【MiniTool ShadowMakerレビュー】簡単に使えるパソコンデータバックアップソフト!

パソコンに保存された大切なデータは、故障やウイルス、誤操作などのトラブルによって一瞬で失われるリスクがあります。

こうした事態に備えてぜひ導入しておきたいのが「バックアップソフト」です。様々な種類があるバックアップソフトウェアの中でも、MiniTool ShadowMakerは初心者でも安心して利用できる高機能ソフトとして、多くのユーザーに選ばれています。

今回はその「MiniTool ShadowMaker」について機能や特徴について、実際に使ってみた感想を踏まえて紹介します。無料の体験版がありますので、バックアップソフトをお探しの方は、まずは使ってみてはいかがでしょうか。

製品提供:MiniTool

【初心者も使いやすい】MiniTool ShadowMakerとは?

MiniTool ShadowMakerは、Windowsユーザー向けに開発された高機能バックアップソフトです。システム全体のバックアップからファイル単位の保存、さらにはクローン作成や自動スケジュール設定まで幅広く対応しています。特に初心者でも簡単に使えるインターフェースが好評で、家庭用にもビジネス用にも適しています。

対応OSはWindows 11/10/8/7に対応しており、システムバックアップやスケジュール設定、差分バックアップだけでなく、PXEブートや高度な復元機能など、様々な機能が利用できます。

PXEブートとは「Preboot eXecution Environment boot」の略称で、ネットワーク経由でOSを起動する仕組みのことです。

パソコンバックアップソフトとしての基本機能

MiniTool ShadowMakerは、あらゆるユーザーのニーズに対応できる「パソコンバックアップソフト」として、多くの機能を備えています。

まず、最も重要なのがシステム全体のバックアップ機能。WindowsのCドライブを丸ごと保存し、トラブル時には数クリックで復元できるため、業務の中断や個人データの損失を防ぐことができます。

特定のファイルやフォルダのみを選んで保存する「ファイル単位のバックアップ機能」も搭載しています。写真、ドキュメント、動画などの重要データだけをピンポイントに保護することができます。

さらに、毎日や毎週など指定した時間に自動でバックアップを行う「スケジュール自動バックアップ機能」も搭載しています。バックアップを忘れる心配もなくなります。

MiniTool ShadowMakerで選べる3つのバックアップ

MiniTool ShadowMakerは、主に次の3つのバックアップ方法を選択することができます。

1.外付けHDD/NASへのバックアップ

バックアップデータの保存先として外付けHDDやNAS(ネットワーク接続型ストレージ)を選べるため、大容量データにも対応できます。万が一、パソコンが故障しても、外部ストレージに保存しておけば復元も簡単にできることでしょう。

2.ディスククローンでパソコンの引越し

HDDからSSDへの移行やパソコン買い替え時には「ディスククローン機能」が大活躍。OSやアプリをそのまま新しい環境に移すことができます。

3.差分・増分バックアップで容量節約

増分バックアップや差分バックアップといった容量を節約する技術にも対応しており、保存先の容量を効率的に使うことができます。変更点だけを保存することで、バックアップディスクの使用容量を抑え、ストレージを効率的に使うことができます。

差分バックアップは、最後のフルバックアップ以降に変更されたデータを保存します。一方、増分バックアップは直前のバックアップ(フルまたは増分)以降の変更のみを保存します。復元時、差分はフルと1回分で済みますが、増分はフルとすべての増分が必要です。

万が一に備える「ブータブルメディア作成機能」

「ブータブルメディア作成機能」は、Windowsが起動しない緊急事態でも、USBメモリやCD/DVDなどの外部メディアからパソコンを起動し、バックアップから復元できるようにする機能です。

事前にこのメディアを作成しておけば、OSトラブルやハードウェア障害によってPCが起動不能になっても、保存したバックアップをもとに環境をまるごと復旧できます。企業での利用やリモートワーク環境でも非常に役立つ安心機能です。

5分でできる!MiniTool ShadowMakerの使い方

MiniTool ShadowMakerは、導入から実際のバックアップ実行までが非常にスムーズです。以下のステップで、誰でもすぐにバックアップをすることができます。

MiniTool公式サイトから無料版をダウンロード

こちらの公式サイトから「無料体験」ボタンをクリックするとインストーラがダウンロードできます。ダウンロードしたインストーラーを実行するとソフトウェアのダウンロードとインストールが始まります。

特に設定を変更することなくインストールして問題ありませんが、もしもインストール先を変更したいときはこの段階で変更をしておきましょう。

インストール後にソフトを起動

インストールが終わったらデスクトップにアイコンができているのでダブルクリックして起動します。様々な機能がありますが、操作に迷うような画面は特にありません。

「バックアップ」タブから対象のドライブやファイルを選択

早速バックアップを実行してみます。ディスク全体をバックアップするか、特定のフォルダだけをバックアップするかなど設定ができますので、必要に合わせて選択します。今回は特定のフォルダだけをバックアップしてみます。

保存先を指定し「今すぐバックアップ」をクリック

基本的なバックアップ方法は以上でOKです。初心者でも扱いやすく、初回起動時にはナビゲーションも表示されるため、迷わず使い始められます。

 

