Bose Quietcomfort Ultra Earbudsの第2世代と第1世代の違いは?どっちがおすすめ?

Boseの完全ワイヤレスイヤホン「QuietComfort Ultra Earbuds」、今は第2世代が販売されていますが、そもそも第1世代と何が変わったのか?どちらを買うべきか?と迷っている方もいるのではないでしょうか?

見た目や製品名が似ているため、価格だけで決めてよいのか、新しいモデルにどれだけ価値があるのか、判断しにくいですよね。

この記事では、両世代の違いと共通点を整理し、使い方ごとのおすすめや買い替えの判断基準まで解説します。

情報確認日:2026年10月。製品の機能はソフトウェア更新で変わる場合があります。



第2世代と第1世代の違いを比較表で確認

まずは、購入判断に関わる主な項目を比べてみましょう。第2世代では新しい便利機能が増えていますが、音楽を楽しむための主要機能は第1世代から受け継がれています。

比較項目 第2世代 第1世代
CustomTune 対応 対応
イマーシブオーディオ 対応 対応
ActiveSense アウェアモードでの制御を改良 対応
通話 AIによるノイズ抑制を強化 アダプティブマイクシステム
ワイヤレス充電 付属ケースが対応 標準ケースは非対応。専用カバーで追加可能
タッチ操作の無効化 アプリから設定可能 第2世代で追加された改善点
ケースの電池残量表示 アプリで確認可能 第2世代で追加された改善点
マルチポイント 対応 ソフトウェア更新で対応
連続再生時間 最大6時間、イマーシブ使用時最大4時間 最大6時間、イマーシブ使用時最大4時間
イヤホンの防滴性能 IPX4 IPX4

注目したいのは、「第2世代だけがマルチポイント対応」「第2世代だけが空間的な音を楽しめる」という比較は正しくないことです。第1世代にもイマーシブオーディオがあり、マルチポイントも更新で追加されています。発売当初の記事だけを読むと、現在の機能を見落とすことがあります。

違い① ノイズキャンセリングは外音取り込み時の動作に注目

QuietComfortシリーズを検討するなら、ノイズキャンセリングは気になるポイントでしょう。

両世代とも、耳に合わせて音やノイズキャンセリングを調整するCustomTuneを採用しています。そのため、第1世代を選ぶと主要なノイキャン機能が使えなくなるわけではありません。

第2世代の特徴はActiveSenseの改良です。

これは周囲の音を取り込むアウェアモードで、大きな環境音が発生したときにノイズキャンセリングを適用する技術。第2世代では、騒音に応じて抑制を変える際の移行が滑らかになるよう改善されています。

例えば、外音を聞きながら音楽を楽しんでいるときに、近くでコーヒーミルが動いたり、大きな車の音がしたりする場面です。普段は周囲を把握したいけれど、突然の大きな音で音楽を邪魔されたくない。そうした使い方に関わる進化と考えるとわかりやすいでしょう。

電車ではクワイエットモードを使い、店内ではアウェアモードに切り替えるなど、外音取り込みをよく使う人ほど、第2世代の改善はおすすめポイント。逆に、ほぼ常にノイキャンを強く効かせて音楽を聴くなら、価格差とほかの機能も合わせて判断したいところです。

違い② 通話をよく使うなら第2世代

第2世代では、AIを活用したノイズ抑制によって通話時の音声収音が改善されています。

Boseは、風や周囲の会話といった背景音を抑えながら、話し手の声を明瞭に届けるための改良と説明しています。

ここで区別したいのが、自分に聞こえる騒音を減らすノイズキャンセリングと、相手に送る音声のノイズを減らす処理です。音楽を静かに聴けるイヤホンでも、通話相手に自分の声がどう届くかは別の問題。通話を重視するなら、音楽再生時のノイキャン評価だけで選ばないことが大切です。

仕事の電話が多い人、外出先でオンライン会議に参加する人、移動中に家族と話す人には、第2世代がおすすめ。聞き返されることが気になっているなら、充電方式や見た目よりも、通話処理の改善が重要な判断材料になるでしょう。

ただし、AI処理があっても周囲の音が完全に消えるわけではありません。強い風、通信状況、会議アプリ側の処理なども結果に影響します。仕事で使う場合は、購入後に普段使うスマートフォンやパソコンで通話し、相手側の聞こえ方を確認すると安心です。

音楽中心で、電話は月に数回程度という人なら、この改善に大きな金額を払う必要性は低くなるかもしれません。通話の頻度だけでなく、静かな自宅で話すのか、騒がしい外出先で話すのかまで考えると良いでしょう。

違い③ 第2世代はワイヤレス充電が標準対応

充電の違いはわかりやすく、第2世代の付属ケースはワイヤレス充電に対応しています。対応する充電器を用意すれば、ケーブルを毎回挿さずにケースを充電できます。

第1世代の標準ケースはワイヤレス充電に対応していませんが、対応するBoseのワイヤレス充電ケースカバーを使えば機能を追加できます。そのため、「第1世代ではワイヤレス充電が絶対にできない」と覚えるのは正確ではありません。

