M1搭載iPad AirとA16搭載iPadどっちを買うべき?用途別のおすすめと選び方

毎日の生活や仕事の中で「新しいiPadを買うなら、M1搭載のiPad AirとA16搭載の最新iPad、どちらを選ぶべきか」と迷う人は多いはずです。スペックだけを見ても違いが分かりにくく、価格差をどう捉えればいいのか判断しづらいですよね。特に「動画編集やゲームをどれくらいするか」「長く使えるものが欲しいか」など、用途によって最適な選択は変わってきます。

この記事では、M1とA16の具体的な性能差を整理し、それぞれに向いているユーザー像を明確に解説します。私自身はA16搭載の最新iPadを選びましたが、その理由や判断基準も共有します。あなたが後悔しない選択をするためのヒントになれば幸いです。

この記事でわかること

  • M1とA16の性能差(CPU・GPU・効率性)
  • 動画編集やゲームでの実際の使用感の違い
  • M1 iPad Airを選ぶべき人の特徴
  • A16搭載iPadを選ぶべき人の特徴
  • 購入判断をスムーズにする基準

iPad Air(M1)と最新iPad(A16)の性能比較

iPad Airに搭載されている「M1チップ」と、最新の無印iPadに採用された「A16 Bionicチップ」。どちらもAppleが開発した高性能プロセッサですが、設計思想や得意分野に違いがあります。M1はもともとMac向けに作られたPCクラスのチップで、パワフルな処理能力とマルチタスク性能が特徴。

一方、A16はiPhone 15シリーズや最新iPadに搭載され、省電力性と効率性を重視した最新世代のモバイルチップです。ここでは両者の性能をCPU・GPU・メモリの観点から整理してみましょう。

基本的な性能比較表

項目 M1 iPad Air(第5世代・2022年) A16 iPad(第11世代・2024/25年)
チップ M1(8コアCPU:高性能4 + 高効率4、最大8コアGPU) A16 Bionic(6コアCPU:高性能2 + 高効率4、5コアGPU)
プロセスルール 5nm 4nm
メモリ 8GB 6GB LPDDR5
ストレージ構成 64GB / 256GB 128GB / 256GB / 512GB
ディスプレイ 10.9インチ Liquid Retina、500ニット輝度、60Hz 10.9インチ Liquid Retina、500ニット輝度、60Hz
背面カメラ 12MP広角カメラ、4K撮影対応 12MP広角カメラ、4K撮影対応
フロントカメラ 12MP超広角(Center Stage対応、横向き上部配置) 12MP超広角(Center Stage対応、横向き上部配置)
Apple Pencil 対応 第2世代 Apple Pencil(磁気充電対応) Apple Pencil(USB-C)のみ対応(第1世代/第2世代非対応)
接続端子 USB-C(Thunderbolt / USB 4対応) USB-C(高速転送非対応)
ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、5G(セルラーモデル) Wi-Fi 6、5G(セルラーモデル)
生体認証 Touch ID(トップボタン統合型) Touch ID(トップボタン統合型)
バッテリー持ち 最大約10時間(Wi-Fi利用時) 最大約10時間(Wi-Fi利用時)
重量 Wi-Fi:約461gWi-Fi+Cellular:約462g Wi-Fi:約477gWi-Fi+Cellular:約481g
厚さ 6.1mm 7.0mm

CPUとGPU性能の違い

M1は8コアCPU(高性能4+高効率4)と最大8コアGPUを搭載し、複雑な計算や動画編集といった重い処理に強みがあります。ベンチマークではマルチコア性能が高く、複数の作業を同時にこなす力に優れます。対してA16は6コアCPUと5コアGPUを採用。シングルコア性能はM1を上回る場面もあり、アプリの起動や単体処理の速さではA16の方が軽快に感じられることもあります。

メモリ・処理効率の違い

iPad Air(M1)は8GB RAMを搭載しており、複数アプリを並行して使うときに安定感があります。A16搭載iPadはメモリ容量は控えめですが、省電力設計と最新のメモリ管理技術により、軽快な操作感を維持。特にバッテリー効率が良く、長時間の利用ではA16の強みが光ります。

ベンチマークスコアの目安

Geekbench 6の参考値では、M1がシングルコア約2300、マルチコア約7200。A16はシングルコア約2500、マルチコア約6400前後です。つまり「並列処理ではM1が有利」「単体処理や効率性ではA16が優秀」という住み分けが見えてきます。GPU性能もM1が安定感を誇りますが、最新ゲームやアプリの最適化はA16に合わせて進む傾向もあるため、将来性という点では両者拮抗していると言えるでしょう。

実際の使用感の違い

性能ベンチマークの数値だけでは、実際の体感とはズレることもあります。そこで、動画編集やゲーム、日常利用といった具体的なシーンごとに「M1 iPad Air」と「A16搭載の最新iPad」を比較してみましょう。

A16はiPhone 15シリーズにも採用されている最新モバイルチップですが、iPad向けに最適化されているため、省電力かつ安定したパフォーマンスを発揮します。一方M1はもともとMacBookに搭載されたプロセッサで、処理能力の高さを武器にしています。

動画編集やクリエイティブ作業での差

動画編集アプリ(例:LumaFusion、DaVinci Resolve)やイラスト作成アプリ(Procreateなど)を使う場合、M1搭載のiPad Airの方が快適です。特に4K動画の書き出しや複数レイヤーを重ねた画像処理では、M1のマルチコア性能と8GB RAMの余裕が効いてきます。A16搭載iPadでも基本的な編集は問題なく可能ですが、長時間のレンダリングや重たい素材を扱うと処理時間に差が出やすいのが現実です。

