Nothing Headphone (1) Proは買い?Headphone (1)との違いは?ドライバー・音質・ノイキャン性能を徹底解説

Nothingから、ワイヤレスヘッドホンのフラグシップモデル「Headphone (1) Pro」が登場しました。

Nothingといえば、内部が見える透明感のあるデザインや、物理操作を重視した独特なプロダクトで注目されているブランドです。

そんなNothingが新たに投入したHeadphone (1) Proは、単純にHeadphone (1)の上位モデルを作っただけではありません。

最大の特徴となるのが、40mmダイナミックドライバー+プレシジョンダイナミックドライバー+xMEMSドライバーによる「トリプルドライバー構成」です。

さらに最大46dBのアクティブノイズキャンセリング、LDAC、USB-Cによる最大24bit/192kHz再生、空間オーディオ、Head Tracking、Flat EQなど、現在の高級ワイヤレスヘッドホンに求められる機能を幅広く搭載しています。

価格は64,800円。決して気軽に購入できる価格ではありませんが、「ワイヤレスでも音質には妥協したくない」「Nothingのデザインが好き」「自分好みに細かく音を調整したい」という人には非常に気になるモデルではないでしょうか。

この記事では、Nothing Headphone (1) Proのスペックや特徴、音質設計、ノイズキャンセリング性能、Headphone (1)との違いなどを詳しく解説します。

この記事のポイント

・Nothing最上位クラスのワイヤレスヘッドホン
・3基のドライバーを使ったトリプルドライバー構成
・最大46dBのアダプティブANC
・LDAC+ハイレゾワイヤレス対応
・USB-Cなら最大24bit/192kHz再生
・Metropolis Studiosと共同開発したFlat EQ
・最大68時間のロングバッテリー


目次

Nothing Headphone (1) Proとは?

Headphone (1) Proは、Nothingが2026年9月29日に発売したANC対応の密閉型Bluetoothヘッドホンです。

従来モデルのHeadphone (1)も音質やデザインにこだわったモデルでしたが、Headphone (1) Proではドライバー構成そのものが大きく変更されています。

Headphone (1)が40mmダイナミックドライバーを中心とした構成だったのに対して、Headphone (1) Proでは役割の異なる3種類のドライバーを組み合わせています。

さらに、ノイズキャンセリングや装着感、空間オーディオ、EQ機能なども強化。

「Nothingのデザインを楽しむヘッドホン」という位置付けから一歩踏み込み、音質を重視するユーザーにもアピールする本格的なフラグシップモデルになっています。

Nothing Headphone (1) Proのスペック

Nothing Headphone (1) Proのスペックは以下のとおりです。

 

製品名 Nothing Headphone (1) Pro
タイプ 密閉型ワイヤレスヘッドホン
メインドライバー 40mmダイナミックドライバー
プレシジョンドライバー 13×8mmダイナミックドライバー
高域ドライバー xMEMSドライバー
再生周波数帯域 20Hz〜40kHz
Bluetooth Bluetooth 6.1
コーデック AAC / SBC / LDAC、LC3(Broadcast Audio)
ANC リアルタイム・アダプティブANC
ANC性能 最大46dB
マイク 合計10基
USB-Cオーディオ 最大24bit/192kHz
AUX 最大24bit/96kHz
空間オーディオ 対応
ヘッドトラッキング 対応
マルチポイント 2台同時接続対応
バッテリー 最大68時間(AAC・ANCオフ)
ANCオン 最大30時間(AAC)
急速充電 5分充電で最大4時間再生(ANCオフ)
防塵防滴 IP52
重量 約327g
価格 64,800円