バックアップデータは、「FileBackupTask_日時」というフォルダが自動生成されて保存されていました。

フォルダの中のファイルはこのソフト専用の形式なので、パッと見ではなんのファイルなのか確認することは難しいでしょう。

バックアップ先は、別のディスクドライブや外付けドライブなどに保存するのが望ましいでしょう。

復元も簡単

復元をするときも非常に簡単です。バックアップフォルダ(ファイル)と復元先を指定して実行するだけです。

ファイルサイズにもよりますが、今回試してみた約200MBのフォルダであれば、ほんの数秒で復元されました。

有料版プランの違い

個人で利用する場合、「月払い版」「年間プラン版」「ずっと使える生涯プラン」と、3つのプランがあります。それぞれ使用できる機能は同じで、使用できるPCの台数とアップデートの対応期間しか違いはありません。

コストパフォーマンスを考えると、「生涯プラン」を選択しておくのがよいのではないかと思いますが、そのあたりは使われる方の状況でご検ください。

前バージョンからアップグレードした機能

当サイトでは、以前にもこのソフトの無料版を紹介したことがあるのですが、バージョンアップしてより便利に、より使いやすくなっています。

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アップグレードした主な機能

今回、新たに追加された機能によって、使い勝手がさらに向上しました。ここでは、追加された主な機能とそれぞれがどんなシーンで役立つのかをご紹介します。

バックアップタスクへの素早いアクセスが可能に

これまで作成したバックアップタスクに、よりスムーズにアクセスできるようになりました。頻繁に使うタスクがすぐに見つかるので、「どこだったかな?」と探す手間が省けて、時間の節約につながります。

ディスククローン時に新しいディスクIDを自動で設定

ディスクをクローンする際、システムが新しいディスクIDを自動で設定してくれます。これにより、OSやソフトがクローン先のディスクを正しく認識しやすくなり、トラブルの回避に役立ちます。古いHDDからSSDに換装するとき、スムーズな移行が可能になります。

クローン作成中でも新しいディスクIDを設定可能に

クローン作成時に、手動で新しいディスクIDを付けることも可能になりました。元ディスクと同時接続する場合など、IDの重複を避けたいときに便利です。

セクター単位のクローン作成に対応

ディスクの内容を、セクターごとにそっくりそのままコピーできるようになりました。ファイル単位ではなく、より正確な複製が可能なので、トラブル時の復旧やシステムの完全移行にも安心です。起動しなくなったOSディスクをそのまま別のディスクに復旧したい場合に使います。

バックアップタスク名の変更が可能に

バックアップや同期のタスク名を自由に編集できるようになりました。どのタスクが何のためのものか一目でわかるので、管理がぐっと楽になります。「写真バックアップ」「顧客データ同期」など、用途別にタスク名をカスタマイズしておくことが可能です。

デフォルト起動画面が最小化に

ソフト起動時のウィンドウが最小化されるようになり、起動直後の画面が気にならなくなりました。バックグラウンドで自動バックアップを設定している方には特にうれしい機能です。

バックアップ進行状況がパーセンテージ表示に対応

バックアップの進行具合がパーセンテージで表示されるようになり、「あとどれくらいで終わるのか」が一目でわかるようになりました。

このように、以前のバージョンと比較しても様々なアップグレードがされているMiniTool ShadowMakerは、さらに使いやすさ・使えるシーンの幅が広がっています。

突然のトラブルに備える「データバックアップ」の必要性

パソコンは日々の仕事やプライベートで使用する重要なツールで、現代においてはほとんどすべての人にとって欠かせません。しかし、故障やウイルス感染、操作ミスなどによって、ある日突然大切なデータを失ってしまうリスクについて、意識を持っている方は意外と少ないようです。

こうしたトラブルは起こってからでは遅いので、事前に備えておく必要があり、日頃から信頼できる「パソコンバックアップソフト」を活用し、定期的な「データバックアップ」を行うことが大切です。

ハードディスクの寿命や落下などの物理的な故障、さらにはウイルス感染やランサムウェアによるデータの暗号化など、私たちのデータはさまざまな危険にさらされています。さらに、うっかり削除やフォーマットミスといった人為的なミスも、データ消失の主な原因のひとつです。これらのリスクを回避する最善の方法が、定期的なバックアップの実施です。

手動でのデータコピーをすることも可能ですが、忙しい毎日を過ごしている人には限界があります。定期的に全体を保存し、トラブル発生時にすぐ復元できる環境を作るには、バックアップ専用ソフトの導入がおすすめです。

特に、初心者でも扱いやすく、かつ高機能なソフトを選ぶことが重要で、こうした条件を満たすソフトのひとつが今回紹介した「MiniTool ShadowMaker」です。

MiniTool ShadowMakerはこんな人に最適!

MiniTool ShadowMakerは、パソコンのバックアップに不安を感じているすべてのユーザーにおすすめのデータバックアップです。特に「難しい操作はしたくない」「設定は簡単に済ませたい」「重要なデータを安全に守りたい」という方には最適のツールです。

家庭用の写真・動画管理から、ビジネス用の書類保護まで、あらゆるニーズに対応できる柔軟性と拡張性を兼ね備えています。また、将来的なシステム移行やトラブル時の復元にも対応しており、長く使える信頼のバックアップソフトです。

MiniTool ShadowMakerで、大切なデータを失う前にまずは安心の第一歩を踏み出しましょう。

 

\まずは無料体験で気軽にお試し/

MiniTool ShadowMaker 公式サイト

 

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