仮想通貨でインカムゲイン!?仮想通貨を貸して利益が得られるサービス

仮想通貨には、株式の配当金や株主優待のようなインカムゲインは基本的には存在しないと言われています。はたしてそれは本当のことでしょうか?

キャピタルゲインとインカムゲイン

まずは「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」という言葉についておさらいしておきましょう。

キャピタルゲイン

株でも仮想通貨でも同じで、「安いときに買って、高いときに売る」ことで利益を得ることをキャピタルゲインと言います。仮想通貨で利益を得ようとする人のほとんどは、このキャピタルゲインを狙っているわけです。

※FXなどで、高いときに買って安いときに売る信用取引をしている人もいますが、今回は一旦置いておきます。

 

インカムゲイン

株取引をやったことがあるひとならわかると思いますが、株を持っていると、年に一度(または二度)配当金として決まった額がもらえます。また株主優待を実施している企業であればさらに、年に一度(または二度)優待がもらえます(お金がもらえるわけではありませんが)。

この配当金や株主優待をインカムゲインと言います。株などを保有しているだけで資産が増えることを指します。

仮想通貨にインカムゲインは存在しない!?

基本的に、仮想通貨では売買益やマイニング報酬によって利益を得ようとするわけでなので、キャピタルゲインを狙うということになります。

では、インカムゲインがまったく無いのでしょうか?

 

インカムゲインその1

取引所に仮想通貨を貸し出す「レンディング」サービスを利用するとインカムゲインを得ることができます。例えばGMOコインでは期間限定で次のような貸仮想通貨を募集しています。

対象通貨
ビットコイン

申込単位
10BTC

貸借料
10BTCにつき0.12328767BTC

GMOコイン貸仮想通貨より:https://news.coin.z.com/2018/04/722/

ビットコインのみで、申込単位が大きいので、気軽に申し込める人は多く無いかとは思いますが、しばらくホールドしている予定でしたら、どうせなら少しでも利益がもらえたら嬉しいですよね。

 

インカムゲインその2

ごく一部の仮想通貨ではインカムゲインが存在しています。とてもマイナーなオルトコインの話になりますので、基本的にビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュなど、国内の取引所で取り扱っている通貨(日本国内で取引が認められている通貨)ではインカムゲインは存在していません。

インカムゲインが得られる仮想通貨の一つにBNKがあります。この通貨は保有しているだけで一部配当金が得られる仕組み(毎週純取引利益の20%を分配)になっています。

 

こんな風に、仮想通貨でもインカムゲインを得ることは不可能ではありません。ビギナーのうちは難しいかもしれませんが、将来的にはこんなサービスも利用できるようになると、より良い仮想通貨ライフが送れそうですよね。

 

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