スペックを見るだけでも、一般的なBluetoothヘッドホンよりかなり音質面に力を入れていることが分かります。

特に注目したいのは、やはりトリプルドライバー、LDAC、24bit/192kHz USB-Cオーディオの3点です。

最大の特徴は「トリプルドライバー」

Headphone (1) Pro最大の特徴が、Nothingのヘッドホンとして初採用されたトリプルドライバーアーキテクチャーです。

一般的なワイヤレスヘッドホンでは、左右それぞれに1基ずつダイナミックドライバーを搭載する構成が主流です。

Headphone (1) Proでは、これを3種類に分割しています。

  • 40mmダイナミックドライバー
    低域から全体のベースとなる音を担当。
  • プレシジョンダイナミックドライバー
    ボーカルや中高域のディテールを補完。
  • xMEMSドライバー
    高域の繊細な表現を担当。

ひとつの大型ドライバーだけですべての帯域を再生するのではなく、得意な帯域を複数のドライバーで分担させる考え方です。

イヤホンではマルチドライバー構成は珍しくありませんが、ワイヤレスのオーバーイヤーヘッドホンで、さらにMEMSドライバーまで組み合わせている点はHeadphone (1) Proの大きな個性です。

40mmダイナミックドライバーが低域を担当

中心となるのは40mmダイナミックドライバーです。

Nothingによると、新しいデュアルマグネットシステムを採用し、Headphone (1)と比較して低域のパンチを15%、感度を26%向上させたとしています。

振動板にはPETドームと金属セラミックコーティングを採用。

低音をただ強くするのではなく、大音量時の歪みを抑えながら、力強い低域再生を狙った設計です。

ボーカルを担当するプレシジョンドライバー

2基目となるのが13×8mmのプレシジョンダイナミックドライバーです。

こちらにはPEN振動板が採用され、ボーカルの質感や細かな発音を表現する役割を担います。

特に「S」や「T」のような子音の細かなニュアンスまで再現することを狙った設計となっています。

ボーカル中心の楽曲やアコースティック音源をよく聴く人にとって、気になるポイントでしょう。

高域にはxMEMSドライバーを搭載

そして3基目がxMEMS製のMEMSドライバーです。

MEMSはシリコンを利用した非常に小さなドライバーで、一般的なダイナミックドライバーとは異なる方式で音を作り出します。

Headphone (1) Proでは高域側を担当し、素早いトランジェントレスポンスと、楽器の細かな質感の再現を狙っています。

Nothingによると、採用されているシリコン振動板はプラスチックに対して非常に高い剛性を持つとされています。

低域、中域、高域をそれぞれ得意なドライバーに担当させることで、低音の量感とボーカルの明瞭さ、高域の細かな表現を同時に狙っているわけです。

Headphone (1) Proの音質は?

ここで注意したいのは、本記事では実機を長期間試聴して評価しているわけではないという点です。

そのため「低音が絶対に素晴らしい」「この価格帯で最高」といった実聴を前提とする断定はできません。

ただし公開されている設計を見る限り、Headphone (1) Proが解像感と帯域ごとの表現力をかなり重視したヘッドホンであることは分かります。

40mmダイナミックドライバーだけで全帯域を鳴らすのではなく、中高域をプレシジョンドライバー、高域をxMEMSで補完するためです。

さらに再生周波数帯域は20Hz〜40kHz。

LDACとハイレゾワイヤレスにも対応しており、AndroidスマートフォンなどLDAC対応機器との組み合わせでは高音質なワイヤレス再生を楽しめます。

USB-Cなら最大24bit/192kHzのハイレゾ再生に対応

Headphone (1) ProはBluetoothだけのヘッドホンではありません。

USB-Cケーブルを使った有線デジタル接続にも対応しています。

しかもUSB-C接続では、最大24bit/192kHzのハイレゾ再生に対応。

Bluetoothの利便性を活かしながら、自宅ではPCや対応スマートフォンとUSB-C接続して、より高品位な音源を楽しむといった使い分けができます。

さらに3.5mmのアナログ接続にも対応しており、AUXでは最大24bit/96kHzのハイレゾオーディオに対応しています。

Bluetooth、USB-C、3.5mmの3種類を使い分けられるのは大きなメリットです。

普段はBluetoothで手軽に音楽を楽しみ、自宅のPCではUSB-C接続で高音質再生。こうした使い分けができるのはHeadphone (1) Proの魅力です。

