古いバージョンのMacOSでは、そのままAppStoreに進んでも、MacOSをアップグレードすることができず、Appleの公式サイトからインストーラーをダウンロードすることで、アップグレード(インストール)することができます。
ただ、実際にインストールしようとしても「アップグレードされない?」と思うことがありました。そんな時のポイントをまとめておきました。
古いバージョンのMacOSをアップグレードする方法と注意点
先日から使い始めたiMac (21.5-inch, Late 2013)ですが、初期状態では「OS X Mavericks(10.9)」になっていますが、このままではインストールできないアプリがあったりします。
しかも、この「OS X Mavericks」は、AppStoreのアップグレードでは新しいOSにアップグレード(インストール)することが出来ません。
セキュリティアップデートは出来ましたが、OSのアップグレードについては「アップデートはありません」と表示されてしまいます。
MacOSのバージョンが古い場合は、以下の方法で新しいMacOSにアップグレードすることが出来ますが、アップグレードするMacOSの種類によって方法が若干違います。
High Sierra/Mojave/Catalinaの場合
- macOS Catalina 10.15
- macOS Mojave 10.14
- macOS High Sierra 10.13
この3つのOSの場合は、下記ページ(Apple公式サイト)のリンクからAppStoreを開き、インストーラーをダウンロードすることができます。
AppStoreからインストーラーを入手します。
案内に沿ってインストールを進めていくと、インストールが完了します。
この状態ではまだアップグレードされていませんし、自動でアップグレードも始まりません。アプリケーションフォルダの中にインストーラーがインストールされていますので、そのインストーラーを実行してください。
アプリケーションフォルダのインストーラーを実行するとようやく、インストールが始まります。
あとは、メッセージに沿ってインストールを進めていけば、OSのアップグレードが完了します。
インストールが終わったら再起動すれば完了です。
Yosemite/El Capitan/Sierraの場合
- macOS Sierra 10.12
- OS X El Capitan 10.11
- OS X Yosemite 10.10
この3つのOSの場合は、下記ページ(Apple公式サイト)から直接インストーラーをダウンロードすることができます。
インストーラーをダウンロードしたら実行します。
この状態ではまだアップグレードされていませんし、自動でアップグレードも始まりません。アプリケーションフォルダの中にインストーラーがインストールされていますので、そのインストーラーを実行してください。
インストールが終わったら再起動をして完了です。
今回は以上です。
私が実際にアップグレードしたとき、「まずはアプリケーションフォルダの中にインストーラーがインストールされるだけで、そのあとにインストーラーをあらためて実行する」ということになかなか気づけず、「アップグレードできない…」としばらくの間つまづいてしまいました。
同じ事につまづいてしまう人もいるかもしれないと思って記事にまとめました。