これから購入する場合は、第1世代の本体価格にカバー代を足して比較しましょう。本体だけなら安く見えても、欲しい機能を追加すると第2世代との金額差が縮まる可能性があります。アクセサリーの在庫や対応モデルも、注文前に確認しておきたい項目です。

すでに充電パッドを机やベッド脇に置いている人には、第2世代の手軽さが魅力です。帰宅したらケースを置く、朝になったら持ち出すという習慣に組み込みやすくなります。

充電器そのものは別売なので、本体を買うだけで充電パッドまで付いてくるわけではありません。

違い④ タッチ操作とケースの残量確認が便利に

第2世代では、Boseアプリからイヤホンのタッチコントロールを無効にできます。髪を耳にかける、イヤホンの位置を直すといった動作で、意図せず音楽が止まってしまう人には、実用的な改善です。

もちろん、無効にすればイヤホンを触って再生や音量を操作する便利さも使えなくなります。誤操作が少ない人は通常どおり使い、誤操作が気になる人は無効にする。自分の使い方に合わせて選べることに価値があります。

また、第2世代はケースのバッテリー残量もアプリで確認できます。イヤホン本体に電池が残っていても、ケースの充電が足りなければ、次に収納したときに十分充電できません。旅行や出張の前に、ケースも含めて準備したい人には役立つ機能です。

こうした違いは、短時間の試聴では目立ちにくいものです。しかし、イヤホンを毎日使うなら、誤操作への対策や残量確認のしやすさは繰り返し役立ちます。購入時は音質やノイキャンに加えて、日々の扱いやすさにも目を向けてみてください。

違い⑤ イヤーチップに耳垢対策のガードを追加

第2世代のイヤーチップには、耳垢の蓄積を防ぎ、汚れを取り除きやすくするためのガードが追加されています。Boseは、汚れによる音質への影響を防ぐための変更として紹介しています。

この変更は、お手入れが不要になるという意味ではありません。使い続ける以上、イヤーチップの状態は確認したいところです。

ただ、長く使うための細かな配慮として、第2世代を選ぶ理由のひとつになります。

装着感については、ガードがあるから必ず第2世代のほうが快適とはいえません。両世代ともイヤーチップとスタビリティバンドでフィットを調整する設計です。耳に入る部分の密着と、耳の中で本体を支える部分の安定を、それぞれ確認することが大切です。

音質の違いは?第1世代にも主要な機能がある

音質を重視する人に伝えたいのは、第1世代にもCustomTuneとイマーシブオーディオが搭載されていることです。

第2世代を買わないとBoseの特徴的なリスニング機能を楽しめない、という関係ではありません。

イマーシブオーディオは、音を立体的に感じられるように再現する機能です。両世代で利用できるので、この機能を試してみたいという理由だけなら、第1世代も購入候補になります。

試聴できるなら、普段聴く曲でボーカルの聞き取りやすさ、低音の好み、長時間聴けそうかを確認しましょう。比較する際は音量やイマーシブオーディオの設定もそろえると、設定の違いを製品の違いと取り違えにくくなります。

バッテリー時間とマルチポイントは大きな差ではない

連続再生時間は、両世代とも最大6時間。イマーシブオーディオ使用時は最大4時間です。第2世代になったからといって、イヤホン単体で聴ける時間が大幅に延びるわけではありません。

朝夕の通勤など、自分の使う時間と照らして判断しましょう。長い会議や移動で装着し続けるなら、途中でケースに戻せるかも考えたいところです。最大時間は一定の試験条件に基づく数値なので、通話を交えたり設定を変えたりした場合も同じ時間使えるとは限りません。

マルチポイントは、2台の機器に同時に接続しておける機能です。第1世代にも2024年7月の更新で追加されました。例えばスマートフォンとパソコンを使う人でも、この機能を理由に第1世代を除外する必要はありません。

なお、2台に接続できることと、2台からの音を同時に混ぜて聴けることは別です。第1世代の更新案内でも、2台の接続元に接続しながら、音声のストリーミングは1台から行うと説明されています。古い在庫を購入した場合は、アプリでソフトウェア更新を確認しましょう。

価格差で選ぶなら、どこを目安にすればいい?