Metropolis Studiosと共同開発した「Flat EQ」

Headphone (1) Proのもうひとつ面白い機能がFlat EQです。

この機能はロンドンのレコーディング/マスタリングスタジオ「Metropolis Studios」と協力して開発されています。

Headphone (1) ProにはFlat EQ専用の物理スイッチが用意されており、スイッチを切り替えることで通常のEQ設定からニュートラルな音質設定へ素早く変更できます。

音楽を楽しむときは自分好みのEQ。

楽曲本来のバランスを確認したいときはFlat EQ。

このように使い分けられるわけです。

DTMや動画編集などで音を確認したい人にとっても興味深い機能でしょう。

もちろん、本格的なスタジオモニターヘッドホンとまったく同じ用途を想定するものではありませんが、Bluetoothヘッドホンで「楽しむための音」と「ニュートラル寄りの音」を物理スイッチで切り替えられるのはユニークです。

EQを細かく調整できるのも魅力

Nothing XアプリではEQのカスタマイズにも対応しています。

簡単なEQ調整だけでなく、Advanced EQでは周波数ごとの細かな調整が可能です。

さらにHeadphone (1) Proでは、複数のドライバーを活かした調整にも対応。

「低音をもう少し強くしたい」「ボーカルを前に出したい」といった好みに合わせて、自分の音を作り込めます。

またPersonal Soundにも対応しており、ユーザーの聴こえ方に合わせたサウンドプロファイルを作成できます。

買った状態の音をそのまま聴くだけではなく、自分好みに調整して使いたい人との相性がよいヘッドホンと言えそうです。

5種類の空間オーディオを搭載

Headphone (1) ProはDynamic Spatial Audioにも対応しています。

用意されているモードは以下の5種類です。

  • Standard
  • Studio B by Metropolis Studios
  • Live House
  • Club
  • Concert Hall

