デスクトップを暗号化してしまってファイルに鍵マークがつき、解除できなくなった時の解決方法|Windows10

よくわからないうちにデスクトップを暗号化してしまい、デスクトップで作成したファイルなどがすべて暗号化されてしまうようになってしまい、解除できなくなってしまったときの解決方法です。

 

デスクトップを暗号化してしまうと大変

普段使っているWindows10のパソコンで、いつやってしまったのかわかりませんが、デスクトップを暗号化してしまい、デスクトップで作成したファイルなどがすべて暗号化されてしまうようになってしまい、解除できなくなってしまいました。

デスクトップで作ったファイルが、こんな風に鍵付きのアイコンになります。

どうやら、エクセルファイルを暗号化しようとして、間違えてフォルダごと暗号化してしまったのかもしれません。

他のフォルダでしたら暗号化してしまってもフォルダを閉じて「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」のチェックを外せばいいので解除は簡単なのですが、デスクトップの場合「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」を何度解除しようとしても、もとに戻ってしまいます。

どうしてかと言うと、デスクトップは「常に開いた状態のフォルダ」となるので、デスクトップというフォルダを閉じることができません。そのため少しめんどくさくなってしまいます。

 

デスクトップの暗号化を解除する方法

それではデスクトップの暗号化を解除する方法です。手順を簡単に書くと、次の2つの手順になります。

  1. ログインしているユーザーとは別のユーザーでサインインする
  2. 暗号化されているユーザーのデスクトップフォルダの暗号化を解除する

 

それでは画像付きで順を追って説明します。

 

まずは、管理者権限のある別ユーザーがあるか確認をしてください。もしも別ユーザーを作っていない場合は「Administrator」を有効にする必要があります

Windows10でAdministratorを有効にする方法はこちらの記事をご覧ください。

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サインインしているユーザーを切り替えます。

ここではAdministratorに切り替えています。

 

別のユーザーでサインインしたら、該当するユーザーフォルダを確認します。するとデスクトップフォルダに鍵マークがついていることが確認できます。

 

 

ここで、デスクトップフォルダを右クリックして、「プロパティ」→「全般」→「詳細設定」と進み、「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」のチェックを外します。

 

これで、デスクトップの暗号化は解除することができています。ただし、注意点がありまして、デスクトップにあるファイル自体の暗号化解除はまだできていませんので、必要に応じてファイルを使うときになど、一つずつ暗号化を解除していってください。

 

今回は以上です。

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