今では多くの人が当たり前に使うようになったBluetooth完全ワイヤレスイヤホン。iPhoneを始めとして、スマートフォンにイヤホンジャックがついていない機種も珍しくなくなりました。
そんな状況もあって、多くのオーディオメーカーがしのぎを削って製品を作っているので、正直なところ数が多すぎて何を選んでいいかわからなくなってしまいます。
今回はBluetooth完全ワイヤレスイヤホン選びに迷っている方に、これを買えば間違いない「VGP2021金賞」を受賞したおすすめの11製品を紹介します。それぞれご希望の予算でご覧ください。
3万円以上
TECHNICS EAH-AZ70W
TECHNICS EAH-AZ70Wは業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を実現した「デュアルハイブリッドノイズキャンセリング」搭載を搭載していることが一番のポイント。飛行機や電車など騒音の大きい場所でも静寂の中で音楽を楽しめます。また、ドライバにグラフェンコート振動版を搭載していて、高音質になっています。
| ドライバー | 10mm（グラフェンコート） |
| 対応コーデック | AAC・SBC |
| Bluetooth Version | 5.0 |
| 最大連続再生時間 | 7.5時間（ノイズキャンセリングオフ） |
| 防水規格 | IPX4 |
2.5万円以上3万円未満
JABRA Elite 85t
アクティブノイズキャンセリング機能搭載の完全ワイヤレスイヤホン。12mmドライバーを搭載して、高い音質になっています。また、防水にも対応していて、通話品質が高いことも特徴です。
| ドライバー | 12mm |
| 対応コーデック | AAC・SBC |
| Bluetooth Version | 5.0 |
| 最大連続再生時間 | 7時間 |
| 防水規格 | IPX4 |
2万円以上2.5万円未満
JVC HA-XC90T
衝撃から本体を守るラバープロテクターに加え、IP55相当の防水・防じんを実現した「TRIPLE PROOF」で落としてもそう簡単に壊れることはありません。12mmドライバーで高音質、さらに本体のみで約15時間も再生できることも特徴です。
| ドライバー | 12mm |
| 対応コーデック | AAC・SBC・aptX |
| Bluetooth Version | 5.0 |
| 最大連続再生時間 | 15時間 |
| 防水規格 | IP55 |
1.5万円以上2万円未満
AVIOT TE-BD21j-pnk
凛として時雨のドラム・ピエール中野さんが、音質チューニングやカラーなどを監修したモデル。ベースとなるイヤホンはAVIOTのTE-BD21j。漆黒を連想する深みのあるブラックに、高級感のあるアンティークゴールドのラインを配した専用カラーリングがポイントです。また、イヤホンの案内ボイスが声優の花澤香菜さんで、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」の常守朱を演じています。
| ドライバー | 8mmダイナミック型及びバランスドアマチュア型ドライバー によるハイブリッドタイプ |
| 対応コーデック | AAC・SBC・aptX・aptXAdaptive |
| Bluetooth Version | 5.2 |
| 最大連続再生時間 | 9時間 |
| 防水規格 | IPX4 |
GALAXY Galaxy Buds Live
独特な形状をしていて、派手なカラーが目を引きます。アクティブノイズキャンセリングを搭載しています。AKGのサウンドテクノロジーを備えた12mmサイズのスピーカーと、人間工学に基づいたデザインの組み合わせにより、奥行きのあるサウンドを実現しています。
| ドライバー | 12mm |
| 対応コーデック | SBC、AAC、Scalable Codec（Samsung独自） |
| Bluetooth Version | 5.0 |
| 最大連続再生時間 | 8時間（ANCオフ） |
| 防水規格 | 不明 |
1.2万円以上1.5万円未満
GLIDIC Sound Air TW-7100
カスタムIEMでも有名な日本のオーディオメーカー「カナルワークス」監修による独自のイヤホン形状で、フィット感は抜群。さらに2種類のイヤーピースが付属しています。また、イヤホンを着けたまま周囲の音を取り込む外音取り込み機能搭載
や、イヤホンを探すTile機能も搭載しています。
| ドライバー | 5.6mm |
| 対応コーデック | AAC・SBC・aptX |
| Bluetooth Version | 5.0 |
| 最大連続再生時間 | 12時間 |
| 防水規格 | IPX4 |
AVIOT TE-D01m
⾳質への影響がほとんどなく、⾼精度なノイズキャンセレーション効果を実現する「マイルドANC」と、男⼥を問わず⼩さな⽿にも快適にフィットして優れた遮⾳性を実現しています。より⾼い接続安定性と、動画再⽣やゲームで⼒を発揮する低遅延性能をも併せ持つ新しいコーデック、aptX Adaptiveを採⽤し、リスニングに最高の環境をもたらしてくれます。さらに、イヤホンを装着したまま、外⾳を取り込めるアンビエントマイク機能を搭載しているなど、あらゆるシーンで最高の音楽を提供してくれます。