単純に音を左右へ広げるだけではなく、それぞれ異なる空間をイメージしたサウンドを楽しめるのが特徴です。

さらにヘッドトラッキングにも対応。

頭の向きに応じて音の位置関係を変化させることで、より立体的なリスニング体験を狙っています。

音楽だけでなく、映画やライブ映像を楽しむ場合にも活用できそうです。

ノイキャンは最大46dB

通勤・通学や出張でワイヤレスヘッドホンを使うなら、音質と同じくらい重要なのがノイズキャンセリング性能です。

Headphone (1) Proでは、最大46dBのリアルタイム・アダプティブANCを搭載しています。

左右合計10基のマイクを搭載し、片側あたり3基のフィードフォワードマイクと2基のフィードバックマイクを使うハイブリッド方式です。

周囲の環境だけでなく、イヤーカップの装着状態なども分析しながらノイズキャンセリングを自動調整します。

電車や飛行機、カフェなど、環境が変化する場所で使うことを想定した仕様です。

「最大46dB」はNothingのラボ環境における理論上の最大値であり、実際の効果は環境や装着状態によって変化します。

物理的な遮音性も強化

ノイズキャンセリングは電子的なANCだけではありません。

Headphone (1) Proではイヤーパッド内部に8mmのシリコン製バッフルウォールを設けています。

さらに2層構造のクッションを組み合わせることで、外部の音が物理的に入り込むことも抑える設計です。

ANC性能だけを強くするのではなく、イヤーパッドそのものの遮音性も改善している点は評価したいポイントです。

外音取り込みモードにも対応

周囲の音を聞きたい場合にはTransparency Modeを利用できます。

駅のアナウンスを確認したいときや、ヘッドホンを装着したまま短時間会話したいときなどに便利です。

ノイズキャンセリングと外音取り込みを物理操作で切り替えられるため、スマートフォンを取り出す必要もありません。

物理操作が使いやすい

Nothingのヘッドホンの魅力のひとつが物理コントローラーです。

Headphone (1) Proでもタッチパネル中心ではなく、Roller、Paddle、Button、Switchを搭載しています。

Roller

ローラーを回すことで音量を変更。

押すと再生/一時停止、長押しするとANCとTransparency Modeを切り替えられます。

Paddle

左右に操作して曲送り・曲戻しが可能。

長押しによる早送り・巻き戻しや、電話への応答にも利用できます。

Button

スマートアシスタントなどの機能を割り当てられるカスタムボタンです。

Flat EQ Switch

そしてHeadphone (1) Proで新しく追加されたのがFlat EQ用スイッチです。

アプリを開かず、物理スイッチだけでFlat EQへ切り替えられるのがポイントです。

タッチセンサーは見た目がスマートな反面、手袋をしているときや歩きながら操作するときに誤操作することがあります。

その点、物理コントローラーを重視しているNothingの設計は実用性の面でもメリットがあります。

最大68時間のバッテリー

Headphone (1) Proのバッテリー容量は1060mAhです。

AAC使用時はANCオフで最大68時間、ANCオンでも最大30時間の音楽再生に対応します。

LDAC使用時ではANCオフ最大53時間、ANCオン最大28時間です。

LDACとANCを同時に使っても最大28時間となっているため、日常利用では十分なバッテリー性能と言えるでしょう。

さらに急速充電にも対応しています。

バッテリーが空の状態から5分間充電すると、ANCオフで最大4時間、ANCオンで最大2時間再生できます。

出かける直前にバッテリー切れに気づいた場合でも、短時間の充電である程度使えるのは便利です。

Bluetooth 6.1・LDAC・マルチポイント対応

BluetoothはBluetooth 6.1に対応しています。

対応コーデックはAAC、SBC、LDAC。

さらにBroadcast AudioではLC3を使用します。

2台の機器へ同時接続できるデュアルコネクションにも対応しているため、スマートフォンとPCを同時に接続するといった使い方も可能です。

仕事ではPCで動画や音楽を再生し、電話が来たらスマートフォンへ切り替えるといった使い方がしやすくなっています。

Auracastにも対応

Headphone (1) ProはAuracastにも対応しています。

Auracastは、ひとつの音源を複数の対応オーディオ機器へ配信できるBluetoothのBroadcast Audio機能です。

現時点では対応機器や利用シーンがまだ限定される場合がありますが、今後対応デバイスが増えれば活用の幅が広がる可能性があります。

装着感もHeadphone (1)から改善

高音質なヘッドホンでも、装着感が悪ければ長時間使用するのは難しくなります。

Headphone (1) Proでは装着感についても改良されています。

Nothingによると、Headphone (1)と比較してイヤークッションを50%柔らかくし、ヘッドバンドを10%幅広く、パッドを12%厚くしています。

さらに、メガネを装着した状態でもフィットしやすいように設計されているところもポイント!

本体重量は公式スペックで約327gです。

超軽量モデルとは言えませんが、アルミニウムやチタン合金を利用しながら重量とのバランスを取っています。

長時間のリスニングを考えている人は、重量の数字だけではなく、側圧やイヤーパッドとの相性も含めて確認したいところです。

Nothingらしいスケルトンデザイン

もちろんデザインもNothing Headphone (1) Proの大きな魅力です。

イヤーカップには内部構造が見える透明なウィンドウが設けられ、トリプルドライバー構造の一部を視覚的にも楽しめます。

ガラスには耐傷性を意識した9H Panda Glassを採用。

フレームにはアルミニウム、アーム部分にはチタン合金が使われています。

一般的な高級ヘッドホンはシンプルで落ち着いたデザインが多いですが、Headphone (1) Proはひと目でNothingだと分かるデザインです。

音質だけでなく、ガジェットとして所有する楽しさを重視する人には大きな魅力でしょう。

Headphone (1)とHeadphone (1) Proの違い

購入時に気になるのが、従来のHeadphone (1)との違いです。

 

