Windows用無料バックアップソフトMiniTool ShadowMaker Free|これはWindows版のTimeMachine!?

パソコンを使っている以上、データのバックアップは必ず必要になります。Macには標準でTimeMachineというバックアップ機能があるので、設定さえしておけば特に意識しなくてもバックアップをされているケースが多いですが、Windowsにはそういった機能は特別ありません。

しかし、パソコンにデータが蓄積されていけばいくほど重要になってくるのがバックアップ、万が一に備えておくことは決して特別なことではなく、むしろ全員がやるべきことではないかと思います。

今回は、無料で使えるWindows用のバックアップソフト「MiniTool ShadowMaker Free」を紹介します。せっかく無料で簡単に使えるソフトがあるのに使わないのはもったいないですしね。

 

MiniTool ShadowMaker Freeについて

MiniTool ShadowMaker Freeは、名前の通り無料で使えるWindows用のバックアップソフトです。有料版もありますが、個人で使うだけなら無料版でも十分に使える機能を備えています。

MiniTool ShadowMaker Freeの画面はこんな感じです。バックアップ・復元に特化したソフトだということがわかります。

MiniToolという会社

MiniTool ShadowMaker Freeの製造元はMiniTool Software Limitedという会社です。他にも「MiniTool Partition Manager」「MiniTool Data Recovery」など、データ復元、バックアップ、パーティション管理などのソフトをリリースしています。所在地はカナダと香港となっていて、リリースしているソフトは世界中で8000万回以上もダウンロードされているんだそうです。

参考:https://jp.minitool.com/

 

MiniTool ShadowMaker Freeの使い方

MiniTool ShadowMaker Freeは使い方も簡単です。インターフェースも見やすくわかりやすいですし、特にマニュアルなども必要なく簡単に操作することができます。

今回は自分のパソコンの個人フォルダを外付けHDDにバックアップしてみます。まずは、バックアップの画面から、ソース(バックアップするディスクやフォルダなど)とバックアップ先を選択します。

 

ソース(バックアップするディスクやフォルダ)の選択画面です。

 

バックアップ先を選ぶ画面です。右上の「+」マークから新しいフォルダを作ることもできます。今回は「Backup」というフォルダを新しく作りました。

 

ソースとバックアプ先を指定できたら、画面右下の「今すぐバックアップ」(または「後でバックアップ」)に進みます。

 

確認ダイアログが出てくるので、問題なければ「はい」に進めば、バックアップが始まります。

 

ぱっと見、赤いボタンが目に入ってきて、「エラー!?」と勘違いしましたが、ただの停止ボタンでした。

 

バックアップが完了しました。

バックアップの完了まで9GBほどのデータでおよそ20分くらいかかりました。ディスク全体をバックアップするときはそれなりに時間がかかると思いますので、寝ている間などにバックアップさせるようにスケジュールを設定しておくのが良いと思います。

 

次回以降のバックアップは「完全」「差分」「増分」から選ぶこともできます。基本的には「増分」で十分かとは思います。

「差分バックアップ」と「増分バックアップ」の違いって?

差分バックアップは、前回の完全バックアップ以降の変更箇所をバックアップする方法

増分バックアップは、前回のバックアップからの変更点だけバックアップする方法

増分バックアップのメリットは、差分バックアップと比べて1度に保存するデータ量が少ないため、データ保存領域も差分バックアップに比べると少なくて済み、バックアップにかかる時間も短縮できることがあげられます。ちなみに、Mac標準のTimeMachineは増分バックアップです。

 

スケジュール設定ができる

バックアップはスケジュール設定することができます。毎日はやらなくてもいいのかもしれませんが、例えば毎週水曜日の夜中にバックアップするように設定しておくのも良いと思います。

 

 

MiniTool ShadowMaker Freeのインストール方法

MiniTool ShadowMaker Freeのインストール方法です。

こちらの公式サイトへ進み、「今すぐお試し」をクリックすると、実行ファイルのダウンロードが始まります。

 

ダウンロードした実行ファイルを実行すると、インストールが始まります。規約を確認し、同意してからインストールを進めていきます。

カスタムインストールの欄は隠れていますが、下向き三角ボタンを押すと開きます。「言語」「インストール先」を選択することができます。「カスタマーエクスペリエンス向上プログラムへの参加に同意する」は任意ですので、チェックを外してインストールすることもできます。

インストールが完了すると、すぐにMiniTool ShadowMaker Freeを使うことができるようになります。

インストールについても特に難しいことはなく、画面に沿って進めていけば大丈夫です。

 

有料版との違い

ちなみに、有料版と無料版の違いはこちらです。

ネットワークやクラウドで使えるのが有料版の1番のメリットかもしれませんが、基本的には無料でも十分かと思います。

 

今回は以上です。

これだけの機能が無料で使えるっていうのがすごいなと思います。MiniTool ShadowMaker Freeは、実はWindowsユーザーにとってはマストなソフトなのかもしれませんね。

 

MiniTool ShadowMaker Free公式サイト

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