームジャパン
すでに登録されている業者の他に、三菱東京UFJなどのメガバンク、LINE、メルカリ、サイバーエージェントなどが仮想通貨事業に参入すべく、準備を着々と進めています。今後ますます盛り上がっていきそうですね。
他にも海外にも多数の取引所があって、全く無名の草コインなどを取り扱っている取引所もあるんです。ある程度仮想通貨取引に慣れてきて、どうしても買いたい草コインを扱っていたり、何かしらメリットを自分なりに感じることができたら、海外の取引所を始めてみても良いのではないかと思います。
Point2.セキュリティが確保されていること
一時世間を賑わせたコインチェックのNEM流出事件以降、各取引所ではセキュリティを強化しています。特に注意して必ずチェックすべきポイントは次の3つ。
コールドウォレット
預かっている秘密鍵を、インターネットとは完全に切り離された状態で保管していること。コールドウォレットで管理することで、不正アクセスなどで仮想通貨が盗まれるリスクがなくなります。
対して、ホットウォレットは利便性を重視されます。インターネットにつながっている状態で秘密鍵が保管されている状態ですので、コールドウォレットよりリスクが高くなると考えられます(コインチェックのNEM流出事件の原因はホットウォレットだったことです)。
マルチシグ対応
マルチシグって聞きなれない言葉ですね。でも考え方シンプル!仮想通貨の秘密鍵が一つではなく、2つ以上に分割されてて、アクセスするには一定数以上の鍵を合わせる必要がある状態のこと。簡単に言うと、金庫の鍵を1つじゃ無くて、2つ以上で厳重にロックされているようなイメージですね。
二段階認証
その名の通り、通常のIDとパスワードの他に、ワンタイムパスワードなどを用いて二重に認証をかけてあること。今や必須のセキュリティ対策の一つになっています。
二段階認証には「Google Authenticator」と言うスマホアプリを使っている方が多いですね。
Point3.取引通貨の数
正直言って、日本の取引所では海外の取引所ほどたくさんの種類のコインを扱っているわけではありません。ビットコイン以外の取り扱いコインには取引所によって違いがあります。なので、今回はオススメしている3社の取り扱い状況を、種類が多い順に並べて比較してみます。
1位:bitbank・・・6種類
BTC(ビットコイン)、MONA(モナコイン)、 BCH(ビットコインキャッシュ)、ETH(イーサリアム)、LTC(ライトコ イン)、XRP(リップル)
2位:GMOコイン・・・5種類
BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、 BCH(ビットコインキャッシュ)、LTC(ライトコ イン)、XRP(リップル)
2位:QUOINEX・・・5種類
BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、 BCH(ビットコインキャッシュ)、QASH(キャッ シュ)、XRP(リップル)
ただ多ければ良いってことはないですけど、選択肢が多いのは、魅力の一つではありますね。
Point4.手数料やスプレッドが低い
まずは取引手数料とスプレッドとの違いを明確にしておきましょう。
取引手数料
取引所で取引する場合に発生する。取引所では他のユーザーとの取引を仲介してくれるので、その仲介料を支払うようなイメージでいいと思います。この取引手数料はあまり大きな金額にはならず、最近は取引手数料0円なんていうところも少なくありません。
スプレッド
販売所で購入・売却する場合に必要。販売所で仮想通貨を購入する場合には、販売所が決めた手数料を仮想通貨の値段にプラスした額で購入して、売却する時には手数料分を差し引いた額で売却されると言うわけです。
その事業者に払う手数料分がスプレッド。取引所でかかる取引手数料に比べると金額はどうしても高くなってしまいます。ただし、その分手軽に仮想通貨の売買ができると言うメリットも大きいです。
取引所と販売所にはそれぞれに特徴があるので、取引所と販売所の違いについてはこちらをご覧ください。