Headphone (1) Pro Headphone (1)
ドライバー トリプルドライバー 40mmダイナミック
音響チューニング Metropolis Studios KEF
ANC 最大46dB・10マイク リアルタイムANC
LDAC 対応 対応
USB-C 最大24bit/192kHz 対応
Flat EQ 対応 -
空間オーディオ 5モード+ヘッドトラッキング 対応
最大再生時間 68時間 80時間
価格 64,800円 39,800円(通常価格)

単純なバッテリー性能だけならHeadphone (1)のほうが長く、最大80時間再生できます。

一方でProの大きな進化点は音質関連です。

トリプルドライバー、xMEMS、Flat EQ、24bit/192kHz USB-C再生、強化されたANCなど、音質とリスニング環境を重視するならProのほうが明確に上位の仕様です。

Headphone (1) Proのメリット

メリット

  • トリプルドライバーを採用
  • 高域用xMEMSドライバー搭載
  • LDAC対応
  • USB-Cで24bit/192kHz再生
  • 最大46dBのANC
  • Flat EQを物理スイッチで呼び出せる
  • EQを細かくカスタマイズできる
  • 空間オーディオ+ヘッドトラッキング対応
  • 物理コントローラーが充実
  • 最大68時間再生
  • Nothingらしい独創的なデザイン

特に大きなメリットは、ワイヤレスヘッドホンとしての利便性と、オーディオ機器としてのマニアックさを両立していることです。

LDACで手軽に聴くこともできれば、USB-CでPCと接続して24bit/192kHzの音源を楽しむこともできます。

さらにEQを細かく作り込み、必要になればFlat EQへ物理スイッチで切り替えることもできます。

「全部入り」に近いワイヤレスヘッドホンを探している人には魅力的ですね。

Headphone (1) Proのデメリット・注意点

逆に、注意したいポイントもあります。

  • 価格は64,800円と高価
  • 重量は約327g
  • Headphone (1)より最大再生時間は短い
  • すべての人がトリプルドライバーの恩恵を必要とするわけではない

一つずつポイントを紹介していきます。

64,800円は簡単に買える価格ではない

最大のハードルは価格でしょう。Headphone (1) Proの価格は64,800円です。

この価格帯になると、単純なBluetoothヘッドホンとして考えるのではなく、音質やANC、デザイン、接続方法などを総合的に判断する必要があります。

音楽はBGMとして聞ければ十分という人なら、もっと安価なモデルでも満足できる可能性があります。

軽量ヘッドホンではない

重量は約327g。大型のオーバーイヤーヘッドホンとして極端に重いわけではありませんが、200g台の軽量ヘッドホンと比べれば重量があります。

毎日何時間も装着する予定なら、重量とフィット感は購入前に意識しておきたいポイントです。

バッテリーはHeadphone (1)のほうが長い

意外なのがバッテリーです。Headphone (1) Proは最大68時間ですが、Headphone (1)は最大80時間。

Proだからすべてのスペックが上というわけではありません。

とにかくバッテリー持ちを優先したいのであれば、Headphone (1)も有力な選択肢になります。

Nothing Headphone (1) Proはどんな人におすすめ?

ここまでの特徴を踏まえると、Headphone (1) Proは単純に「ノイキャン付きBluetoothヘッドホンが欲しい」という人より、音質や機能を積極的に楽しみたい人に向いています。

こんな人におすすめ

  • ワイヤレスでも音質にこだわりたい
  • LDACで音楽を聴きたい
  • USB-C接続でも音楽を楽しみたい
  • xMEMSに興味がある
  • EQを自分で細かく調整したい
  • 強力なノイキャンが欲しい
  • 空間オーディオを楽しみたい
  • 物理ボタンで操作したい
  • Nothingのデザインが好き
  • 他人と被りにくい高級ヘッドホンが欲しい

逆にHeadphone (1)でも十分な人は?

