Edifier S1000Wレビュー!評判・音質・S1000MKIIとの違いを徹底解説

スマホの音楽は手軽にワイヤレス再生したい。しかし、せっかくスピーカーを買うなら、テレビやパソコンでも迫力のある音を楽しみたい。そんな人に注目されているのが、Wi-Fi対応のアクティブスピーカー「Edifier S1000W」です。

S1000Wは、合計120Wのアンプを内蔵した2.0chブックシェルフスピーカーです。Bluetoothだけでなく、Wi-Fi、AirPlay 2、Spotify Connect、光デジタル、同軸デジタル、RCA入力に対応。プリメインアンプやネットワークプレーヤーを別に用意しなくても、本格的なステレオ環境を構築できます。

一方で、左右合計の重量は約16.8kgあり、奥行きも約29.5cmあります。HDMI入力やサブウーファー出力もありません。価格だけを見て購入すると、置き場所や接続方法で後悔する可能性があるため注意が必要です。

この記事では、Edifier S1000Wの特徴、音質の傾向、評判、メリット・デメリット、S1000MKIIとの違いを詳しく解説します。S1000Wが自分の用途に合うのか判断したい人は、ぜひ参考にしてください。

この記事の結論
S1000Wは、Wi-Fiストリーミングと力強いステレオサウンドを一台で両立したい人に向いています。省スペース性やHDMI接続を優先する人には不向きですが、設置場所を確保できるなら、音楽・映画・PCオーディオを幅広く楽しめる一台です。


Edifier S1000Wとは?アンプ不要のWi-Fi対応スピーカー

Edifier S1000Wは、左右2台でステレオ再生するアクティブ型ブックシェルフスピーカーです。右スピーカーにアンプを内蔵しているため、一般的なパッシブスピーカーのように外付けアンプを購入する必要はありません。

音楽配信サービスをWi-Fi経由で再生できるネットワーク機能と、テレビやパソコンを接続できる豊富な入力端子を両立しているのが大きな特徴です。音楽鑑賞専用のオーディオシステムとしてはもちろん、テレビ用スピーカーやPCスピーカーとしても使えます。

Edifier S1000Wの主なスペック

項目 仕様
スピーカー形式 2.0chアクティブスピーカー
総出力 120W RMS
出力内訳 中低域35W×2、高域25W×2
中低域ドライバー 5.5インチ・アルミニウム振動板
高域ドライバー 1インチ・チタンドーム
再生周波数帯域 45Hz~40kHz
デジタル音声 最大24bit/192kHz
ワイヤレス接続 Wi-Fi、AirPlay 2、Bluetooth
ストリーミング Spotify Connect、TIDAL Connect、Amazon Alexa連携
有線入力 光デジタル、同軸デジタル、RCA×2系統
本体サイズ 約198×345×295mm
正味重量 約16.77kg

販売地域や製造時期によってBluetoothバージョンなどの表記が異なる場合があります。購入時は、Amazonの商品ページや販売元に掲載された最新仕様も確認してください。

Edifier S1000Wの音質は?

S1000Wは、5.5インチのアルミニウム製中低域ドライバーと、1インチのチタンドームツイーターを搭載しています。さらに、Class-Dアンプ、DSP、電子クロスオーバー、ダイナミックレンジ制御を採用。左右合計120Wの出力により、一般的な小型PCスピーカーよりも余裕のある音量と低音を狙った設計です。

厚みのある低音を楽しみやすい

公式仕様の再生周波数帯域は45Hz~40kHzです。サブウーファーなしの2.0ch構成ながら、5.5インチドライバーとリアバスレフ方式により、音楽のベースやバスドラム、映画の効果音に厚みを出しやすくなっています。

海外のレビュー媒体でも、S1000Wは低音のレスポンスが長所として評価されています。ただし、低音の量感は設置場所の影響を受けます。背面のバスレフポートを壁へ近づけすぎると低音が膨らむ可能性があるため、壁との距離を確保して調整しましょう。

高音は明瞭で、好みに合わせて調整できる

チタンドームツイーターは、高域の明瞭さと広がりを狙った構成です。音源や部屋によって高音が強いと感じる場合は、右スピーカー背面のトレブルノブで調整できます。低音用のベースノブもあるため、細かなイコライザー操作が苦手な人でも直感的に音のバランスを変えられます。

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S1000Wは完全にフラットな業務用モニタースピーカーというより、音楽や映画を気持ちよく楽しむホームオーディオ向けの性格です。高音と低音を自分の好みや設置環境に合わせられる点も魅力です。

24bit/192kHzのハイレゾ音源に対応

S1000WはHi-Res AUDIO認証を取得し、光デジタルや同軸デジタル接続では最大24bit/192kHzのデジタル信号に対応します。対応機器から接続すれば、CDを超える情報量を持つハイレゾ音源も再生できます。