ゲームやエンタメ用途での差

最新の3Dゲームを遊ぶ場合、A16の方が優位な場面があります。特にシングルコア性能やグラフィック処理効率に優れているため、フレームレートが安定しやすいのです。さらにA16は発熱が抑えられており、長時間のプレイでも快適。対してM1搭載iPad Airも十分にゲーム性能は高いですが、「クリエイティブ寄りに最適化された高性能チップ」という特性上、ゲーミング用途だけで考えるとA16の方が効率的に感じる場面が多いでしょう。

バッテリー効率や発熱の違い

日常のブラウジング、動画視聴、ノートアプリ利用といった軽い作業では、A16搭載iPadの方がバッテリー持ちが良く、発熱も少ないです。これは省電力アーキテクチャが進化したA16の強み。逆にM1は高性能を発揮できる設計のため、負荷がかかる場面ではパワフルですが、消費電力はやや大きめです。長時間の持ち歩き利用や、1日の中で頻繁に充電したくないユーザーにはA16の方が安心感があります。

どんな人がM1 iPad Airを選ぶべきか

M1を搭載したiPad Airは、AppleシリコンをMacから受け継いだPC級の性能を備えつつ、Proモデルより手に取りやすい価格で提供されているのが特徴です。ただし、最新の無印iPad(A16搭載)と比べると価格は高め。そのため「誰にとってコスパが良いのか」を整理して選ぶことが重要です。

クリエイティブ用途を重視する人

動画編集やイラスト制作など、負荷の高い作業をメインに考えるならM1モデルがベスト。8GBのRAMとマルチコア性能のおかげで、4K動画の書き出しや複数レイヤー編集でもスムーズに動作します。A16搭載iPadでも可能ですが、処理時間や同時作業の安定感でM1に軍配が上がります。

長期利用を見据えている人

M1はすでにMacやiPad Proで実績のあるチップで、ソフトウェアの最適化も進んでいます。OSアップデート対象期間も長く期待でき、5年以上の利用も視野に入るでしょう。「買い替えサイクルをできるだけ伸ばしたい」という人には、初期投資がやや高くても長期的にコスパが高い選択となります。

A16より高性能を必要とする人

A16搭載iPadは日常用途では十分すぎる性能を持っています。逆に言えば、動画視聴やブラウジング、学習程度ならM1の力を使い切れない可能性もあります。そのためM1モデルは「本当に性能を必要とする人」向け。写真・映像編集者やデザイン学生、趣味でも本格的に制作活動をする人なら、A16よりM1を選んだ方が満足度は高くなるでしょう。

どんな人がA16搭載の最新iPadを選ぶべきか

最新の無印iPadに搭載されたA16 Bionicチップは、iPhone 15シリーズにも採用されている最新世代のモバイルプロセッサです。高性能でありながら、省電力性に優れ、価格もiPad Airより抑えめ。つまり「日常的に快適で、手頃に最新性能を使いたい人」に最適な選択肢といえます。

最新ゲームを快適に遊びたい人

A16はシングルコア性能とGPU効率が高く、最新の3Dゲームや高フレームレートのアプリを安定して動かせます。さらに発熱が抑えられているため、長時間のゲームプレイでも快適。M1も強力ですが、エンタメ用途だけで考えるならA16のほうが効率的です。

学習や仕事に活用したい人

ノートアプリでのメモ取り、PDF閲覧、動画講義の視聴など、日常的な学習やビジネス用途ではA16搭載iPadが最もバランスに優れています。処理が軽快で、アプリ切り替えもスムーズ。価格を抑えながらも最新のiPadOSを快適に使えるため、「とりあえず1台あれば何でもできる」安心感があります。

コスパを重視したい人

A16 iPadは価格が比較的手頃でありながら、日常用途には十分すぎる性能を発揮します。動画視聴、SNS、学習、ゲーム、オンライン会議など、多くの人がiPadに求める使い方はすべて快適にこなせるでしょう。M1のようなハイエンド性能を求めないのであれば、むしろA16搭載モデルの方がコスパは高いといえます。

まとめ

iPad Air(M1)と最新iPad(A16)を比較すると、それぞれに得意分野と適したユーザー像が見えてきます。M1はマルチタスク性能やクリエイティブ作業に強く、動画編集やデザイン用途を中心にしたい人に最適。一方でA16は最新の効率設計により、日常的な操作の快適さやバッテリー持ちに優れており、学習・仕事・エンタメと幅広い用途にフィットします。

私自身は最終的に「A16搭載の最新iPad」を選びました。理由は、普段の使い方がブラウジングや動画視聴、ノートアプリでのメモ取りが中心だからです。またストレージに128GBがあることもポイント。iOSの容量などを考えると64Bでは少ないですし、かと言って動画をたくさん撮影するわけではないので256GBもなくて大丈夫です。そうすると、128GBがちょうど良い容量なのです。全体的な性能と価格のバランスを考えた時に、高性能を余らせるよりも、価格を抑えながら最新の快適さを享受できる方が自分のライフスタイルには合っていると感じました。

次の基準で考えると迷いが減るはずです。

  • 動画編集・デザイン・本格制作 → M1 iPad Air
  • 学習・仕事・日常用途・コスパ重視 → A16 iPad

結局のところ、どちらが「正解」かは使い方次第です。あなたが「どんな場面でiPadを一番使うのか」を想像すれば、自然と答えは見えてきます。購入後に「やっぱり正解だった」と思える選び方をしていただければと思います。

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