すべての人がProを選ぶ必要はありません。

特に「音質にはこだわるけれど、トリプルドライバーやFlat EQまでは必要ない」という場合、Headphone (1)のほうがコストパフォーマンスは高く感じられるでしょう。

Headphone (1)もLDACやANC、USB-Cオーディオなどに対応しています。

さらに最大80時間という長時間バッテリーも魅力です。

価格と機能のバランスならHeadphone (1)、音質設計や最新機能まで追求するならHeadphone (1) Proという考え方で選ぶと分かりやすいでしょう。

Nothing Headphone (1) Proについてよくある質問

Headphone (1) ProはLDACに対応している?

対応しています。

対応コーデックはAAC、SBC、LDACで、ハイレゾワイヤレス認証も取得しています。

iPhoneでも使える?

iOS 13以降に対応しているため、iPhoneでも利用できます。

ただしiPhoneは一般的にLDACでのBluetooth再生には対応していないため、Bluetooth接続時はAndroid+LDACと条件が異なります。

有線接続できる?

可能です。

USB-Cと3.5mmオーディオケーブルによる接続に対応しています。

USB-Cでは最大24bit/192kHz、AUXでは最大24bit/96kHzのハイレゾオーディオに対応します。

ノイズキャンセリングは搭載されている?

リアルタイム・アダプティブANCを搭載しています。

最大ノイズキャンセリング性能は公称46dBで、合計10基のマイクを使用します。

外音取り込みは使える?

Transparency Modeに対応しています。

ヘッドホンを外さず周囲の音を確認したいときに利用できます。

マルチポイントには対応している?

2台のデバイスへの同時接続に対応しています。

スマートフォンとPCを併用する人には便利な機能です。

防水性能はある?

IP52の防塵防滴性能を備えています。

ただし完全防水ではないため、大量の水がかかる環境や水中で使用する製品ではありません。

Headphone (1)とどちらを選べばいい?

価格を抑えつつNothingのヘッドホンを楽しみたいならHeadphone (1)、トリプルドライバーやxMEMS、Flat EQ、強化されたANCなど音質関連の機能を重視するならHeadphone (1) Proが候補になります。

まとめ:Headphone (1) ProはNothingが音質に本気で取り組んだフラグシップ

Nothing Headphone (1) Proは、単純にHeadphone (1)を高級にしただけの製品ではありません。

最大の特徴は40mmダイナミック+プレシジョンダイナミック+xMEMSというトリプルドライバー構成です。

低域、中高域、高域を異なるドライバーで補い合うことで、従来のシングルドライバー構成とは異なるアプローチで高音質化を狙っています。

さらにLDAC、最大24bit/192kHzのUSB-Cオーディオ、最大46dBのANC、空間オーディオ、ヘッドトラッキング、Personal Sound、Flat EQなど、音質関連の機能はかなり充実しています。

特に面白いのがFlat EQです。自分好みのEQで音楽を楽しみながら、必要なときだけ物理スイッチひとつでニュートラルな設定へ変更できます。

Nothingらしい物理コントローラーやスケルトンデザインもしっかり継承されているため、スペックだけではなく「触って使う楽しさ」や「所有する楽しさ」も重視された製品と言えるでしょう。

一方、価格は64,800円。

Headphone (1)と比較すると大きな価格差があるため、単にNothingのワイヤレスヘッドホンが欲しいだけなら、Headphone (1)も十分魅力的です。

それでも、「Nothingのデザインが好きで、音質にもできるだけ妥協したくない」という人にとって、Headphone (1) Proは非常に興味深い選択肢です。

トリプルドライバーやxMEMSといった新しい技術に興味がある人、LDACとUSB-Cを使い分けて高音質再生を楽しみたい人もチェックしてみてください。

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