ただし、ハイレゾ対応という表示だけで音質が決まるわけではありません。音源、再生機器、設置場所、リスニング距離によって聞こえ方は変わります。スペックは選択基準の一つとして考えるのがおすすめです。

Edifier S1000Wのメリット

Wi-Fi経由で音楽を手軽に再生できる

S1000Wの大きな魅力は、Bluetoothに加えてWi-Fi再生に対応していることです。Edifier Homeアプリで自宅のWi-Fiへ接続すれば、AirPlay 2、Spotify Connect、TIDAL Connectなどを利用できます。

Bluetoothは初期設定が簡単ですが、スマホとの距離や通知音の影響を受けることがあります。Wi-Fiストリーミングなら、対応サービスの音楽をスピーカー側へ直接受け渡せるため、スマホをリモコンのように使いながら再生できます。

iPhone、iPad、Macを使っている人にとって、AirPlay 2対応は特に便利です。Apple製品の再生先からS1000Wを選び、普段使っているアプリの音声をワイヤレスで出力できます。

外付けアンプなしで本格的なステレオ環境を作れる

左右のスピーカーへ独立した音が入るため、音の方向や広がりを感じやすいステレオ再生が可能です。サウンドバーや一体型Bluetoothスピーカーとは異なり、左右の間隔を部屋やデスクに合わせて調整できます。

アンプ内蔵型なので、別売りのプリメインアンプや複雑な機器選びも不要です。スマホ中心の人はWi-FiまたはBluetooth、テレビは光デジタル、パソコンはRCAや光デジタルというように、一組のスピーカーへ複数の音源をまとめられます。

入力端子が豊富で複数機器を接続しやすい

S1000Wは、光デジタル、同軸デジタル、RCAを2系統搭載しています。テレビ、パソコン、CDプレーヤー、ネットワークプレーヤーなどを同時に接続し、リモコンや本体操作で入力を切り替えられます。

購入者レビューでも、入力端子の種類が多い点やリモコンの使いやすさを評価する声が見られます。特定の機器だけに用途を限定せず、リビングのオーディオ環境をまとめたい人と相性のよい構成です。

重厚感のある木目調デザイン

側面には木目調の仕上げが採用され、クラシックなブックシェルフスピーカーらしい外観です。前面をわずかに傾けた形状は、音をリスナーへ向けやすくすると同時に、一般的な直方体のスピーカーとは異なる存在感を生み出しています。


Edifier S1000Wのデメリットと購入前の注意点

本体が大きく、左右合計で約16.8kgある

S1000Wで最も注意したいのはサイズです。スピーカー1台の幅は約19.8cm、高さは約34.5cm、奥行きは約29.5cm。左右合計の正味重量は約16.77kgあります。

一般的なパソコンデスクへ置くと、スピーカーがモニターを圧迫したり、奥行きが足りなかったりする可能性があります。リアバスレフポートのため、背面を壁へ密着させる配置も避けたいところです。

購入前に必ず採寸!
本体寸法だけでなく、左右の間隔、壁から離すスペース、左右をつなぐケーブルの取り回しも含めて設置場所を確認しましょう。

HDMI入力には対応していない

S1000WにはHDMI ARCやHDMI eARC端子がありません。テレビとは主に光デジタルで接続できますが、HDMI連動を重視する人には不便です。

テレビのリモコンだけで電源や音量をまとめて操作したい人、Dolby Atmosなどの立体音響を重視する人は、HDMI eARC対応スピーカーやサウンドバーも比較しましょう。

サブウーファー出力がない

S1000Wは5.5インチの中低域ドライバーを搭載していますが、専用のサブウーファー出力はありません。2.0chのまま完結させる設計なので、後から低音専用のサブウーファーを簡単に追加したい人には向いていません。

レコードプレーヤーにはフォノイコライザーが必要

RCA入力はありますが、フォノ入力ではありません。フォノイコライザーを内蔵していないレコードプレーヤーを接続する場合は、別途フォノイコライザーが必要です。レコードを中心に聴く人は、自分のプレーヤーにLINE出力があるか確認してください。

音質調整ノブが背面にある

ベースとトレブルの調整ノブは右スピーカーの背面にあります。スピーカーを棚へ収めたり壁へ近づけたりすると、頻繁な調整がしにくくなります。設置時に好みのバランスへ調整し、その後はリモコンで音量や入力を操作する使い方が現実的です。

Edifier S1000Wの評判・口コミ

S1000Wのレビューでは、音の厚み、入力端子の豊富さ、Wi-FiとBluetoothの使い分けを評価する意見が見られます。海外レビュー媒体SoundGuysは、低音のレスポンス、アプリ、低音・高音の調整、幅広い接続方法を長所として挙げています。KitGuruも、音質、堅牢な作り、デザイン、接続性を高く評価しています。