購入時は、発売時の価格よりも、その時点で実際に支払う金額を比較することが重要です。セール、クーポン、ポイント還元、送料で条件が変わるため、世代だけでお得さは決まりません。

本記事の目安として、価格差が5,000円程度までなら第2世代をおすすめします。毎日使うなら、通話や充電、操作設定の改善を利用できる機会があるためです。ただし、これは機能の価値を金額に換算した公式基準ではなく、購入判断のための提案です。

差が5,000〜10,000円程度なら、使い方で判断しましょう。通話が多く、充電パッドも使いたいなら第2世代寄り。音楽中心で、ケーブル充電に不満がなければ、第1世代の安さが魅力になります。

差が10,000円以上あるなら、第1世代も十分にアリです。例えば第1世代が25,000円、第2世代が36,000円という仮の条件なら、差額は11,000円です。その金額を払って使いたい改善があるか、具体的に考えてみてください。

ただし、新品と中古品、保証が異なる商品を価格だけで比べるのは避けたいところです。特に中古イヤホンは電池の使用状況がわかりにくいため、新品の世代比較とは分けて判断しましょう。ワイヤレス充電用のカバーも買うなら、その費用を足して比べます。

第2世代がおすすめな人

第2世代を選びやすいのは、音楽だけでなく電話やオンライン会議にもよく使う人です。特に外出先で話す機会が多ければ、音声収音の改善を重視する理由があります。相手に声を届ける用途まで含めて選ぶなら、第2世代を優先したいところです。

外音取り込みを頻繁に使う人にも向いています。周囲の様子を把握しながら音楽を聴く時間が長いなら、ActiveSenseの改良は用途と結び付きます。いつもクワイエットモードで使う人より、アウェアモードを使う人のほうが、この違いを重視しやすいでしょう。

さらに、ワイヤレス充電を普段から使う人、タッチの誤操作が気になる人、ケースの残量をアプリで把握したい人も、第2世代がおすすめです。


第1世代がおすすめな人

第1世代が向いているのは、購入費用を抑えながら、CustomTuneやイマーシブオーディオを楽しみたい人です。通話をほとんど使わず、充電もUSB-Cで問題ないなら、第2世代の改善のうち、自分に必要なものは少なくなるでしょう。

大きな値引きがあり、保証や販売店の条件にも納得できるなら、第1世代は十分に検討する価値があります。安くなっている理由が旧世代だからなのか、中古品だからなのか、付属品が不足しているからなのかも確認してください。

「旧型だから音楽を楽しむには不十分」と考える必要はありません。

ただし、少ししか安くないのに第1世代を選ぶと、あとから充電や通話の改善が欲しくなる可能性があります。欲しい機能を整理してから、差額に見合うか判断するのがおすすめです。


第1世代から第2世代へ買い替えるべき?

すでに第1世代を使っていて、音、装着感、通話に不満がなければ、急いで買い替える必要はありません。主要なリスニング機能と連続再生時間には共通点があり、世代が変わったことだけで交換する理由は薄いからです。

反対に、通話相手から聞き返されることが多い、タッチ操作でよく音楽が止まる、ワイヤレス充電を使いたいといった不満があるなら、第2世代を検討しやすくなります。新機能の数を数えるより、現在困っていることへの対策になるかを見てください。

ワイヤレス充電だけが目的なら、第1世代用カバーの価格と買い替え費用を比較する方法もあります。

また、マルチポイントが使えないと感じている場合は、購入し直す前に更新状態を確認しましょう。

購入前によくある疑問

QuietComfort Earbuds IIは第1世代と同じ?

同じではありません。この記事でいう第1世代は、製品名が「QuietComfort Ultra Earbuds」のモデルです。「QuietComfort Earbuds II」は別モデルなので、販売ページでUltraの表記と世代を確認してください。似た名前のヘッドホンやUltra Open Earbudsとの混同にも注意しましょう。

iPhoneでも第2世代を選ぶ意味はある?

あります。通話の改良、付属ケースのワイヤレス充電、タッチ操作の無効化は、Android向けの高音質コーデックだけに依存した購入理由ではありません。iPhoneを使う場合も、実際に必要な機能と価格差で選べます。

運動用として使える?

両世代のイヤホンはIPX4の防滴仕様です。ただし、水に沈めて使うための性能ではありません。運動中の安定感は耳との相性で変わるため、スタビリティバンドを調整し、動いてもずれにくいか確かめましょう。

購入する前に何を確認すればいい?

製品名と世代、新品か中古か、販売店と保証、送料込みの支払額を確認します。ポイント還元も、実際に利用する予定があるかまで考えると比較しやすくなります。試聴や返品条件を確認できる販売店なら、耳への相性が心配な場合も選びやすいでしょう。

まとめ:価格差が小さければ第2世代、大きく安いなら第1世代

Bose QuietComfort Ultra Earbudsの第2世代は、通話、ActiveSense、標準のワイヤレス充電、操作や残量確認といった部分を改善したモデルです。これから購入し、価格差も小さいなら、第2世代をおすすめします。

一方、第1世代にもCustomTune、イマーシブオーディオ、更新後のマルチポイントがあります。音楽中心に使い、新品を大幅に安く買えるなら、第1世代も魅力的です。

選ぶときは、音楽以外にどれだけ通話をするか、外音取り込みを使うか、ワイヤレス充電が必要かを考えてみてください。

自分が使う改善点に価格差を払う価値があるかを基準にすれば、どちらを選んでも納得しやすくなるでしょう。




広告