TAGO STUDIOのイヤホンT3−02|凄く良い音だったけど買わなかった理由

群馬県高崎市にあるTAGO STUDIOが販売している有線イヤホン「T3-02」。究極のナチュラルサウンド”として人気の高いヘッドホン「T3-01」を受け継ぐ有線イヤホン「T3-02」ということで、木製ハウジングと高品質なドライバーを搭載したハイエンドイヤホンで、口コミなどを見ているとやはり評価が高いです。そんな「T3-02」を実際に買おうかと思って試聴までしてみた結果、買わないことにしました。その大きな要因はハウジングの形状にありました

TAGO STUDIO T3-02について

TAGO STUDIOのイヤホンT3-02がずっと気になっていました。買おうかと思っていたのですが、イヤホンはヘッドホンと違って耳に直接入れる物なので、どうしても個人によって合う・合わないがあります。

TAGO STUDIO T3-02の特徴

TAGO STUDIOのイヤホンT3-02は、木製ハウジングと高品質なドライバーを搭載したハイエンドイヤホンです。その特徴は以下の通りです。

  • 木製ハウジングで、自然でナチュラルな音質を実現。
  • 高品質なドライバーで、広い音域と深みのある音を再現。
  • 遮音性に優れ、周囲の音を遮断して音楽に没頭できる。
  • リケーブルに対応し、好みのケーブルに交換可能。

    T3-02は、音質、デザイン、機能性すべてにおいてハイレベルなイヤホンです。音質にこだわる方にぜひおすすめしたいイヤホンです。

    設計、デザイン、チューニングの面においても、外環境に最適なサウンドを試行錯誤し、“持ち歩く、究極のナチュラルサウンド”を妥協することなく追求しました。

    TAGO STUDIO SHOPより

    TAGO STUDIO T3-02のスペック

    • ドライバー:Φ10 mm
    • 質量:約 19.8g( ケーブル含まず )
    • 形式:密閉ダイナミック
    • 出力音圧レベル:112dB SPL/mW
    • ケーブル約 1.2m Y 型 MMCX 着脱式
      φ3.5 mm 金メッキステレオミニプラグ(L 型)
    • 周波数特性:20Hz~20kHz
    • 最大入力:200mW
    • インピーダンス:32Ω
    • 付属品:イヤホンケーブル ( 本体に装着 )、シリコンイヤーチップ SpinFit S・L サイズ (M サイズは本体に装着)

    こうしてスペックだけでは、なかなかイヤホンの良さには直結しないことがある前提ですが、それほど尖った特徴があるイヤホンではありません。それでも、2017年春に発売されたヘッドホン「T3-01」が、究極のナチュラルサウンドとしてその人気は不動のものとなっています。そんなTAGO STUDIOが屋外使用を想定してリリースした有線イヤホンですから、期待はとても高まります。

    とは言っても、これまでにもたくさんのイヤホンを試してきましたが、ネットで見る限りの評価や口コミがとってもよかったとしても、自分にとってはどうしても合わないイヤホンもありました。”相性”があるので、イヤホンは試聴するまでは買わないことにしています。

    そんな中で、先日いよいよ念願かなって中野ブロードウェイのフジヤエービックに行ってTAGO STUDIOのイヤホン「T3-02」を試聴させてもらうことができました。

    T3-02

    「T3-02」はプロユースのレコーディングスタジオレベルの防音性能を実現するために、部屋の中にもう一つ部屋を浮かせる浮遮音構造”BOX-IN-BOX構造”をイヤホンに応用し、イヤホンの中にもう一つのイヤホン(コアユニット)を設けることで、遮音性能を大幅に引き上げることに成功しました。

    TAGO STUDIO SHOPより

    このT3−02の特徴である、BOX-IN-BOX構造というものにも興味がありました。実際に手に持ってみると、細部にわたって丁寧に作られていることがわかります。木目調のハウジングも素敵で、所有欲をそそります。

    T3-02外観

    TAGO STUDIO T3−02を試聴した感想

    早速ワクワクしながら、試聴させてもらいました。

    音質はこのT3-02のコンセプト通りに、ナチュラルな音で良い気持ちです。リスニング用にチューニングされているような感じがしますので、フラットとは違うナチュラル感です。高音も綺麗に鳴りますし、低音もしっかりと出ています。

    BOX-IN-BOX構造のおかげか、ハウジングがそれなりに大きいからか、平面的ではなくて音に奥行き(広がり)があります。エアー感と言っても良いのかもしれません。

    とっても気持ちの良い音で、すごく好みでした。

     

    TAGO STUDIO T3-02を買わなかった理由

    それでもTAGO STUDIO T3-02は今回は購入せずに見送ることにしました。なぜTAGO STUDIO T3−02を買わなかったかと言うと、私の耳には合わなかったのです・・・

    T3-02装着

    写真の赤丸のところが押されているのがわかるでしょうか?ハウジングが私の耳を圧迫しているのです。装着直後ほそれほど気にならなかったんですが、しばらく試聴していたら、だんだんと痛みが出てきてしまいました…(泣)

    ハウジングの問題でなければ、イヤーピースを変えることで違ってくるのだろうとは思いますが、ハウジングが合わないとなるとどうすることもできません。また、私は耳にはフィットしなかったために、遮音性もいまひとつになってしまいました。

    TAGO STUDIO T3-02についてのまとめ

    ということで今回、念願かなってTAGO STUDIO T3-02を視聴した結果、買わないことにしました。音はとっても好みだったので、耳にフィットすれば個人的には「買い」なイヤホンでした。

    音が良いとは言ってもフラットな音質なので、ドンシャリ・低音重視・高音好きなどの場合はあまりお勧めではありません

    TAGO STUDIO T3-02は、私にはフィットしませんでしたが、完璧にハマる人が多いイヤホンであることも事実です。そして音は本当に良いとお勧めできます。やっぱり、イヤホンは実際に試聴(装着)して確認しておくことがとても大事だなと痛感しました。

    最後にYouTubeのe☆イヤホンTVのTAGO STUDIO TAKASAKI T3-02特集の動画を載せておきます。長いですが、よかったら参考まで。

    広告