一方で、HDMI入力と有線サブウーファー出力がないこと、本体が大きく重いことは共通した注意点です。付属リモコンの質感や、アプリを使った初期設定には改善の余地があるという評価もあります。

口コミを総合すると、設置スペースさえ確保できれば、音質と接続性のバランスに満足しやすいスピーカーといえます。反対に、コンパクトさやテレビとのHDMI連動を重視する人は、購入前に他製品と比較したほうがよいでしょう。

なお、口コミは個人の使用環境や好みによって変わります。本記事ではレビュー傾向を整理していますが、筆者自身が実機試聴した評価ではありません。

Edifier S1000WとS1000MKIIの違い

S1000Wとよく比較されるのが「S1000MKII」です。基本的なスピーカー構成や120W出力は似ていますが、ネットワーク機能に大きな違いがあります。

比較項目 S1000W S1000MKII
総出力 120W 120W
ドライバー 5.5インチ+1インチ 5.5インチ+1インチ
再生周波数帯域 45Hz~40kHz 45Hz~40kHz
Wi-Fi 対応 非対応
AirPlay 2 対応 非対応
Spotify Connect 対応 非対応
Bluetooth 対応 対応
光・同軸・RCA 対応 対応
奥行き 約295mm 約276mm

スマホの音楽をBluetoothで聴き、テレビやパソコンは有線接続するだけなら、S1000MKIIでも十分です。

AirPlay 2やSpotify Connectを使いたい人、Wi-Fi対応スピーカーとして長く使いたい人にはS1000Wが向いています。

価格差は販売時期やセールによって変わります。音響部分の基本仕様が近いため、価格差に対してWi-Fi機能へ価値を感じるかを基準に選ぶとわかりやすいでしょう。

Edifier S1000Wがおすすめな人

  • Spotify ConnectやAirPlay 2で音楽を聴きたい人
  • アンプを別に買わず、本格的なステレオ環境を作りたい人
  • 音楽だけでなく、テレビやパソコンにも接続したい人
  • 重厚な低音と明瞭な高音を楽しみたい人
  • 木目調の存在感あるスピーカーを探している人
  • 設置スペースと安定した台を確保できる人

Edifier S1000Wをおすすめしにくい人

  • 小さなデスクや狭い棚へ置きたい人
  • HDMI eARCでテレビと接続したい人
  • サブウーファーを後から追加したい人
  • 軽量で頻繁に移動できるスピーカーが欲しい人
  • Wi-Fi機能を使わず、価格を抑えたい人

Edifier S1000Wに関するよくある質問

S1000Wはアンプが必要ですか?

必要ありません。アンプを内蔵したアクティブスピーカーなので、対応する音源機器を直接接続して使えます。

テレビと接続できますか?

テレビに光デジタル音声出力があれば接続できます。HDMI ARCやeARCには対応していないため、テレビ側の端子を事前に確認してください。

iPhoneからワイヤレス再生できますか?

AirPlay 2またはBluetoothで再生できます。自宅のWi-Fi環境がある場合は、AirPlay 2を使うとApple製品からスムーズに出力先を選べます。

Spotifyを再生できますか?

Spotify Connectに対応しています。S1000WをWi-Fiへ接続し、Spotifyアプリから再生先として選択します。

パソコン用スピーカーとして使えますか?

使用できます。ただし、本体が大きいため、デスクの幅と奥行きを確認してください。パソコン側の出力端子に応じて、RCA変換ケーブルや光デジタル接続を利用できます。

左右のスピーカーは完全ワイヤレスですか?

音源とはWi-FiやBluetoothで接続できますが、左右のスピーカー間は付属ケーブルで接続します。左右それぞれを完全にケーブルなしで設置できる製品ではありません。

まとめ:Edifier S1000WはWi-Fiと本格ステレオを両立したい人におすすめ

Edifier S1000Wは、120Wのアンプ、5.5インチのアルミニウム製中低域ドライバー、1インチのチタンドームツイーターを搭載した2.0chアクティブスピーカーです。

AirPlay 2、Spotify Connect、TIDAL Connectに対応し、光デジタル、同軸デジタル、RCA入力も搭載。スマホ、テレビ、パソコン、オーディオプレーヤーを一組のスピーカーへまとめられる接続性の高さが魅力です。

ただし、約16.8kgの重量と約29.5cmの奥行きがあり、HDMI入力やサブウーファー出力はありません。購入前に設置場所と接続予定の機器を確認することが重要です。

十分な設置スペースがあり、Wi-Fiストリーミングと迫力あるステレオ再生をシンプルな構成で楽しみたい人には、S1000Wは有力な選択肢です。


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