| ドライバー | 6mmダイナミック型 |
| 対応コーデック | AAC・SBC・aptX・aptXAdaptive |
| Bluetooth Version | 5.2 |
| 最大連続再生時間 | 10時間 |
| 防水規格 | IPX4 |
1万円以上1.2万円未満
AVIOT TE-D01d mk2
長時間快適に使うことができて、ランニングなどのスポーツ時にも外れにくい構造となっています。外装にはナノコーティングをはじめとした防水処理を施し、IPX5レベルの高い防水性能を実現しています。もちろん対応コーデックも幅広く音質にも不安はありません。
| ドライバー | 6mmダイナミック型 |
| 対応コーデック | AAC・SBC・aptX |
| Bluetooth Version | 5.0 |
| 最大連続再生時間 | 11時間 |
| 防水規格 | IPX5 |
7.5千円以上1万円未満
GLIDIC Sound Air TW-5100
先ほどと同じく日本のオーディオメーカー「カナルワークス」監修による独自のイヤホン形状です。また、イヤホンを着けたまま周囲の音を取り込む外音取り込み機能搭載や、イヤホンを探すTile機能も搭載しています。
| ドライバー | 6mmダイナミック型 |
| 対応コーデック | AAC・SBC・aptX |
| Bluetooth Version | 5.0 |
| 最大連続再生時間 | 8時間 |
| 防水規格 | IPX4 |
AUDIO-TECHNICA ATH-SQ1TW
マスタード、ピンクブラウン、ネイビーレッドなど充電ケースとあわせた全6色のカラフルなカラーリングでスクエア（四角い）な形状は、あまり他では見かけないおしゃれなデザインです。
ただし、対応コーデックがSBCのみ対応となっています。iPhoneならあまり気にする必要はないですが、Androidユーザーの方で高音質を求める方にはaptX対応機種を選択した方が良いかと思います。
| ドライバー | 5.8mm |
| 対応コーデック | SBC |
| Bluetooth Version | 5.0 |
| 最大連続再生時間 | 最大約6.5時間 |
| 防水規格 | IPX4 |
5千円以上7.5千円未満
SOUNDPEATS Truengine3SE
高音・低音を強調する二重のドライバーユニット（デュアルダイナミックドライバー技術）を搭載。異なる周波数の音声シグナルを別々のドライバーユニットに割り当て、高・中・低の三音域をバランスよく振り分けます。また、密閉感を高め、よりリズム感に溢れたサウンドを生み出しています。
| ドライバー | 6mmダイナミック型 |
| 対応コーデック | SBC・aptX |
| Bluetooth Version | 5.0 |
| 最大連続再生時間 | 6.5時間 |
| 防水規格 | IPX5 |
AG TWS07R
日本のオーディオブランドfinal監修。聴き疲れしやすい音質を抑え、低音から高音までバランスの良い自然なサウンドを鳴らしてくれます。また、耳の小さな方のことも考慮して、装着感に定評のあるfinalのイヤーピースTYPE EのSSサイズを同梱されていたり、皮脂が目立たないマット仕上げ本体と充電ケースなどは、日本メーカーならではの心配り。
| ドライバー | 不明 |
| 対応コーデック | SBC、AAC |
| Bluetooth Version | 5.0 |
| 最大連続再生時間 | ５時間 |
| 防水規格 | 不明 |
Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン(5千円未満)
SOUNDPEATS TrueAir2
AirPodsに近いスタイルの完全ワイヤレスイヤホンです。一番の特徴はなんと言ってもその価格。Amazon価格で3500円前後で販売しているので「とりあえず完全ワイヤレスイヤホンを買って使ってみたい」という希望は十二分にかなえることができます。
| ドライバー | 14.2mmドライバー |
| 対応コーデック | SBC、aptX |
| Bluetooth Version | 5.2 |
| 最大連続再生時間 | 不明（充電器併用で25時間） |
| 防水規格 | 不明 |
この１１製品をおすすめの理由
今回、紹介した11製品は、先日発表されたVGP2021で金賞を受賞している「専門家のお墨付き」の完全ワイヤレスイヤホンです。
「VGP」は、1987年にスタートした国内最大級を誇るオーディオビジュアル機器の総合アワードです。専門誌など多数のメディアで活躍する評論家10名からなるVGP審査員、毎日製品の品定めをしている全国の有力販売店が参加。
http://vgp.phileweb.com/vgp2021/about.html
複数の玄人がチェックしていますし、良い製品がなかったら金賞はない場合もあります。そんな中で金賞を受賞しているので、安心して買う事ができますね。