近年では、多くの人がインターネットで情報収集をしながら就職活動をしています。ですが、就職活動を成功させるためには、インターネットだけで十分と言えるのでしょうか。
インターネットは、ネット環境があれば場所や時間を選ばずに情報を得ることができるツールですが、就職活動を成功させるために、それ以外の手段も有効に活用してください。
学生は学校を最大限に利用
学生の方でしたら、一番便利なのが通っている学校の就職を担当している課を利用する事でしょう。大学と企業との間に信頼関係があるために求人の枠が設けられていることもありますし、新卒者にぴったりの情報もあります。
また、教授や教員と密にコミュニケーションを取っておくことも大切です。教授や教員は、企業の採用担当者とのコネクションを持っている事も多いので、お気に入りの学生には、良い求人を斡旋してくれるのかもしれません。
就職情報誌は今でも使えるのか
ネットの利用率がそれほど高くないころは、就職情報誌での情報集めが定番でした。
近年でも、情報誌の求人情報は役に立ちます。人材を募集している業種などの傾向が分かりますので、是非チェックをしておきましょう。
DOMOやTOWN WORK、type就活、リクルートマガジンなど、求人情報誌を定期的(なかには不定期も)に発行しているものはまだまだあります。
無料で入手できる就職情報誌もありますので、色々と見てみることをおすすめします。
OB・OG訪問
OG訪問、OB訪問を通じて就職活動に役立つ情報やネットには掲載できない現場の声を聞くのもいいでしょう。
会社を内側から見ている人の話を聞くことができれば、会社説明会での理解度も増しますし、面接で話しやすくもなるでしょう。
「この企業で勤めたい」というところに大学や学校の先輩が在籍していたら、会って話を聞くという機会をぜひ作るようにしておきましょう。
合同就職セミナーを利用
人材を募集している企業が一つの場所に集まって合同就職セミナーが開催されることがあります。
多くの企業を知りたい時に便利です。接点を持つことがなかった企業に立ち寄ってみたら、予想外に興味深い内容だったというパターンもあります。
今後は、コロナウイルスの影響で規模が縮小されたり開催を見送るようなケースもありますが、それでも多くの情報を一度に集めることができるチャンスです。
ネットだけでなく、いろいろな方法で情報収集をすることで、より就職活動をスムーズに進めることができるようになりますので、ぜひいろいろな媒体などを活用してたくさんの情報を集めてみてください。そしてもっとも適性の高い就職先が見つけてください。